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岩清水日記

「あしひきの岩間をつたふ苔水のかすかにわれはすみわたるかも」良寛

玉島港(倉敷市)に好奇心。

2008-10-19 22:58:10 | 岡山
今日は、小学校の遠足以来、初めて玉島へ行った。
その時は良寛さんが修行した寺である円通寺見学だった。

今回は、玉島に住んでいる叔父を訪ねる旅だった。
叔父は20年に渡り岡山良寛会に参加、円通寺にある資料を詳しく調べ、
共同で今年、『良寛修行と円通寺』という本をを出版した。
その話を聞いた。
もとより、私に江戸時代の良寛や禅宗の知識などない。
『良寛修行と円通寺』をいただいたが、今の私がこの本に注力することはかなわない。

それでも、円通寺や玉島の岡山史における重要性は理解しているつもりだ。
江戸時代にこの港町は備中高梁藩の港だった。
備中高梁は、岡山の内陸にあり海から遠く離れている。
藩の経営から考えて、瀬戸内の海運とのつながりは重要だった。
どのような経緯か調べていないが、備中藩は玉島を飛地とした。
江戸時代、この港町は大いに繁栄した。
その名残は今も町のあちこちに見られる。
幕末動乱期にこの玉島では有名な事件が起こる。
それは後日に書きたいと思います。

写真は、町なかにある水門。
玉島は新田開発で海中から出現した土地に出来た町だ。
いたるところに水門が残るのはそのため。
この水門は映画「ALWAYS 三丁目の夕日」のロケ地にもなった。


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4 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

コメント日が  古い順  |   新しい順
穏やかな街ですよね (Maa-chan)
2008-10-21 08:05:03
 玉島には,妻のご先祖が眠る墓があり,一度墓参した時に,街を車で走ってきました。

 穏やかな街,という印象です。
 まさに「晴れの国岡山」を象徴する光景のように思えました。
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Unknown (岩清水)
2008-10-21 21:22:39
そうですか。奥様は玉島の出身ですか。

玉島は大変興味深い町です。
今までは倉敷の陰に隠れていたのですが、
最近は観光地化されていない玉島を訪れる関西の人が
増えたそうです。
旅好きを引き付ける街ですね。
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いえいえ (Maa-chan)
2008-10-23 20:41:43
 妻は倉敷の旧市街出身で,早島や岡山大学の裏手に住んでいたそうです。
 なので,なぜ玉島にお墓なのかはよくわからないのですが,瀬戸内の穏やかな港町ですよね。
 個人的には,下津井電鉄があった頃の下津井港も大好きでしたが,玉島も好きな港になりました。
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Unknown (岩清水)
2008-10-23 21:04:51
奥様は、岡山南部のいろいろな土地を
わたしなどよりはるかにご存じですね。

なぜ、玉島にお墓があるのか。
調べて見られてはどうでしょう。

岡山には、墓から家系をたどるホームページを
作っている人がいます。

下津井もよいところですね。
瀬戸大橋ができる前までは特によかったのですが
今はどうでしょう。
もう10年は行っていないように思います。
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