
山頂にイルカがいるか。
不思議な造形が多い。
どう見てもイルカに見える岩がある。
このイルカと背景に槍が岳というのが
定番写真だが、日没のシーンなど
とても幻想的だ。
このイルカの周りにはコマクサが群生して
いるが、30年かかって少しばかり大きく
なっている。
そこコマクサの写真をとろうとカメラを持って
近づく人が多い。
その人たちの足跡や手によって、溝ができ、
その溝がコマクサを押し流している。
山小屋は名物としてコマクサを売る。
お客はコマクサをみるためにここまで
登る。そして貴重な草が痛められている。
山に登ることで山を傷める。
忘れてはならないことだ。