
岡山で被災者支援を行っている「子ども未来・愛ネットワーク」が、
福島から岡山に避難・移住している人々を取材し1冊の本に成した。
37名の方が各1ページの掲載となっている。質問は5つに凝縮されている。
①避難を決めた理由
②これまでをふりかえって
③福島について、どんな思いをもっていますか
④今、大切にしていること
⑤原発事故を経験して、気づいたことや学んだこと
取材された37名の方のうち、15名の方は実名ではない。
このことが避難の困難さを示している。
福島に残るも苦難。避難するもまた苦難なのである。
自らを難民と言われる人もおられる。
10万以上の「難民」を出したということになる。
なるべく見えないほうがいいと思っているのは、政権など行政かもしれない。
その意味でも、この本を発行する価値が十分にある。
ただ全国の皆さんの手に入るかどうか。
アマゾンで検索してみたが、ありません。