お風呂屋さんで

この前、お風呂屋さんへ行ったときのこと。

「おかあさん…水風呂入っていい？」

「あーだめだめ。死んじゃうよ」

「そしたら足だけ…」

足だけつけてると思ったら、膝まで浸かってる。

「体洗ってね」

と言うとひとりで洗い始めた。

後ろで見ていると…

洗い終わったと思ったら、洗面器に水を溜めては足にかけてる。

…と思ったらひざ、太もも、腰…どんどん上がってきてるじゃないか！

それ水だよね…？

たぶん…

とうとう肩からかけてる！

修行のようにじゃんじゃんかけてる。

「chieeちゃん。冷たくないの？」

後ろから声をかけた。

「冷たいけど気持ちいい」

おかあさんにはあんたがわからんよ。

あんたって…

11月いっぱいで仕事を変わるので、やらなければならないことがいっぱい。

今日は受診にも行かなければならなかったので、昨日やることをリストアップしていた。

【預金通帳】【年金】【写真】【買い物】【○○さんにメール】【○○の書類】などなど…

chieeはそれを見て、ひとつひとつ歌にして歌っていた。ホンマに適当に。

でも何が驚いたって【年金】のところで…。

「♪ねんきん、ねんきん、ねんねんきん、65歳になったらもらえるのかな～♪」

…。

あんたって何者？

かよちゃん、おめでとう！

かよちゃん、結婚おめでとう！

本当に私はうれしかったよ。

京都のフォーラムで出逢った人はたくさんいて、いつも思い出すけれど、かよちゃんはずっと傍にいたので格別です。

壁を背にしてポツンと立っていたかよちゃんを思い出すよ。

私もかよちゃんも福岡から大阪に来なかったら、みんなとも黒田先生ともDMVOXとも出逢っていなかったよね。

私はchieeと出逢えていなかった…

いろんな偶然と縁があって今があると思います。

でもね、

ある人の言葉にこういうのがあって、

人は出逢いたい人には必ず出逢えるって。そしてその【縁】はいつも自分の目の前にあるって。けれども自分自身に感じる心がなければ【縁】は生じない、って。

どんな偶然もどんな縁も、やっぱりかよちゃんがかよちゃんの心で得たものだと思います。

BOOKとの出逢いもそうだね。

たくさん話をして、たくさん笑って、たのしい家庭を築いて下さい。

お互いがいつも思いやれるやさしい家庭を築いて下さい。

そして温かい家庭を築いてくださいね。

これからどんな壁にぶつかっても、ふたりで力を合わせて、多くの人の支えで乗り越えて、今以上に幸せになってください。



かよちゃん、BOOK、本当に結婚おめでとう。

いただきもの

この土日はバタバタしていましたが、たくさんの人に会いました。
…で、なんだかいろいろいただきました。



沙織（父）さんから、キティちゃんのポーチをいただきました。（催促したという説も…）
父さんへ；ありがとうございます。
もっちー…いえ、小児科の望月先生が患者さんにあげたいと言われたので、残ったひとつを差し上げました。
患者さんには持ち歩きなさいと言ってるので、と言われてましたが、確かにきっかけづくりにはいいですね。



世界糖尿病デーのシンボルバッジです。
某方から誕生日プレゼントにいただきました。（催促したという説も…）
糖尿病専門医の先生がよく背広の胸につけておられます。
私もうれしがり（これ関西的表現です）でつけてたら、何人もの患者さんに『それ何？』と言われました。もっと啓発しないと！（自慢できない）



ポンプのキーホルダーです。学会会場の日本メドトロニックのブースでいただきました。『今からユーザーにたくさん会うので』と言ったら8コくらいくれました。
ミニメドのユーザーに配ると『私のとちょっと違う…』と。
ひとりだけ、『ボクのと一緒や』と言ったのは…黒田先生でした（笑）←よっ！アメリカ帰り！

