ダウン

火曜の夕方から喉が痛いといいだしたchiee。

水曜の午後には熱が38度を超え、夜診へ。

※大阪のクリニックでは、午後診がなく夕方5-6時から夜診になります。初めて大阪に来たとき、カルチャーショックでした。


chieeは割と元気で、受診にはどうぶつの森の分厚い攻略本を持って行って、待ってる間ずっと読んでました。

診断を受けるとインフルエンザB型とのこと。

リレンザを初めて出してもらいました。

診察が終わって帰っておうどん食べようね、と言うと

「うん…リレンザの練習になるしね」

38度を超える熱があるにもかかわらず、薬剤師さんがおうどんを食べる時の様にね、と言われたのを忠実に実行するべく、心はすっかり食べ物へ。

吐き下しがないのが熱があっても子どもが元気でいられる指標なのかもしれません。

その日の夜には私も熱が出てきて、chieeは深夜には40度まで熱が上がり、初めて解熱剤を使用。

数日ふたりでぐーたらして本を読んだりして過ごしました。

私はやることはそれなりにあるのだけれど、試験が終わって差し迫って追われるものがひとつなくなって、本当に何もせずにいました。

chieeはもう何度か読んだ「ホームレス中学生」の小説版を読み返し、私はその横で「ホームレス中学生」のマンガ版を読んでいました（ああ～活字が遠い私…）

明日はちょっとは動いて部屋を片付けなきゃ。

みなさんも風邪＆インフルエンザにお気をつけて。

USJ

午後からUSJへ行く。

「今日は日曜だから、いっぱい並ばないといけないの覚悟してね」

と前もって念を押しておく。

防寒は万全だったはずなのに、海沿いなのでめちゃくちゃ寒かった。

入ったのは２時過ぎ。今日は６時までなので、せいぜい３つくらいかなと思ったが、タイミングがよかったのか、５つのアトラクションに入ることができた。

この１年で５回くらい行っただろうか。

子どものおかげで、年齢の割にはエンジョイしてる私です。

さあ明日から気合いを入れて頑張らねば。

Yes, we can！

試験は昼からだったので、ギリギリまでネットの問題をやったりしてあがいてた。

それにしても会場はすごい人。

精神だけは全国で7カ所、近畿圏では大阪でしかないので、遠くの人は大変だろうなあと思う。

今年は会場が大学じゃなかったのと半日だったので気持ち的には楽だった。

まあそれに、今は合否と仕事や生活は直接関係ないので、ダメならまた来年があるさ、今の職場は幸いにも、身近で学ぶ機会も多いし、と結構お気楽だったりする。

でもとりあえず解放されて、ほっとするというか、今回はすごーく肩の荷が下りた気がした。



帰ってきてchieeとコインゲームをしに行くことになった。

「あ～終わった終わった」

と何度も繰り返していると、

「試験てやだよね」

とchieeが自転車の後ろで労を労ってくれた。

「うん、やだけどね、勉強ができるって幸せなんだよ。世界には勉強したくてもできない人もたくさんいるし、ましてやおかあさんの歳で勉強できるって本当に幸せなことなんだよ」

