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I love Chiee!

chieeと私のバトルな日々

コメントについて

コメントは公開していませんが、私にはメールで届くので、すべて読ませていただいています。ご意見・ご感想・ご質問、何でもお寄せください。必要に応じて、記事、メール、あるいはお会いしたときにお返事させていただきます。

出逢い

2009-09-04 00:17:49 | welfare
ソーシャルワークはネットワークがとても大事です。

そこに信頼を築くことができれば、こんなに心強いものはありません。

今回、ひとつの事例でとても多くの出会いと気づきがありました。

本当にたくさんの関係機関の方々と出会い、お話しし、情報交換し、議論しました。

あまりたくさんの方が関わると、キーパーソンが誰かわからなくなって、事が動かないことがあります。

今回は決心して、私は積極的に働きかけをしていきました。

私が動いた分なのか、多くの方が力を貸してくれました。

今日、また新しい出会いがありました。

社会福祉士の先輩でもあり、7月の事例研修会にも参加してくださっていた方で、私はまたまた、心強く思いました。

まったくこの分野ではない関係者にもお世話になりました。

今日は、そこに立ち会っていて、ある種の感動を覚えました。




今回の事例には直接は関係ない人なのですが、この間に、一生のうちにもそうは訪れないであろう、とても感動的な出逢いがありました。

出逢いというより、【縁】と言った方がいかもしれません。知らない人ではなかったから。

その【縁】がきっかけとなって、この事例がうまく動いたと言っても過言ではありません。

彼が「奇跡の人」だとわかったのは数日前です。

私は、この「奇跡の出逢い」に、神様に心から感謝しています。

とても幸せな気持ちでいられます。

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今週は疲れた。

2009-08-14 21:18:15 | welfare
今週は疲労困憊。

先週の会議を受けて、面談、検討、相談の繰り返し。

帰ってきたら食事の前に眠たくなる。

夜中は何度も目が覚め、早朝には覚醒。

一日はあっという間に終わっていく。

とりあえずは、それなりの方向に進んで、来週月曜に最初のヤマ場を迎える。

再来週にはケリをつけられたらいいな。

平行してやらなければならない仕事も溜まる一方。

気合いを入れねば。

それにしても今回は本当にたくさんの方に助けられた。




さっき、帰ってきてうとうとしていたら、chieeまでもが…。

つい携帯を踏んで緊急装置が鳴ってしまって、驚いて飛び起きた。

「ああーびっくりした!脈拍数が…」

脈拍数ってあんたいっぱしやなあ。



まあ、そんなchieeの突拍子のないひと言が疲れた私には癒しになるのだけれど。





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反省しきり

2009-08-11 21:59:00 | welfare
ずっと関わってきた事例が動き出して、少しだけ解決の糸口が見えてきた。

多くの方に関わってもらって、会議を何度かやって、それでもいい解決法が見つからなかった。

私たちが決定していくことには根拠が重要で、最終的には上司の判断を仰ぎ、方向性を決めた。

私はソーシャルワーカーとしては経験が浅い。

どんな社会資源があるかも、その利用方法もまだ十分にわかってない。

何より、自分が何度もブレたことが悔やまれてならない。

もっともっと経験を積まないと。

へこんでしまったなあ~

あさって仕事に行くといい方向に向かっていればいいけど。


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2日目

2009-08-09 20:54:18 | welfare
今日も日本外来精神医療学会に参加。

午後から参加する予定だったが、雨のためおとうさんのソフトの試合が中止になったので、chieeを預けて午前からの参加になった。

今日は地域移行支援、最近のうつ病の傾向やその治療の課題について、分科会を受けてのシンポなどを聴講した。

医療分野の学会にもかかわらず、福祉分野の専門家の登壇も多く、医療と福祉の協働が今後の課題のひとつであることを実感した。

おそらく、糖尿病学会などに比べるとかなり規模は小さい。

本当はもっとたくさんの医師やコメディカル、福祉、行政の専門職者が参加すべき…少なくとも在阪の関係者はもっと参加してほしいと思うけれど、これが精神医療の現実なのかもしれない。