残1コです。私が持っていても意味ないので、ユーザーでご希望の方、お申し出ください（私に会える人に限る）

他にも杉の子会の会長さん（是非一緒にラグビー観に行きましょう！）や久留米から来られた先生にもお菓子をいただいたのですが…

お菓子は食べてしまったのでアップできません^^;あしからず。

みなさま、本当にありがとうございます。



沙織（父）さんに、お礼にと言っては何ですが



これは日本IDDMネットワークが作成した【1型糖尿病お役立ちマニュアル－災害対応編】です。

日本人は危機管理意識が高いとはいえません。でもインスリンの供給は生命に関わることなので、こうした資料には一見の価値があると思いますし、持っているに越したことはないと思います。

この前に2冊出ていますが、どれも1型DM情報が網羅され、大変よくできています。

入手希望の方は
おやじの補食ブログ
または
日本IDDMネットワーク
をご覧下さい。



あ、もうひとつ、今川彰久先生から3月のDMVOXのお題をいただきました。
久しぶりに劇症1型のお話をしていただきます。
…でも劇症のお話というよりも1型糖尿病の多様性を多くの方にわかっていただけたらと思います。

みなさま本当にありがとうございます。

コメンテーター

昨日、大阪で変な事件がありましたね。

裸の男が包丁を持って郵便局強盗、追跡した一般人を刺して、地下鉄に乗り込んで人質に…

今日は、取り押さえる瞬間が撮影された携帯の動画がニュースで流れてました。

ホームレスで、年を越すのに不安だったとのくだりで、chieeが一言。

「包丁買うお金があるんやったら、食べ物買わな！なあ～」

と私たちに同意を求めました。

「そ…そやね…^^;　あんたって…しっかりしてるね」

「だってそうやろ…？」

「そです」

たじたじ。

脳内メーカー

クリスマスプレゼントの折衝が始まった。

トイザらスの冊子状のチラシをめくってみると…

リカちゃんのページに○がついてる。

もらう日、もらう人のマークが…

売り出し広告に○をするおばちゃんと一緒やん…

もう少しめくってみると…

ヒーリーズ（靴の底にローラーがついてるやつ）に○

サンタさんへの手紙まで書いていた。

翌日もずっと交渉が続く。

ローラーシューズの話をするので

「危ないからダメ」

と言うと、サンタさんへの手紙を書き直していた。

－－－－－－－－－－－－－
サンタさんへ
お母さんがヒーリーズをサンタさんにかってもらうのをはんたいしました。
サンタさんはどっちでしょうか。
もしだめであればリカちゃんのともだちのいづみちゃんをおねがいします。
できるだけヒーリーズにしてください。
chiee
－－－－－－－－－－－－－

どんなんやねん…

chieeはしつこい。

しばらくすると、写真の紙を持ってきた。

「私の頭の中は今こんなんやねん」

てるてるぼうずと脳内メーカー。

頭の中はローラーシューズでいっぱい。

でもその中にひとつ【金】ってあるのがミソ。

一堂大爆笑。

感想

あるお菓子を食べて言った一言。

「おいしくないわけじゃないけど、やみつきになるほどじゃない」

や…やみつき。

あんたって表現力あるけど7歳でやみつきになるものって……？(^_^;)

