goo blog サービス終了のお知らせ 

岩清水日記

「あしひきの岩間をつたふ苔水のかすかにわれはすみわたるかも」良寛

今朝、5時46分 黙祷をしました。

2014-01-17 05:54:45 | 日本の仲間
19年前の午前5時46分阪神地域を直下型大地震が襲いました。
当時も京都南部の街にいた私は、激しい縦揺れに襲われました。
しばらくの沈黙の後、テレビに中継画像が入ってきました。
芦屋地区の民家が潰れ、三宮のビルが道路をふさいでいました。
高速道路の高架が落ちて、バスがかろうじて道路上に留まっていました。
その他、思い出す映像が多いのですが、その日に見たのかどうか。

次の日、香港から帰国した友人とともに被災地に入りました。
ボランティア元年といわれるあの年から19年。

以来、日本が日々災害と向き合わなくてはならない国だと認識してきました。
東日本大震災は、その認識さえも、まだまだ浅いと思い知らされました。

国や自治体の被害予想が大幅に変わりました。
最悪の事態を想定することを避けてきたのですが、現実が甘い認識を許さなくなっています。
国民の動揺を防ぐという常とう句は過去のものです。
事実を伝え、事実を知ることで国民自ら判断し決定する。
国民も目を見開いて生きていくしかないのです。


1年前の記事です

最新の画像もっと見る