最後に当事者の方が登壇されていて、アドボカシー(権利擁護)について強く発言されていた。

医療モデルから生活モデルへの転換は糖尿病医療にあっても同様である。

主体は患者さんで、医療は施されるものではなく当然の権利なのだと。

また、福祉という言葉は上から下へ施すという意味合いがあり、自分は使いたくないとおっしゃっていた。

ハンデキャップを補うものは、施しではなく、合理的配慮であるとの言葉は印象的であった。

私は少しだけ意見を異にする部分があるのだが、それはそれで納得できることもあり、考えさせられることがたくさんあった。

当事者のニーズは、時には支援者の思いと一致しないことがある。

往々にして、支援者は当事者の自己実現を自分の自己実現(自己満足)に置き換えてしまうことがある。

おごりや思い上がりになってはいけない、そのために私たちは常に自己覚知し、自分を客観的に批判的に見つめ、常に研鑽を続けなければならない。

そしてひとりひとりの個性を認め、当事者が希望をいだき、回復できることを信じて、それぞれが当事者が力をつける援助をしていかないといけない。

それは決して特別なことではなく、日常性だとおっしゃられた方もおられた。

特別な社会資源ばかりに目を向けてはいけないとも。

ケアマネジメントの落とし穴について言及される方もおられた。

どんなことにも功罪があるのだということは、関わるものがしっかりと自覚しておかないといけないことである。

医療と福祉にはまだまだ大きなギャップがある。

社会の理解も浅い。

それらを埋めていくのは医療者であり、福祉の専門職者であり、当事者であり、私たちはそのために常に考え続ける必要があるのだろう。

そんな中、

多くの方が共通して言われたのが、当事者同士の交流の重要性についてであった。

ピアカウンセリングの効用はDMVOXにおいても実感するところだが、ややもすると閉塞的になってしまうことがある。

どの分野においてもデメリットやリスクについて心掛けながら、既存のものは維持・継続・発展を、さらにはより多くの当事者を支えるインフォーマルな資源として新たに創り出していくことも重要な課題なのだろう。

それが多くの当事者の社会的孤立を防ぐことになる。




それにしても疲れた。

2日間はしんどいな。

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再会

2009-08-08 21:21:41 | welfare
今日は大阪で開催されている日本外来精神医療学会に参加。

現在、福祉・医療の分野では脱施設化の政策・取り組みが積極的に行われている。

精神医療においても、社会的入院や長期入院から地域への移行が進められ、外来医療は重要な役割を示す。

さらには近年は、医療というより、福祉と医療のはざまにいる対象者への取り組みが重要になってきている。

午後からの分科会では発達障害に参加。

発達障害はその概念も新しく、様々な施策も始まったばかりで、児童精神科医の不足、専門職、専門機関の不足、社会資源の不足、診断を受けていない成人の問題など多くの課題が取り上げられた。

不登校やひきこもり、非行などの社会問題の一部は発達障害者の適切な介入や支援がない場合にも起こるとされ、社会問題とリエゾンする課題も示された。

また多様であるがゆえ、その対応の困難さも多くの専門家が吐露された。

教育講演のひとつにも発達障害についてのものがあった。

発達障害についてはこれまでもいろいろ学んできたが、その本質を理解していくことの難しさを痛感した。

もうひとつの教育講演では、先日の事例検討会でバイザーをしていただいた日本福祉大学の野中猛先生が「精神障害者のリカバリー」について講演された。

つい先日ご縁があったばかりでこうして講演を聴く機会があり、本当にうれしかった。

講演終了後、駆け寄ってご挨拶をした。

先生の講演はとてもわかりやすく、講演と事例検討では先生の口調や空気も多少違いがあり、とても新鮮であった。

リカバリーの話はとても興味深く、先生の人柄も垣間見え、有意義な時間になった。

また改めて先生に感想を伝える機会があればと思う。

新しい情報に触れ、精神医療に熱心に取り組む人々と同じ空間にいることは、様々な意味で刺激になる。

こういう機会がもっと増えるといいなと思う。

昨日は職場の飲み会で遅い帰りだったけれど、へこたれず行ってよかった。




昨日の飲み会は飲み会でいろいろと収穫あり。

最近はいろんな人との接点が楽しい!

