菜の花日記

小さい喜びがあれば幸せ

「まだ生きてるんだ!」

2015年07月13日 | 日記
一昨日、食事会で隣に座った知り合いとあいさつを交わした。

「お久しぶり、元気だった」と私が声をかけると「ルンルンよ」と言葉が返ってきた。

その人は私より若そうで、昨年ご主人を亡くされた。

「ご主人その後はどう?」と聞かれたので「まぁまぁかな」と答えたら「まだ生きてるんだ!」と

言いながら自分の言葉に気がついて「あら、ごめんなさい」と詫びた。

その人もご主人を介護して、数年で亡くなられた。「程よい所で逝ってくれたのよ」とさっぱりしたもんだ。

介護に疲れはてて、どうにもならなくなった頃にご主人は亡くなって今は「ルンルンよ」・・・解るような気もする、でもね~。

もう一人の知り合いは、6歳若いご主人がある日突然急死された。

その人も「家の旦那は奥さん孝行してくれたのよ」と今では一人暮らしをしている。

私の場合は長い介護生活が続いている。

人は言う・・・大変ね、疲れるでしょう。

人は言う・・・お金かかるでしょう?

人は言う・・・どんな具合なの?

人の不幸は蜜の味とかいいます。でも人の心の中をかき回してはいけません。

人それぞれに、楽あり苦あり。余計なお世話です。と言いたい。




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2 コメント

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それぞれの夫婦のかたち (喜らら)
2015-07-15 11:03:52
おはようございます。

昨夜叔母の旦那さんが亡くなられたので、
お通夜に行って来ました。
叔父は、昨年癌が見つかり、療養していましたが、
病にには勝てず、一昨日、逝ってしまいました。
叔母の看病は、小さな望みと、絶望の、狭間を、
行ったり、来たりだった事と思います。
辛い治療から楽になった今を安どの気持ちと、
寂しさとでいっぱいだと思います。
夫婦だけの時間は、他からは分からない事が、
沢山あるんだと昨夜はすくずくそう思いました。

ご主人もご自分の体がご不自由で大変な毎日かと思います。
でも、菜の花さんのそばにまだ、まだ、居たいと、
念じて、いらっしやるのかな~と、
ふと・・・・思いました。

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夫婦は不思議なものですね (菜の花)
2015-07-15 19:51:28
こんばんは。
叔父様の事心よりお悔やみ申しあげます。
夫婦の事は夫婦にしかわからない事が沢山有ります。
生きてきた歴史、消すことの出来ない思い、消したいと思う出来事などが積み重なって今日が有るんですよね。
看病はとても辛いものです。一生懸命です。
優しい言葉にどんなに癒されることか・・・
いつかはわが身です、心して生きていたいと思います。
もう、腹はくくって愚痴も他人にはしないよう気をつけています。
それが面白くないのでしょう。人の心は時々魔物になるんですよ。
私も頑張りますから、夫には好きなだけ家族の側にいてもらいたいです。
有難うございました。
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