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I love Chiee!

chieeと私のバトルな日々

コメントについて

コメントは公開していませんが、私にはメールで届くので、すべて読ませていただいています。ご意見・ご感想・ご質問、何でもお寄せください。必要に応じて、記事、メール、あるいはお会いしたときにお返事させていただきます。

ホームレスと貧困ビジネス

2010-07-15 10:04:00 | welfare
昨日はホームレスや貧困ビジネスに関する研修を受けました。

最近貧困ビジネスの問題は連日新聞紙上で報道されています。

しかし実は、貧困ビジネスと言われるものとそうでないものの線引きはとても難しいのです。

法律の壁も厚く、一見、合法的に見えるものも多数存在します。

振り込め詐欺もそうですが、弱者が犠牲になる悪質な犯罪に対しては、もっと柔軟に迅速に対応策ができないものかと思います。

ホームレスは経済不況が続くにも関わらず、7年前の半数近くに減っているということが判りました。

それは政府が行った緊急施策が効果を発揮したのだと思いますが、巡回をされている方の話では、現在は本人の意志さえあれば脱出も可能であるのと同時に、ホームレスになる人も多く、流動化によって支援がしにくくなっているというようなお話でした。

高齢化は課題のひとつだと思いますが、それとともに若い世代のホームレスも増えているというようなお話もありました。

それは社会の中で本来多様な人間関係の中にいるはずの多くの若者が、孤立しているということを意味していると思います。

日本の将来を危惧してしまいます。




帰りはおいしいお魚を食べて帰りました。

うだうだと女3人で過ごしました。

今日は仕事はお休みですが、やることいっぱいで忙しいです。



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ムハマド・ユヌス

2010-07-13 23:34:33 | welfare
今日の夕刊に、ユニクロがムハマド・ユヌスが設立したグラミン銀行と合弁会社を作るという記事が載っていました。

私は恥ずかしながら、先日までこのムハマド・ユヌスのことを知りませんでした。

グラミン銀行は貧困者向け少額融資機関で途上国の自立、生活向上、経済発展を目的としたバングラディシュで設立された融資機関で、2006年にはノーベル平和賞を受賞しているのだそうです。

ユニクロは、この合弁会社を通して途上国で流通可能な製品を製造し、その利益を雇用拡大につながるよう再投資していくとのことです。

ある先輩社会福祉士さんに、アメリカの経済学者ドラッカーの「マネジメント」の話をしていたときに、初めてムハマド・ユヌスの名前を聞きました。

職場の友人や能勢くんに話したらみんな知っていて、私に説明をしてくれました。

ユニクロの柳井会長はドラッカーに学んだ…確かそんな本があったように思いますが、今回はムハマド・ユヌスとタッグを組んだ訳です。

日本の企業の社会貢献への考え方はまだまだ未熟であり、日本の企業経営者としては、非常に高い資質を持った人だと思います。

私はもともと「貧困」には関心が深いのですが、それはいつも福祉的視点から学ぶことが多かったように思います。

職場の友人との出逢いで、経済や政策という視点から学ぶことが少なかったことに気付き、考える機会が増えました。

貧困層への援助や、途上国への社会的貢献や経済援助を考えるとき、「自立」はとても重要なキーワードになります。

ただお金を出して、「施す」のではなく、いかに持続可能な社会システムを作り出し、人々の心に「自立」の心を育てるか、これがもっとも大切なことです。

その根幹にあるのは「教育」だと私は考えています。

途上国の子どもたちの「保健」(医療もですが予防医学こそが大事ですね)と「教育」には支援をしたいですね。

ひとつの事象、ひとつのテーマについて考えるときも、決して一方からのもの見方で考えてはいけない。

様々な視点から学ぶことはとても大切だと改めて考えました。

私は本を読むのが遅いので、難しい本はなかなか読めません。

これは新しいことを学ぶには本当に致命的です…でも学ぶことは続けたいと思う今日の記事でした。




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市民会議

2010-06-06 14:48:35 | welfare
昨日は、「市民会議」なるものに参加しました。

私はこの会議の存在を初めて知ったので、たくさんの方が参加しておられてびっくりしました。

でも子育てがテーマというのに、ご年配の方ばかり…。

地域にはいろんな形式でボランティア活動をされている方がたくさんおられるということがわかったことは収穫ですが、ここで出た話を市に提言するといいながら、現役の子育て世代がいなくて、今の子どもたちの問題がどれだけ解るんだろうか…と思うと少し落胆しました。