でもあまりテンションが上がると精神的に疲弊する。

8月は少しゆっくりしてまた9月に向けて頑張ろう。

もうすぐDM VOX定例会の案内も始まるし、その前に小さな会の準備も進めていかないといけないし。

ぼちぼちいきましょう。




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児童虐待研修

2009-07-30 20:42:40 | welfare
今週はたまたま児童虐待の研修が2回あって、どちらにも参加することができた。

今日は、行政の立場からのお話。

児童虐待防止法の変遷や児童虐待の概念変化、さらには家庭児童相談室や子ども家庭センター(児童相談所)の役割や対応などについて、お話があった。

児童虐待の扱いは非常に難しい。

しかし、サインはある。

児童虐待に陥る家庭の背景も見えている。

また、支援のノウハウもかなり集約されてきている。

それでも児童虐待は後を絶たない。

行政や社会資源の関わり方が今後さらに問われてくるだろう。

虐待や貧困がその家庭の「文化」となって連鎖するという話がここでもあった。

必ず連鎖は絶たなければならない。

子どもの最善の利益を。

人はどんなハンデがあっても幸せになる権利がある。




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大切にされるということ

2009-07-27 20:55:31 | welfare
児童虐待の研修を受けた。

以前、児童相談所にいて現在は、大学で教えているという先生のお話。

約2時間近くあったのだけれど、あっという間に時間が過ぎた。

現場にいた人の話は臨場感がある。

こうした現場で従事する人は感性と資質が求められると何度も口にされたが、現実的にはまだまだそうはなっていない。

特に権限を持つ行政は。

行政が機能しないことが虐待を防げない要因のひとつとして報道されることが増えた。

でも親と子どもを引き離すこと、

子どもの環境を変えることは本当に判断が難しく、勇気ある決断が必要だろう。

ある少女の話はとても印象的であった。

先生が自分を大事にしなさい、と言うと、少女は

「私は大切にされたことがない。だから大切にするという意味が、大切にするということがどんなことかわからない」

と答えたという。

本当に悲しい。

自分自身が大切にされた経験がないと、自分を尊重し大切にすることに意味がわからない。

他人への思いやりを持てない。



被虐待児と非行少年は同じような考え方や似通った状況がしばしば見られると先生は話されていた。

非行もまた親の愛情の不足からくるものだとしたら、その子たちが大人になったとき、虐待をしてしまうのだろうか。

非行少年をまた作ってしまうのだろうか。

要因はこれだけではないだろうが、親子関係、家族のあり方を考えさせられた。

様々な負の連鎖だけはどうにか断ち切ってかないと。



私のパソコンの上のほとんど物置のベッドをきれいに片づけたchiee。

上で今、

「おかあさん、こないかな~来てくれたらうれしいのになあ~来てくれたら言葉にできないくらいうれしいのになあ~」

とうるさいので、ちょっと行ってきます。



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偶然

2009-07-15 20:51:50 | welfare
今日は仕事はお休みでしたが、会議が入っていたので、午後から職場に顔を出しました。

いつもバイクなのですが、一番暑い時間なので電車にしました。

習慣づいてないため、ぼーっとしていて乗り継ぎの駅で乗り過ごしてしまい、引き返して次の電車を待っていました。

そのとき後ろから声をかけられました。

振り返ると保育園の時の園長先生でした。

私はこの先生を対人援助者のひとりとしてとても尊敬しています。

インテークのとき、私たちはクライエントに対し、先入観をもってはいけません。

でも第一印象に左右されることがあります。

この先生はどんな人に対しても、常に笑顔で懐広く受け入れ、耳を傾ける姿勢を示します。

それは長年の経験もあるかもしれませんが、この先生が本来持っている、資質や感性なのでしょう。

自分にはなかなかできないことだけれど、できないなりに目指したい。

今年精神保健福祉士の資格を取ったこと、最近は児童福祉や発達障害に関心があり、それらの研修を進んで受けていることなどを話すと、発達障害の課題についてたくさんお話を聞かせてくださいました。

車内の10分足らずの時間がとても有意義な時間になりました。

「先生、社会はもっと子どもを守らないといけないですよね。子どもを取り巻く環境に目を向け変えていかないと、社会は変わらない。貧困も虐待も生活習慣も連鎖します。これを断ち切ることを考えていきたい」

