ヤクルト

「おかあさん、歯を磨く前にダカラ飲んでいい？」

「ダカラもいいけどヤクルトがあるよ」

「どっちも飲みたいなあ～」

そう言いながら冷蔵庫からヤクルトを出してくる。

「ねえ、おかあさん。ホンモノのヤクルト買ってくるなんて、太っ腹だね。グングンとかじゃなくて…」

エライ言われようだなあ。

「それにしてもなんでヤクルトは高いんだろ？」

なんでだろね？

いっぷく

仕事から帰ってきて、chieeに電話した。

「あのね、今ね、ピアノから帰ってきておじいちゃんちでみんなといっぷくしてるの」

「へ？一服？誰と？」

近所の子どもたちの名前が出て来た。

それにしてもイマドキの子どもたちのおしゃれな名前とその「いっぷく」という言葉の響きのギャップが大きすぎて…（笑）



帰ってきてから。

「おかあさん、今日ちゃんと正しい鉛筆の持ち方で１ページ字を書いたんだよ」

「へえ～エライじゃん」

「なんだか今日の漢字の宿題、腕が鳴るわあ～」

「腕が鳴る？」

「あ？なんか使い方おかしかった？」

「あ…たぶん合ってると思うけど…」

言わんやろ？フツー。

この前買った慣用句の本で憶えたんだろか？