なぜかというと、現在、社会が抱える子どもの問題は表にでるものではなく、潜在的な問題が多いからです。

分科会では未就学児の子育て支援に関わる方の活動報告的な発言が続きました。

確かに成功例、実践例の紹介はとても大事ですが、提言をまとめるならその先に課題を抽出して、具体的な解決策を考えていく必要があります。

私たちは専門職者として概論的な話題で議論することも多いですが、市民レベルでならより具体的な提言を出していく必要があるのです。

概論と具体論が一緒にされては、提言の意味が薄れてしまいます。

私はこういう場所ではほとんど発言しないのですが、あまりにも傍聴者が多く、会議が盛り上がらなかったので、今回は出された課題に沿って二度発言をしましたが、ひとつは無視されてしまいました。

私の最初の発言をきっかけに、多くの方が発言されましたが、会議がより有効に機能するよう考えていく必要性を感じました。




私は会議そのものより、私の側で記録を取っている方に興味を持ちました。

よく見ると速記をされていました。

休憩時間に話しかけていろいろ聞きました。

若いうちに速記に興味を持って、それを専門学校で学び、その仕事に就く…自分の好きなことを仕事にできるなんてステキなことですね!

裏方の仕事ですが、こんな道もあるんだなあとつくづく感心してしまいました。


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北新地

2010-05-14 00:34:58 | welfare
北新地にはほとんど用はありませんが、昨日、今日と2日も続けて、北新地駅に降り立ちました。

昨日は食事会。

4人ともお酒を飲まず、健全な食事会でした。

めっちゃ笑いました。

まさしく【笑う門には福来たる】です。

全員がシラフで約5時間話し込んでいました。

まあ、私はいつものことですけど。

楽しく、得るもののある時間でした。





今日は研修会に参加しました。

テーマは「子どものうつと自殺」

なかなかハードなテーマです。

今やうつは国民病のようになってきていますが、それが若い世代や子どもにも及んできているのは、まさしく深刻な社会の病理です。

うつや自殺は社会の世相を反映し、その時代で様相が変ってきます。

奇しくも、今日の夕刊には失業者の自殺や若い世代の自殺に関する記事が掲載されていました。

これは都会では顕著なのだそうです。

でも子どもに「うつ」や「自殺」なんて言葉は似合わない。

また、そんな国にしてはいけないのです。

私たちはそこにどういう立場でどう関わっていくか。

これはとても難しい問題ですが、考え続け、何らかの形で実践していかなければいけません。

研修が終わって10時前に帰ると

「あら、おかあさん。今日はいやに早いね」

と言われてしまいました。

でも私はchieeをぎゅうっと抱きしめたのでした。


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悲しいできごと

2010-04-13 00:19:08 | welfare
最近また、虐待事件の報道が目立つ。

先日、「”It”と呼ばれた子」という本を読んだ。

これはアメリカでひどい虐待を受けた著者が、大人になって書いたドキュメンタリーである。

その家庭には子どもが3人いて、なぜか真ん中の彼だけがひどい虐待を受ける。

その後、弟がまた生まれるがやはり虐待を受けるのは彼だけ。

先日、1歳の子が虐待で死亡した事件も同様に、上のふたりと下の赤ちゃんは虐待を受けた形跡がなかったという。

全員が虐待を受けることもあるだろうが、同じようなことがアメリカでも日本でも起きるという不思議。

それにしても、母性に勝つその心理とは何だろうか。

子どものはがゆさはわからなくもないが、だからといって…

悲しい事件があまりにも多すぎる。

私たちはあまりにも無力だと思う。

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お疲れ様でした…

2010-03-30 21:42:49 | welfare
昨日、子ども同士が保育園から小学校までずっと一緒のおかあさんからメールをいただきました。

保育園の園長先生が3月末で退職されるとか。

今日は仕事が休みだったので、先生に会いに行ってきました。

園長先生には私自身、特別の思い入れがあります。