そう伝えて別れました。

先生はこの世界に何十年もおられるので、私なんかよりずっと実感されておられることでしょう。

朝の通勤時、ときどきこの先生とすれ違います。

バイクと自転車なので会話はありませんが、この先生の笑顔に出会うととても幸せな気持ちになります。

今日は、電車に乗らなかったら、一駅乗り過ごさなかったら、先生と出会えなかったと思うと、その偶然に感謝しました。



職場に着いて、昨晩の事例検討会の世話人にお礼を伝えて、少しケアマネジメントについて話をしました。

その彼も、私よりずっと若いけれどそんなオーラを持った人で、私はその彼から学ぶことも多いのです。

「人は一生のうち、出会いたい人にはきっと会える。しかし自分の中に感じる心がなければ、たとえすれ違っても縁は生じない」

私の好きな言葉です。

人間はたくさんの【縁】に支えられて生きているのです。

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ケアマネジメント

2009-07-15 00:58:58 | welfare
事例検討会は無事終わりました。

有名な先生がバイザーとして招ばれ、情報を整理や冷静な分析とともにケアマネジメント技法による具体的な助言をいただきました。

ケアマネジメントという言葉は介護保険制度で有名になりましたが、実はソーシャルワークではどの分野でもこの考え方が重要になってきます。

ケアマネジメントの重要性は「包括的」に情報収集・分析(見立て)や解決方法(プランニング)を考えていくことです。

私はまだまだ多様な視点と想像力、対応力に欠けていると痛感しました。

とりあえず、こういう機会を与えてくださったスタッフの方々と貴重な助言をいただいた先生に感謝します。



さあ、明日からミーティングのレジメと旅行の計画立てないと。

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事例検討

2009-07-12 19:06:16 | welfare
なぜだかよくわからないんだけど。

事例検討会で、私が事例を出すことになった。

しかも100人以上の多職種の人が参加する大規模な公開事例検討会だ。

それは、私がソーシャルワーカーとして、しっかりやってるからとか、私が率先して手を挙げたとかではなくて、本当になぜか?である。

私はこの世界でも職場でもぺーぺーで、まだまだ学ぶことが多くて、最近になってやっと事例検討会に参加する機会が増えてきたところで、本当に私には荷が重いんだけれど。

たくさんの人の前で問題を整理してちゃんと話ができるんだろうか?

臨機応変に質問に答えられるだろうか?

実は慣れているようで、私はVOXでも前に出ることは少ないので、今から緊張しっぱなしで、夜中に何度も目が覚める。

それでも、この機会を得たのも何かの巡り合わせというか縁なのだろうな。

【縁】は大事にしたい。

VOXでも職場でも家庭でも、様々な状況で【学べる】人に出会えることはとても幸せなことだと思う。

とにかくベストを尽くそう。

無事終わりますように。








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小児医療

2009-07-11 21:03:33 | welfare
今日は小児医療の講演を聴きに行った。

私が出産した病院は小児科が細かく分化されていて、それぞれで専門医療が実施されている。

たとえば小児糖尿病だと、小児内分泌分野のひとつとなるんだろうか。

今日は、「いたくない、こわくない子どもの病院」というテーマで、子どもの病気のどんな科があるか、病棟、処置室、検査室ではどんな工夫がされているか、病気の子どもたちを取り巻く課題やホスピタル・プレイ・スペシャリストなどが紹介された。

私が出産したとき、駆けつけたお父さんはchieeに会えなかった。

その理由が、早朝であったため「面会時間外だから」だった。

そんな病院が9年経つと、こんな取り組みができるんだ…

できない、とか無理だという言い訳より、実現するためにみんな熱意をもってどんな風に取り組むのかが大事なのだ。

今日の講演会の中でふたつ印象的なことがあった。

ひとつは【プレパレーション】という言葉。

もうひとつは、子どものための緩和ケアというものであった。

プレパレーションとは、日本語では「心の準備」と訳され、治療、処置、検査、注射、手術、入院などについて、きちんと情報提供し、理解、納得した上で安心して医療を受けられるよう心の準備をする機会をつくったり環境を整えることを指す。

インフォームドコンセントとアドヒアランスの両方の概念を包括した小児版の医療用語という感じだろうか。

子どもは特に予測できないことに対してのストレスがより大きく、気持ちを受け止め医療スタッフとの信頼関係を作ることで、子どもや家族に寄り添った医療を行っていこうという意図がある。

しかしそれ以上に「子どもの権利」に対する考え方が尊重されてきていることを実感した。

子どもには知る権利がある。

自分の受ける医療をきちんと理解する権利がある。

そして積極的に医療に臨む気持ちを尊重される権利がある。

つい先日、福祉の分野で「子どもの権利条約」について学ぶ機会があって、こうして医療においても同じ概念で話を聞くことは、まだまだ子どもが守られているとは言い難い環境の中で、やっと意識が高まりつつあるということなのかもしれない。

こうした意識がもっともっと、一般的に拡がることを心より願う。

小児科の緩和ケアの講演は、それを専門とする小児科のドクターによるもので、それだけで衝撃だった。

子どもたちの全人的苦痛を身体的、精神的、社会的、そしてスピリチュアルという側面で考えていくという。

子どものためのホスピス、在宅での看取り、病気の子どもの権利憲章、レスパイトケア(患者や家族の休息)、グリーフケア(遺族のケア)などなど、ここにはすべて書けないくらい様々な視点から話をされた。