「うん、そだね」



ゲームセンターに行くと人が多くてchieeは自分のやりたいのができない。

少し時間をずらして行くと、やっとお目当てのゲームができた…

のはいいんだけど、今度はchieeがいつまで経っても終わってくれない。

「ねえ。早く帰ってご飯食べようよ。宿題終えないと明日ＵＳＪに行けないよ」

明日は現在持ってるパスポートの最終日なのだ。

「うん、わかってるよ。帰ったら宿題するよ」

「この分じゃ無理と思うけど…」

「いいえ！私はやるときはやるのよ！

　　　　…そう！ Yes, we can! なんだから!」

「はあ…」

あんたって、応用利くね…



さあて、終わったら終わったで、やることは山積みなのだ。

お守り

試験前日というのに、今日は授業参観。

仕事を休めたからいっか。。。

もう今さら何をしても憶えられない。

記憶力の限界。

chieeが後ろから話しかけてくる。

うるさい。

「あと１日だから辛抱して。ダメだったら来年も同じ状況だけど…？」

「あ…でも、DSのソフトが…ほら糖尿病の…あれ、見つからないの…」

ぬぅあぁにぃ～！

クールポコになってしまったじゃないか。

「ホントにあんたって…勉強の邪魔はするし、ものはなくすし…」

イライラ気味の私がそう言うと、

「…イタイところを。」

あ～！またその2年生らしくない言い回しに腹が立つー！

しばらくすると、

「おかあさん、これ…」

裏紙で作ったお守りをくれた。

やさしいコだねえ～（うるうる）



今日の授業参観の後、懇談があって10人くらいで子どもたちの様子を話し合った。

いろんな話を聞いているとみんな個性的で面白い。

実は、先生が先日結婚されて、結婚式に子どもたちから贈られたビデオレターを見せてもらった。

グループでお祝いのメッセージを伝え、その後みんなで歌を歌っていた。

5分くらいのビデオだったけど何となく感動してしまった。

先生もこの計画が秘密裏に進んでることを知らなかったそうで、見た時は号泣だったらしい。

人生のうちで、自分が結婚するときのクラスは、たったひとつこの子どもたちだけだもの。

先生も、子どもたちも、いい記念になりましたね。

先生、おめでとうございました。



さあ、明日に備えて寝ましょう。

鋭い指摘

この前、滅多に着ないヒョウ柄のタンクトップを着ていたら、

少しして、

「ねえ、おかあさん。さっき大阪のおばちゃん柄の服着てなかった？」

「はいはいはい。そーですよ。着てましたよ。イヤな予感したんだ」

何となくジーッと見てたもんな。



さっき晩ご飯の時、夕刊を読んでたら、

「おかあさん。オバマさんが大統領になるってことは、明日からブッシュさんは、前大統領ってことだよね」

よくわかってらっしゃる。

定額給付金

さっきのエントリーを書いていたときのこと。

「chieeちゃん、何給付金だったっけ？おかあさんど忘れしちゃった」

「え？定額給付金だけど？」

「ありがと…」

役に立つヤツだ。

「格差社会と生活保護」

今日は社会福祉士会の研修に参加。

講師は自治体の管理職で社会福祉士会員という方だった。

一般の行政職で入職し、現場で経験を積んでから社会福祉を学んだとのこと。

現職でいながら、ソーシャルワーカーとしての視点を持ち、ホームレス支援などもしているということだったので、とても珍しいスタンスの方ではないかと思う。

現場を熟知し、かつ、社会福祉専門職としてのお話は、メリットもデメリットも問題点も十分に理解していて、非常にわかりやすい有意義なお話が聞けた。

社会福祉は自分がどういう立場にいるかで、視点も変わるので、一般のソーシャルワーカーは生活保護の現実を知るべきだし、一方、生活保護の現場の職員もソーシャルワークや福祉を理解することは必要だと思う。

