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岩清水日記

「あしひきの岩間をつたふ苔水のかすかにわれはすみわたるかも」良寛

松本隆博さんのチャリティライブを聴いて、ルネスホールの「写真展」に行きましょう。

2013-02-16 21:26:21 | 平林克己写真展in岡山
「平林克己写真展in岡山」については今までも記事に書いてきました。
17日14時から松本隆博さんのチャリティライブがあります。会場で開催されます。
ぜひ参加してください。もちろん無料です。

今夜は、岡山・ルネスホール(旧日銀)で17日まで開催されている東北の写真展を紹介します。
こちらも素晴らしい写真展です。

「あんな時あったね;こどもたちと作る記憶」写真展in岡山

この写真展は、東北で素晴らしい活動をされている「きなこ。」さんが企画し各地で開催しているものです。
昨年8月にボランティアで訪問した岡山市の大学生が「きなこ。さん」の活動に感動して、岡山開催にこぎつけたのです。

きなこ。さんの活動と思いをパンフから転載させていただきます。

2011年3月、私は、地元福岡で震災のことをテレビで知りました。何度も何度も繰り返す映像に釘付けに見ている自分に嫌気が差し、ネットで情報を集め、水や非常食をカバンにパンパンに詰め込み、勢いのまま宮城県の仙台駅に降り立っていました。

避難所に物質を配る日々。たくさんの被災された方々にお話をうかがう中で「家や車やお金など、高価なものが流されたのは我慢できる。けど、子どもの小さな頃の写真や、家族の節目の写真が流されたのがつらい。」という声を多く耳にしました。

私は、写真は時を経れば経る程に、価値の高まるものだと信じています。
今撮った写真が、10年たった時に必ず思い出になっているはずだから、今からもう一度アルバムを作っていってもらいたいという思いで、企業さんからご支援を頂いた使い切りカメラを子どもたちを対象に渡すという活動をはじめました。

彼らの撮ってきた写真は、多くのメディアで取り上げられている、いわゆる「被災地」の写真ではないです。
大好きな家族だったり、友達だったり、その日の空だったり、お花だったり、散歩中のわんちゃんだったりと何気ない彼らの生活です。

2011年夏に撮ったものと、2012年3月に撮ったものとでは、彼らの周りの風景も少しづつ変化しています。
確かに被災した場所です。ただそこには生活があります。彼らが切り取る日常を感じていただけたら嬉しいです。

きなこ。


きなこ。さんは、藤添尚子さんです。

展示会場の写真です。この展示会場は旧日銀の金庫です!

















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