私はまだまだ子どもの取り巻く環境や医療について、知らないことがたくさんあると痛感…知ることも学ぶことも限りはないんだろうなあ。

本当に有意義な時間だった。






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保護観察官

2009-07-05 21:40:09 | welfare
今日は司法福祉の研修。

昨日の深夜、自分のミスで久々に低血糖で目が覚め、寝不足気味だったので終日の研修は堪えた。

本日の講師は現役の保護観察官。

保護観察官とは、触法者の更生保護(保護観察、調査、生活環境の調整や犯罪予防活動)を実践する国家公務員。

先生の視点も触法者と関わる姿勢も学ぶことはとても多くて、どれだけ話を聞いていても飽きない。

今日はゲストに、長く保護観察官を務められた方がきておられて、事例検討のたびに述べられた言葉のひとつひとつが深く重く感じられた。

しかしグループ構成がイマイチで、実のあるグループワークができなかったことが残念。

自分も含め、ソーシャルワーカーの質も千差万別。

だからこそ、研鑽が必要なのだけれど。

大学を出るときにどんなことを思って保護観察官という道を選ぶんだろう。

自分が22歳の時には想像もつかない。



司法でも福祉でも医療でも、問題事例を扱うときには共通するものがある。

クライエントの自尊心(自己肯定感)をどう育てるか、そして、援助者は変われると信じることだ。

矯正ではなく、気づき。

学ぶことは全く違ってもそんなことを思った2日間。




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今週も中青、来週も中青

2009-06-13 23:59:38 | welfare
今日は、スクールソーシャルワーカー総会の記念講演会に参加してきた。

スクールカウンセラーはよく聞くようになったが、スクールソーシャルワーカーはまだまだなじみのない職種だと思う。

子どもに対し心理的アプローチをするカウンセラーと違って、ソーシャルワーカーは、周囲に働きかけ、関係調整していくことで、子どもの問題解決を図ろうとする。

日本ではあまり普及していないため、その概念もあいまいで、各都道府県市町村でも位置づけも認識もバラバラで、形式も手法も技術も違うのだろう。

今日聞いてきた話ではスクールソーシャルワーカーというものがどんな役割をし、どんな働きかけをするのか今ひとつ判らないままだった。

ただひとつ思ったのは、学校の教師であれ、行政の福祉職であれ要所には福祉の知識や技術を持たない非専門職が多く働いているということだ。

学校の先生が疲弊するのも仕方がないのかもしれない。

会場には100人くらいの参加者がいたと思う。

6割は非会員だとのことなので、その絶対数は本当に少ない。

やっと厚生省が事業として取り組んでくれたところで、これからどうスクールソーシャルワーカーの重要性をアピールし、拡げていくか…課題は山積みだ




知り合いもなく、参加費を払って、ぽつりと座る。

座席を見渡して、イスの配置を確認したり、知り合いの人同士が話しているのを見ていた。

ここは100人ほど。

初めてきた人はみんな緊張するんだろうなあと思いつつ、

今日は講演会だったから、最後まで一言も言葉を発することもなかった。

講演会ならまだしも、交流の時間があるだけにここにどれだけ配慮ができるかが鍵だ。

会場までの道のりも、ホント、遠い。わかりにくい。

みんな迷わず来てるのかな…

さあ、あと1週間。






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子どもの権利条約

2009-05-31 23:34:36 | welfare
今日は社会福祉士会のこんなテーマの研修を受けに行きました。

子どもの権利条約が国連で採択されて、今年でちょうど20年。

習ったはずだけれど改めてそうなんだなあと。

日本は94年に批准しています。

でも日本では、家長制度や父権主義の下で歴史が築かれてきたせいか子どもの権利は風土上、なじまないという考えもあるようです。

でも子どもには自由と権利がある。

それは決して「甘やかし」という意味ではありません。

今日の先生のお話の中でもっとも印象的だった言葉は、

自分が大切にされて、自分を大切にしようという思いが芽生え、そして相手を大切に思うということでした。

そして子どもの声を聴きましょうと。

子どもの声に耳を傾けましょうと。



今日はソーシャルワーカーとしてではなく、子どもの母親としていろんなことを考えました。









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勉強会

2009-05-20 23:18:35 | welfare
今日は、昼から帰ってきて家のことをして、夜は勉強会へ。

様々な資源の人と関わることはおもしろい。

視点が変わる。

アプローチの方法も違う。

スーパービジョンやコンサルテーションを受けられる機会は少ないので、とても勉強になった。



もう少し書こうと思ったけど、タイムアウト。

力尽きました。




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