chieeがまだ保育園に入る前、集団に慣れさせるため時々親子教室に参加していました。

当時の先生は公立保育園の園長先生で、たまたま通りかかった先生に保育園入所について相談したとき、先生はとてもあたたかく優しく私の話を聞いてくださいました。

その1年後、chieeは新設の保育園に入ることができ、先生はその園の園長先生になられていて、私に声をかけてくださいました。

「おかあさん、1年前にお話をしましたよね?」

私はとても感動しました。

一度会った人のことを忘れないこと。

インテークのときに先入観を持たず、受容と傾聴を心掛けること。

その後、私が福祉を学ぶにあたって、先生は対人援助者として私の目標となりました。

今でもなかなかうまくいきません。

でも目標とすべき尊敬する人がいるということは、自分が失敗したとき、感情的になったときに自分を省みることができるのです。

先生は今も、少しだけ大学で教えたり、相談業務に就いたりすることはあるそうです。

この先生に学ぶ学生は幸せです。

この先生に相談できる人は幸せです。

今の子どもの置かれる環境の厳しさについて、たくさん話をして帰ってきました。

今度園長先生になられる副園長先生ともいろんな話をして帰ってきました。

私はこの保育園がとても好きでした。

元気なchieeの後輩たちが、お昼寝を終えて、元気に園庭に出てきました。

子どもたちに明るい未来があることを願って。

先生、お疲れ様でした。


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発達障害講座

2010-03-14 01:09:51 | welfare
今日は発達障害に関する講座を受講しました。

最初の演者は、知的と自閉症を伴った息子さんのお母さんで、支援団体の代表をしている大変有名な方だとのことでした。

年間50回もの講演をこなされるということで、大変お話はわかりやすくとても上手で、あっという間の1時間でした。

私の認識では、発達障害の場合、家族が受容し適切な支援を受けていれば何とかなるのではないかと思っています。

問題は、家族の認識不足、受容ができないこと、周囲の理解が得られないことによって、社会資源や適切な支援につながらないことです。

そのことで「二次障害」が引き起こされる場合は深刻で、それはいろんな形で現れます。

今日の講師も言っておられましたが、発達障害があるがゆえに虐待やいじめや不登校につながることがあります。

精神疾患、引きこもり、問題行動などが対人関係不全や将来に及ぼす影響は少なくないでしょう。

自己肯定感(自尊心)、自立心を育てる…それらは今日のキーワードでした。

子どもにはみな、それぞれが持った力があり、それを十分に活かすことができるような支援が必要なのです。

それは障害の有無には関係なくです。

最後の自閉症の子どもたちをスポーツを通してサポートしている先生のお話もたくさんの感動がありました。

今日の4時間はとても有意義でした。



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被害者支援

2010-03-12 20:29:33 | welfare
今日は研修で被害者支援のセミナーに参加しました。

「知る」ことの大切さを再認識しました。

日本の法律も裁判もほんの少し前までは、加害者の人権を守ることと、社会の秩序を守るためだけに存在し、被害者は不在で何も知らされることもなくすべてが進められていたという事実は驚愕でした。

被害者遺族には裁判の期日も知らされることなくいつの間にか判決が下りていたり、傍聴さえも一般傍聴者と一緒に抽選に加わり、場合によっては加害者側の家族や加害者を支援する人たちの中で傍聴することもあると。

そして、被害に遭ったものは、マスコミや世間の言われもない中傷にさらされ、二次被害に遭い、癒やされることもないまま時間だけが過ぎていくのです。

被害者支援をする弁護士さんは、被害者支援の弁護士でさえも被害者を傷つけることがあると言っていました。

それは、決してその当事者にはなりえない、当事者の思いは100%理解することはできないからだと言いました。

そして、被害者の思いを代弁することは弁護士にも検察官にもできない、だから被害者や被害者家族が法廷に入り、発言ができるようになったことは、加害者の心、裁判官の心を動かすと言うのです。