ヤング公開スクール大阪’０７（追記・訂正あり）

今日はニコール・ジョンソンさんの講演、患者さんの体験談、大阪市大小児科の川村智行先生の講演というプログラムでした。

総合司会は和栗先生でした。今日は、DMVOXでも活躍する3人の1型ドクターが登壇して進行や座長を担当されました。



最初のニコールさんのお話では、黒田先生が通訳を兼ねて座長をされました。

会話はスムーズに話されているのに、通訳となると苦心されていて、大変なんだなあと思いながら見ていました。

後で黒田先生は、通訳…特に和訳（英語を日本語に訳す）は思ったより難しいとおっしゃっていました。

ニコールさんは、おかあさんになったからなのか、数年前に来られたときより柔らかくなった印象を受けました。

エバちゃんはとてもかわいかったですね（すぐ後ろに座っていたので何度も手を振りました）。



体験談を話した患者さんには、今日は久しぶりにお会いました。

今は栄養士・糖尿病療養指導士としても活躍している彼女ですが、最初に受けた医療の印象は、一生トラウマになるんだと、彼女の話を聴いているとそんなことを感じました。



川村先生は前日も学会会場で挨拶だけ交わしたのですが、会場に入って来られたときに、

「やっと先生のカーボカウントのお話が聞けますね」

と言うと開口一番、

「でも、なかなか広まらないんだよなあ」

とおっしゃいました。

その後、講演後の質疑応答の中でも、バッシングに遭うとおっしゃっていました。

欧米では2型でさえも最初にカーボカウントの指導があるそうですが、世間はメタボ撲滅！が合い言葉になっているので、仕方のないところもあるのかもしれません。

でもやはり、血糖コントロールはカーボカウント、体重コントロールはカロリーカウント（その人に見合った）だということをきちんと切り分けて考えるべきだと、糖尿病医療に携わる人すべてに理解して欲しいです。

メタボの話は患者に向かったメッセージではなく、患者も含めた社会全体への啓発であるということも然りです。



さて、
先生が『カロリーは考えなくていい』と極論的な表現をされる理由はそれに対する反発もあるとおっしゃっていましたが、川村先生は勇気ある熱血漢なので、その思いの中に、食事制限によって子どもの心を壊したくない、という思いが強いからではないかと思います。

昨日の学会でも先生が座長をされたワークショップで、内科医との摩擦を感じるようなやりとりがあったと伺いました。

それはある意味たくさんの小児の患者さんを診てきた川村先生にしか解らない思い
なのかもしれません。

何より、大阪市大は寛容の中に【自立】を重視したサポートを行っていると思います。それは講演内容からも感じ取ることができましたし（キャンプには親は同行しませんし）、様々な取り組みが行われています。

今日は、『かんたんカーボカウント』に対する反響、感想を踏まえて、本の中で最も言いたいことをよりわかりやすく、というようなことをおっしゃっていました。

一応基本的なことを話されましたが、もっとも言いたかったことは、難しいことは考えなくてもいいから、マイナス面、他の影響する要素を踏まえた上で、勘でカーボカウントによるコントロールができるようになりなさい、ということだったと思います。

影響する要素とは、3食のうちいつの食事であるかだとか、インスリンの残存効果とか、直接影響がないとされる脂肪やタンパク質の影響などです。

確かに、食後の高血糖が過剰なインスリン分泌（または投与）につながり肥満を助長する場合もあります。

妊婦の分割食はカーボカウント的な考え方なのだなあと思います。



帰りに数人の先生と軽い食事をして帰りました。

黒田先生は、この数日は大役やイレギュラーな毎日が続いてお疲れでした。

南森町で別れましたが、無事に戻って爆睡できたかな…

和栗先生も学会のお世話、発表、座長、そしてヤングの総合司会と続き、大変だったですね。

加藤先生も前日は学会－結婚式から大学に戻って実験だって言ってましたしね。



みなさん、本当にお疲れさまでした。

野口健

野口健の番組があった。

家での様子が流れていて、小さな娘さんに『おとうさんのお仕事は？』と聞くと、

「ゴミ拾い」

と答えた。

笑っていると横でchieeが

「なんでやねん！登山家やのに」

ほお～

野口健も知ってるんだ…



今、向こうで宿題の日記を書いている（何で今ごろ？）。

タイトルは…

【休日は父子家庭】

らしい…

２日間、留守しただけなのに…とつぶやいたら、

「土日は結構そうやん？」

と言われてしまった…orz

そうかな…？

最近、連れて行かないから根に持ってるのかな…

幸せな一日

昨日は糖尿病・妊娠学会場へ赴き、飯田さんにひっついていたのが幸いして、なーんと！大森安恵先生に初めてお目にかかることができました。

私も少しだけお話ができ感激の一瞬。

私も最初に出会った情報が大森先生が書かれたものなので、飯田さんほどではないけれど、私の糖尿病医療もchieeの存在もこの先生からスタートしているといっても過言ではないのです。