そういう意味では、最近は福祉専門職を採用するようになったことや、こうした視点の人が行政組織の中にも増えることはとても意義深いことだと感じる。

このところ、ホームレス、ネットカフェ難民、そして派遣切りなどの問題から生活保護に関するニュースがとても増えている。

しかし、根深い問題の本質は、貧困対策としての生活保護適用だけに焦点を当てても何も解決しないと思う。

生活保護制度は戦後の混乱期に制度ができてから、ほとんど法律が変わっていない。

社会の状況がこれだけ変わり、対象者の需要も意識も変わってきている。

不正受給と濫給、いずれにおいても行政に批判が集まるが、これらを同時に解決して行くには非常に難しい問題がある。

何よりその財源が、国家や自治体の予算の中でどれだけを占めているかをほとんどの人は知らない。

講師は、たとえば母子家庭の場合、経済支援より（現物給付的な）子育て支援策を充実すべきだと何度もおっしゃった。

それは生活保護世帯に限ったことではなく、社会で子どもを育てていくという視点はとても大事だと思う。

政策は理想論ばかりで空回りしていることが多い。

今焦点になっている、「定額給付金」にしたって、なぜ政府は止める勇気を持たないんだろう。

根拠があまりに短絡過ぎる気がする。



私は母子家庭で育ったけれど、母は本当によく働き、母親としても家事や育児を放置したりしなかった。

でも学歴もなく、安定した仕事にはなかなかつけず、今はわずかの年金で細々と暮らしている。

社会資源もない時代、社会はみな貧しかったかもしれないが、私は卑屈になることはなかったし、母の働く背中を見ることで、私は母や社会に育てられたと思う。

母の世代の人は本当に偉いと改めて思う。

現代においては制度の見直しだけでなく、意識改革も必要になってきていると思う。

就労意欲を持たせ、社会生活や対人関係を構築していくことも含め、最近取り組みが始まった自立支援プログラムがうまく機能することを願う。

言い換え

chieeがテレビを見ていた。

「大阪の主婦に聞きました…夫にやめてほしいことは…？」

というアンケートクイズが出て

「おかーさーん。大阪の主婦に聞きました、だって！」

とわざわざ言いに来た。

「おかあさんは、大阪の主婦じゃないもん！（正確には大阪のおばちゃんじゃないっていう意味）」

と言ったら

「じゃ、大阪ざいじゅうの主婦ってことで」

と言い換えた。

chieeは、小さい頃から熟語が好きで、よく周りの人も驚くような表現をする。

でもよくよく考えると、子どもの言葉づかいとしてはかわいげないかも…

不安…

3時過ぎ、スーパーから出てきたら、子どもたちの下校の列が。

え？

確か4時頃って聞いてたのに…

急いで家に戻る。

でもやっぱり、4時帰宅だった。
（いわゆる道草って言うの？）

宿題を終えて、wiiを始めた。

感心なのは、wiiを買ってから、「止めなさい」と言ったことがない…そう、言う前に時間を守って止めるようになった。

ちゃんとルールを守らないと、翌日帰ってきたらwiiはないよ！と言ったのが効を奏したらしい。

さてさて、さっき

「ねえねえ！おかあさん！

今日ねえ！

みんなに聞いたり、話したり、ラジバンダリ…

あ、それは横に置いておいて、○○ちゃんも持ってるらしいよ。

△△ちゃんもだって」

それはお笑いのサガなんだろかね。

将来が不安。

「その応用力を…」

「勉強に活かしてって？」

よくわかってんじゃん。

三連休

うだうだと三連休を過ごした。

chieeは宿題とwiiとよつばや…ああ、あのあとよつばやはコンビニよつばに代わり、私は何度もつきあわされた。

あーやれやれ。

私は、年末に片づけられなかった家のそうじを勉強の合間に。

しかしどっちが合間だったかわかりゃしない。



土曜、古い書類を整理していたら、おおー！昔のNOTESの手書き原稿が…

しかも難波先生のものが…！

あ、脳死移植を受けた患者さんのものも…

FAX送信用紙まである。

そっかー。

この頃はアナログだったんだねえ。



昨日は堀川戎の残り福に。

そこから大阪まで歩いて、ご飯を食べて、ヨドバシカメラへ寄って帰ってきました。



今日もうだうだ。

夕方のニュースで「ワタナベ氏が…」と聞こえてきたと思ったら、chieeがニュースより前に

「はいはい、離党でしょ？わかってますよ」

と。

「え？なんで知ってんの？」

「だってさっきパソコンしてたら、ヤホーのニュースにあったもん」

ヤホーですか！

この数行に、あんたがどれだけ世の中のニュースや情報に精通しているかが詰まってるよ。

テレビの見過ぎっていう説もあるが…



精神保健の制度は近年めまぐるしく変遷しているため、頭の中に全然入らず。

障害者自立支援法の絡みで、さらにややこしくなってしまった。

ホンマにどうなることやら。

財布

財布を買おうかな…と言ったら、

「これどお？大阪のおばちゃん柄…」

と勧められた。

別のとこ見てたら、向こうから叫ぶ。

「おかーさーん！いい物件見つけたわよー！」

家じゃあるまいし。

あんたとおるとき、財布は買わん。

ちょっと違う…

諸事情により、全然勉強がはかどってない。

今日は仕事が休みなので、集中してやろうと思っていたが、冬休み最終日のchieeが、【よつばや】というお店を開店して、買いにこいとうるさいし、横でお菓子をぼりぼり食べながらパソコンするので集中できない。

人を共犯にしようと思ったのか、ハイチュウを私の前に置いた。

「おかあさんは、ハイチュウ要らないけど…？」

chieeから返ってきた一言。

「いや…景気付けにどうかと思って…」

景気づけって…酒のみみたいだ。

アメちゃん

大阪では「アメ」は「アメちゃん」と敬意を払う。

大阪のおばちゃんはアメちゃんを後生大事にカバンに入れている。

先日、chieeとふたりでアメちゃんを買いに行った。

chieeのチョイスは「パインアメ」

そのオーソドックスなチョイスが、あんたの未来を…



「あ」

「どしたの？」

「なめてたアメちゃん、落としちゃった」

「あーあー仕方ないね」

「実は…予備持ってるんです。しかも２コ！！」

よ…よび。

その表現が…

明日の大阪のおばちゃんは、ポケットに予備のアメをしっかりと忍ばせていたのであった。

コアラのマーチ

「おかーさん。コアラのマーチ、もう3つしかないから、全部食べてもいい？」

「じゃあ、ひとつだけおかあさんにちょうだい」


チッ



「何？今の？今、『チッ』って言わなかった？」

「え…？」

「今、『チッ』って言ったよね？ね？」

「あ、あのー」

舌打ちするなんて、なんて生意気。

憶えてろー

年末年始

29日は仕事納めでしたが、急遽、昼から休みを取って大阪を離れました。

年が明けて、帰ってきました。

今年は、大掃除もおせちもお参りもなし、年越しそばとお雑煮だけはいただきました。

お正月らしくないお正月でしたが、心に残る年末年始でした。

人との出逢いとか、縁とか、やさしさとか、思いやりとか、やりきれない思いとか、いろんな思いをかみしめました。

久しぶりに会ったいとこたち。

おじさん、おばさん。

そしてともだち。

どれをとっても、楽しい時間だったなあ～。

chieeは、全然関係ないのに、巻き込まれてしまって災難でした。

でも楽しそうに仕切ってたけどね（笑）

急なことで、年賀状は明日の投函です。



さあ！明日から仕事だー！