衆院の厚生労働委員会での質疑は、民主党の「対案」提出第2弾と
なった。答弁席に与党議員と野党議員が座るという構図は新鮮だ。
(衆院インターネット中継&録画で観ることができます。岩清水の
BOOKMARKに登録しました)
厚生労働委員の質疑には、与野党とも新人が登場した。
この点も郵政審議と同じだが、与党新人には福祉のエキスパートは
いない。
委員になってから、地元に帰り、障害者の話を聞くと、
どうもこの与党提出の自立支援法は評判が悪い。
これは困ったと、尾辻大臣に「不安材料が多い」と注文をつけていた。
「障害者区分」「親なき後」「早急な実施で自治体の対応は」など
問うていた。
与党新人議員には郵政法案にくらべ、地元との板ばさみが感じられた。
一方、民主党法案については、公明党議員が質問していたが、
受けて立つ民主党議員は言いよどむところもなく、逆に「対案」
提出者としての力量を感じさせた。
与党の法案は、官僚がつくるが、野党の対案は議員が中心になって
つくることになる。その過程で鍛えられているのだろう。
さて、民主党の新人議員が気になることを質問していた。
資料を集めるために、主要な障害者団体の本部代表者名と
地域支部の代表者名の提出を求めたという。
ほとんどの団体は提出してくれたが、1団体だけが地域支部代表名
の提出を拒否したという。
その団体名の実名が出ていたのでそのまま記すが、
「全日本手をつなぐ育成会」という。
なぜ提出できないかと、議員が大臣に問うと、
大臣は「しらない」といい、後を向いて事務方に「知っているか」と
聞いたが、事務方も知らないという。
この件は、理事会で検討することになった。
これはどういうことか。
「全日本手をつなぐ育成会」のHPをみてみると、
全国の地域支部代表者は掲載されていた。
ところが、なんと7月までの任期になっている。
新しい地域支部代表者は掲載されていないのだ。
この「全日本手をつなぐ育成会」は社会福祉法人である。
いいかげんなHPの運営(HPだけかな)をしてはいけない。
この団体の中でなにかが起っているのだろう。
やがて国会で明かになるかもしれない。
この点もこれから注目していきたい。
なった。答弁席に与党議員と野党議員が座るという構図は新鮮だ。
(衆院インターネット中継&録画で観ることができます。岩清水の
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厚生労働委員の質疑には、与野党とも新人が登場した。
この点も郵政審議と同じだが、与党新人には福祉のエキスパートは
いない。
委員になってから、地元に帰り、障害者の話を聞くと、
どうもこの与党提出の自立支援法は評判が悪い。
これは困ったと、尾辻大臣に「不安材料が多い」と注文をつけていた。
「障害者区分」「親なき後」「早急な実施で自治体の対応は」など
問うていた。
与党新人議員には郵政法案にくらべ、地元との板ばさみが感じられた。
一方、民主党法案については、公明党議員が質問していたが、
受けて立つ民主党議員は言いよどむところもなく、逆に「対案」
提出者としての力量を感じさせた。
与党の法案は、官僚がつくるが、野党の対案は議員が中心になって
つくることになる。その過程で鍛えられているのだろう。
さて、民主党の新人議員が気になることを質問していた。
資料を集めるために、主要な障害者団体の本部代表者名と
地域支部の代表者名の提出を求めたという。
ほとんどの団体は提出してくれたが、1団体だけが地域支部代表名
の提出を拒否したという。
その団体名の実名が出ていたのでそのまま記すが、
「全日本手をつなぐ育成会」という。
なぜ提出できないかと、議員が大臣に問うと、
大臣は「しらない」といい、後を向いて事務方に「知っているか」と
聞いたが、事務方も知らないという。
この件は、理事会で検討することになった。
これはどういうことか。
「全日本手をつなぐ育成会」のHPをみてみると、
全国の地域支部代表者は掲載されていた。
ところが、なんと7月までの任期になっている。
新しい地域支部代表者は掲載されていないのだ。
この「全日本手をつなぐ育成会」は社会福祉法人である。
いいかげんなHPの運営(HPだけかな)をしてはいけない。
この団体の中でなにかが起っているのだろう。
やがて国会で明かになるかもしれない。
この点もこれから注目していきたい。