久しぶりに、髪型が変わってどこかフェミニンになった南先生ともお会いすることができたし、田中先生とも打ち合わせを兼ねてお会いし、いろいろお話をすることができ、和栗先生も含め、なぜか今日お会いした先生はみなかわいい女性の先生ばかりでした。

なーんだか、すでに幸せな気分に浸って、飯田さんとエスコート上手な？加藤先生と一緒に結婚式二次会場に向かいました。

続きはまた。

今からヤング公開スクールに行ってきまーす！

今日は糖尿病・妊娠学会

今日、明日と糖尿病・妊娠学会が大阪で開催されています。

既に終わりましたが、今日は私の主治医の講演もあったようで、うちの先生が妊娠に関するテーマでお話しするのは私にはちょっと新鮮で、とても聴いてみたかったです。

この学会はたとえ参加費を払っても、患者は参加できないと数年前に奈良での開催時に言われました。

でも皮肉にも、明日のプログラムにあるワークショップのテーマは『糖尿病女性の妊娠前管理に向けて－キャンプ・患者会の取り組み－』で、DMVOXの紹介もあります。

私は確かに出産経験者ですが、特に患者としてだけでなく（体験談ではなく）、医療情報も含めた情報提供をずっと行ってきていて、それでもそうした実績よりも【立場】だけで参加の可否を判断されるのは本当は残念なことで、医療はまだまだ閉鎖的な一面があるのです。

ある意味、糖尿病は（単独で考えると）最も患者に開かれた医療と言えるので、それ以外のものはまだそんなものかもしれません。

明日は知人からの依頼で、あるプロジェクトに協力することになり、遠方から来られている先生にお会いする約束があるので、会場まででかけてきます。

何か縁があって遠方の先生ともつながりができて、何らかの形で糖尿病医療の改善や検討に関われることは私にとってもうれしいことです。

想い出

chieeが着ていて小さくなった服の一部は、使い捨て雑巾にする。

綿100％が多いのでとっても役に立つ。

さっき向こうからやってきて、

「おかあさん。これだけは、私の【想い出】としてもらいまっせー」

と変な大阪弁で言った。

手にしていた布はchieeのお気に入りだった服ばかりだった。

あんたって、大きくなるの早いんだもんね～

乱

今日は亡くなったおばあちゃんの誕生日だということで、おとうさんが朝、仏壇にケーキを供えに行った。

夜、そのケーキを取りに行った帰り、

「おかあさん！あれ何？」

とchieeが叫ぶ。

そこには段ボールがいっぱい散らばっていた。

「通った車が落としていったんやね」

と答えたら

「段ボールの乱やろか？」

と。

確か運動会の演目に○○の乱ってあったと思うけど、まだ歴史は習ってないし、意味わからず使ってるよね…



おばあちゃんは生きていたら75歳になります。

chieeが仏壇で

「おばあちゃん来ました。お誕生日おめでとうございます」

と手を合わせたら、

おじいちゃんは

「おばあちゃんはもう年を取らへんねんで」

と言っていました。

おばあちゃんは71歳のままです。

あれ…

「chieeちゃん。あれ、買おうか…」

「えーなになに！？

　クリスマスツリー？

　年末ジャンボ宝くじ？

　それとも、おうち？
　
　ゲーム？

　wii？」

よく矢継ぎ早にそれだけ出てくるなあ～

【おうち】まで出てきて言えなくなったやんか…

USJの年間パス券って言おうと思ったんやけど…

でもあんたの発想って子どもらしいのか現実的なのか、よくわからん。

あんたが言うか～！

電池を探していたら、どこかでもらった手作り誕生カードが出てきた。

身長と体重を見てchieeの一言。

「わあ～！こんなときもあったんや～！」

それ、おかあさんに言わせて…