私には思い当たることがあります。

お姑さんが事故に遭ったとき、加害者の青年が謝罪に訪れました。

私はそのときに、chieeの話をしました。

chieeがどれだけ待ちこがれて生まれてきた子であるか、私たちはもちろんおばあちゃんにとってもどれだけかけがえのない存在であるかを彼に伝えました。

彼は今もお線香をあげに来てくれます。

それは彼が本来持っている誠実さであると思います。

でも彼に直接伝えることができたことが、私には何より大事なことであったような気がします。

被害者を傷つけることはたくさんあります。

事故の現場の近くの人に、お花を置かないでくれと言われたときは、とても悲しく、でも仕方のない現実だと思いました。

犯罪被害者等基本法、犯罪被害者支援法、そして被害者参加・損害賠償命令制度と法律は少しずつ整備され、被害者の権利は少しずつ守られる体制が整いつつあります。

しかし、権利や保障の問題だけでなく、今の日本には、被害者が精神的に癒やされるシステムがないのです。

これからの課題です。




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研修の一日

2010-03-04 21:51:03 | welfare
今日は、午前、午後と別々の分野の研修を受けていました。

午前の研修は、事例は悪くなかったのですが、プレゼンがイマイチで、傍聴するだけだったこともあって充実感がありませんでした。

午後の研修はグループワークの事例検討会でした。

グループがいいメンバーだったこともあり、実りある時間となりました。

同じ職場の人でもふだんは話すことがない人も多いので、人となりがわかるだけでも収穫です。

また志の高い人と出逢って話ができるだけでも、元気をもらえます。

そんなひとときでした。




今日はほとんど職場にいなかったのですが、帰りに同じグループの人と話をしていた時のこと。

「Nさんは、うまくストレスを処理できるタイプですね」

と私が言うと、

「いえ、そんなことないんですよ。若いときに、ちょっとしんどいことがあって…それでうまくなったのかもしれません」

「そうなんですか…みんな、いろいろ抱えてるんだなあ…でもそういう経験を積んでコーピングスキルがあがってくるんですね…」

「そうなのかもしれないですね…」

数少ない言葉から察する彼の心情は、きっと他人には分かり得ないものなのでしょう。

私の後ろに座っている彼女もなかなかハードな人生を歩んでいます。

他人のことは、すべてを知ることも理解することもできないけれど、

その人と出逢い、関わることで私に感じることがあるなら、それは私にはかけがえのない経験となるのでしょう。




来週も研修がふたつ入っています。

学び、感じ、考える。

そういう機会があるだけでも私は幸せなのかもしれません。





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貧困問題

2010-02-13 00:35:48 | welfare
今週は「貧困」についての講演を二度聴きに行きました。

10日は、東大の先生が日本におけるマクロの視点から、今日は高校の先生がミクロからメゾの視点でお話をされました。

「貧困」とひと言で言っても奧は深いと思います。本当に難しい問題です。

日本における貧困と、世界の、とりわけ発展途上国における貧困はかなり意味合いが違います。

しかし日本においても貧困はじわじわとその層を拡げ、医療や衣食住など生活基盤そのものに影響を及ぼすようになってきています。

貧困は自己責任と言われることがあります。

それは、反貧困を掲げる団体だけでなく、多くの研究者・学識者によっても否定されるようになってきています。

それはまさしく社会構造上の問題だということです。

日本には権利意識が根付いていないことが大きいのだと、先日の先生は言っておられました。

しかしながら、福祉の現場では支援に関わる人たちのモチベーションを下げる現実がありますが、これらについて公で語られることはほとんどありません。

何が正しくて何が間違っているのでしょう。

私は貧困について学べば学ぶほど、多くの矛盾や不条理を感じます。




ただ、先日のマクロの視点からの講演では、システムや社会構造の変革・政策に関わる人々の意識改革を、そして今日は貧困問題の当事者あるいは貧困が身近にある学生たちに貧困や社会問題について問題提起し、考えさせ、「意識化」させるというもので、どちらも大事なこと、同時に行われるべきだと痛感したのでした。

今日のお話では「教育」はすべての根幹なのだということを再認識しました。

権利、義務、システム、社会問題、課題について学び知ることはとても重要なことです。

発展途上国においてもそのレベルや内容は違っていても「教育」こそが最優先課題だと私は思っています。





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中之島

2010-02-10 18:10:38 | welfare
市民講座を受けるため、中之島に来ています。

今日のテーマは「女性と貧困」です。
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びっくり!

2010-01-28 23:50:23 | welfare
昨年、シリーズで研修を受けたときの講師の先生が、新聞に載っていました。

仕事とはまったく関係なく、認知症の親を持つ家族として一般投稿されて、取材を受けておられました。

この先生はある意味特殊な仕事に就いておられて、しかもボランティア活動にも熱心です。

講義と事例研修を受けましたが、感性豊かで認識も高いすばらしい先生でした。

でもプライベートのお話をされたことはなく、大変な状況を抱えて、あんな大変な仕事をされていたことは驚きでした。

人は誰にでも何でも自己開示はしないとは思いますが、私たちはお互いを知らないだけで、みんないろんなものを抱えて生きているんだなあと改めて思ったのでした。




私は、なんでそんなに頑張るの?と言われることがあります。

私は頑張っているのでしょうか?

自分では全然そうは思っていませんが…

それなりにプライベートも楽しんでいるし、子育て真っ最中だし、結局は好きなことを仕事やボランティアでやっている…クライエントやドクターや専門職の人などとの出逢いは何者にも代え難いものです。

私なんかよりずっと頑張っている人は私の身近にも何人もおられます。

私はそんな人たちにしばしば勇気づけられます。

頑張るってなんでしょうね?

