
私は山が好きなので、毎月1度は登山やハイキングをしてきました。
自然の中に定期的に入らないとストレスが溜まってきます。
本当に多くのことを、山など自然から受け取ってきました。
しかし、自然との関係は、ギブ アンド ギブ としか言えません。
そうです。自然とは「不自然」な関係なのです。
もらいっぱなしです。
後ろめたさが常にあったことも確か。
けれども、積極的にテイク活動もできていない。
恥ずかしい話です。
土曜日に大阪の街を通過した折に、ビッグイシューを購入しました。
この1月1日号の特集は、
「一人に人間は無力か?ヒト、クマ、森、生命の水の物語」
リードは
「1992年、中学生の胸の痛みから始まった「日本熊森学会」と「奥山保全トラスト」の活動。
17年の時を経て、その活動は奇跡的とのいえる広がりを見せている。
兵庫県西宮市にある協会本部に、会長の森山まり子さんを訪ねた。」
私は、山奥に入り、山がどんどん荒れていることを目にしている。
ひどいことになっていると、話しながら、思いながら、山を下りれば
忘れてしまっている。
そうして20年以上、無為に過ごしてしまったが、その同じ時間で、
素晴らしい活動をしてきたグループが上記の「日本熊森学会」だ。
この協会に名につく「熊」は、熊の棲める森が、「生物の多様性を誇る保水力抜群の
最高に豊かな森である。」
「熊を運動のシンボルにして、日本の水源地、奥山を守る運動を進めている」という。
日本熊森学会
遅ればせながら、テイクを始めなくてはならないと思った。
※写真は牛松山山頂。
鹿児島にも支部がありました。
もと住んでいた石川県の支部にはブログもあり活発のようです。(白山の土地を買うなど)
ビッグイッシューは鹿児島ではなかなか入手できません。内容が良いので買う人はいると思いますが。
正月
佐多岬へ行きました。自然は素晴らしく、人間の開発の残骸は醜悪でした。
いつも励ましをいただいています。
今日でちょうど2ヶ月になりました。
その記事をさっき書くにあたり
貴ブログのこのお写真をお借りしました。
継続されていることには驚きます。
それも性格の違ったものですね。
そして、それぞれに重要ですね。
楽しみにしています。
熊森学会は、私にとっても重要な会になりそうです。