おとうさんはオフコース時代からの小田和正の大ファン。
数日前の深夜に小田さんのライブが放送されていました。
翌日の夜、録画ビデオを見ていました。
相変わらずの澄んだ声。
とても50過ぎているとは思えない。
会場の人も同世代の人が多くて、その切ない声に涙する人も多かった。
終わりの方でピアノの弾き語りがあった。
あなたに会えて
本当によかった
うれしくて
うれしくて
言葉にできない
この唄が流れ出すとおとうさんはchieeを抱きしめながら、
「おとうさんなーchieeちゃんが生まれて、chieeちゃんに会えて本当にうれしかったよーこのうた聞くとなーおとうさんの気持ちそのものやと思うんやでー」
と言っていました。
chieeちゃんはテレビの前に来て、しばらく聴いていたかと思うと
「私も涙がでてきたわー」
と目をぬぐっていました。
うたに感動したのか、おとうさんの気持ちに共感したのかよくわからないけれど、うたはこんな小さな子さえも感動させる秘めた力を持っているのですね。
私もそんなchieeの感性に感動してしまいました。
この曲は6才で亡くなった秋雪くんというダウン症児が出演していた
明治安田生命のCMにも使われていて、多くの方がこのフレーズに自分の気持ちを重ねることができると思います。
さてさて、そんなこんなで今日の夜、久々にカラオケに行きました。
張り切りchieeのワンマンショー!
「リンゴの唄」をセットすると
「ええー!わたしからー?」
とか言いながら、あんたの手はすでにマイクを取ろうとしているじゃないかー
しっかり4番まで唄っていました。
「おかあさん、涙そうそうを唄おうよ」
お!やる気になってるじゃん。
その後はおどるぽんぽこりん、プリキュア、不思議星のふたご姫、地上の星、ハムハムトレイン、と続き、最後に「おすしのピクニック」をおとうさんとふたりでデュエットして終わりました。
デュエットのパートのうたい方を知っていたのには驚き!
そしておとうさんが「言葉にできない」をうたっていたら、
「私が生まれたときのおとうさんの想い出の曲ね。あ、ここ、ここでうれし涙が出たんよ」
と言っていました。
chieeちゃん、これからも感性豊かに育ってね。
だからといってマンガのおもしろいところで、いちいちずっこけなくていいからさ。