私がなぜ学ぶのか、なぜ「頑張る」のか、どこに向っているのか、それはきっと誰にも判らない、理解できないものでしょう。

それは私にも判らないから、私自身が考え続けることなのです。



先生の言葉が紹介されていました。

「多くの方に支えていただいた。その感謝が苦労やつらさを上回り、私の人生の支えになっています」

本当にそうですね。

それは、私がもし頑張っているのだとしたら、「頑張っている」理由のひとつなのでしょう。



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あともう少し

2010-01-27 23:42:03 | welfare
今日は実習でした。

不登校の子どもたちと過ごします。

いろいろ考えさせられます。

子どもたちは子どもたちで、この時期いろいろ考えているようです。

ここへ通うのもあと1ヶ月ほどです。



先日の小児思春期2型糖尿病の課題として、家庭不和、離婚家庭、不登校の子などが多いという話がありました。

私自身が母子家庭で育ったのでよく判るような気がしました。

そして、学校との連携や家族への介入が難しいと。

どの角度から見ても「病理」は共通していることが多々あり、連携も難しいと言います。

私たちの職種が確立すれば、もっと活用してもらえるだろうに。



今日は、実習から帰ってきてから別件の資料を作成していました。

糖尿病関連ではなく、高齢者向けのものです。

その行事がシンポジウムと重なったため、資料だけ作りました。

シンポジウムの準備も着々と進んでいるようです。

私は中心スタッフではないため「傍観」しています。

メインスタッフは大変ですね。








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事例検討会

2010-01-20 23:20:40 | welfare
社会福祉の概念にも変遷があり、今では社会的弱者や困難を抱えた人だけが対象ではないと教えられますが、実際にはまだまだそこまでは行き届かなくて、ある程度の自助努力が可能な人や環境調整ができる人は、置き去りにされています。

しかし現実には、困難を抱える人であっても社会資源が十分でなかったり、様々な壁があって、困難を克服するにはほど遠い状況にいる人は少なくありません。

今日の事例はかなり閉塞的で、いわゆるとっかかりが見つけられない状況にありました。

きめ細かく関われば少しは前進することはみな解っています。

けれども、専門職者はみな多くの事例を抱え、クライアントと接点を持つことにも、クライアントを取り巻く状況を把握したり、様々な視点からの情報を得たり、他機関との連携することにも、物理的な限界があります。

困難であればあるほど結果が出ないことも多く、また評価を受けることもなく、時間はかかれどトンネルの出口は見えず…といったようにモチベーションを維持できず、精神的な限界も感じています。

それらはみなワーカーのジレンマになっていくのです。

ジレンマは、ワーカーが気負ってしまうと疲弊につながり、防衛的になるとその感性を鈍らせていきます。

事例検討会のいいところは、事例提供者にとっては、可能性が見いだせること、もう少し頑張ろうと思えることです。

一参加者であっても、多くの知識、情報、多様な考え方、他職種の視点を知ることは大きな学びです。

そして何よりここにいる人がみな「考える」機会を持つということが大事なのです。

考えることは知ることだと、とても大切なのだと、今、読んでいる本に繰り返し書いています。

私はまだ何も解っていないことを痛感しました。

もっともっと学ばなければならない、考え続けなければならない、知らなければならないと改めて思いました。

どんなに忙しくなっても、こうした時間は削ってはいけないですね。



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久々の実習、久々のバイク

2010-01-20 16:23:25 | welfare
今日は1ヶ月ぶりの実習でした。

もともと出不精の私は、一度中断したことでめちゃくちゃ億劫になっていました。

久々にバイクに乗るのも怖いし。

…と言いつつ重い腰を上げて行ってきました。

まあ、行けばそれなりに得るものはあります。

バイクで走るのも気持ちいいし、

子どもたちとの会話も新鮮ですし。




今週もあと半分ですが、まだまだ忙しいです。

今日は夕方から事例検討会に参加します。

明日は資料と記録の作成、あさっては訪問と、午後は講演を聴きにいく予定。

土曜は、午前は受診、午後は糖尿病関連の事例検討会に行こうと思っています。

日曜も、月曜も、火曜も予定が…

次の実習まで予定がいっぱいなので、今から実習日誌にとりかかります。

あんまり元気ないのになあ~





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