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岩清水日記

「あしひきの岩間をつたふ苔水のかすかにわれはすみわたるかも」良寛

「日本熊森学会」と「奥山保全トラスト」

2009-01-13 21:39:26 | スポーツ(身体に魅せられて)

私は山が好きなので、毎月1度は登山やハイキングをしてきました。
自然の中に定期的に入らないとストレスが溜まってきます。
本当に多くのことを、山など自然から受け取ってきました。

しかし、自然との関係は、ギブ アンド ギブ としか言えません。
そうです。自然とは「不自然」な関係なのです。
もらいっぱなしです。

後ろめたさが常にあったことも確か。
けれども、積極的にテイク活動もできていない。
恥ずかしい話です。

土曜日に大阪の街を通過した折に、ビッグイシューを購入しました。
この1月1日号の特集は、
「一人に人間は無力か?ヒト、クマ、森、生命の水の物語」

リードは
「1992年、中学生の胸の痛みから始まった「日本熊森学会」と「奥山保全トラスト」の活動。
17年の時を経て、その活動は奇跡的とのいえる広がりを見せている。
兵庫県西宮市にある協会本部に、会長の森山まり子さんを訪ねた。」

私は、山奥に入り、山がどんどん荒れていることを目にしている。
ひどいことになっていると、話しながら、思いながら、山を下りれば
忘れてしまっている。
そうして20年以上、無為に過ごしてしまったが、その同じ時間で、
素晴らしい活動をしてきたグループが上記の「日本熊森学会」だ。

この協会に名につく「熊」は、熊の棲める森が、「生物の多様性を誇る保水力抜群の
最高に豊かな森である。」
「熊を運動のシンボルにして、日本の水源地、奥山を守る運動を進めている」という。

日本熊森学会

遅ればせながら、テイクを始めなくてはならないと思った。


※写真は牛松山山頂。

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3 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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自然と人間 (bonn1979)
2009-01-14 19:58:27
「熊森学会」を教えていただきました。

鹿児島にも支部がありました。
もと住んでいた石川県の支部にはブログもあり活発のようです。(白山の土地を買うなど)

ビッグイッシューは鹿児島ではなかなか入手できません。内容が良いので買う人はいると思いますが。

正月
佐多岬へ行きました。自然は素晴らしく、人間の開発の残骸は醜悪でした。
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雪の山頂 (忍者F)
2009-01-14 20:55:53
「中日忍者隊」です。

いつも励ましをいただいています。
今日でちょうど2ヶ月になりました。

その記事をさっき書くにあたり
貴ブログのこのお写真をお借りしました。
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忍者Fさんとbonn79さん。 (岩清水)
2009-01-14 21:38:03
ふたつのブログとひとつのホームページを
継続されていることには驚きます。
それも性格の違ったものですね。

そして、それぞれに重要ですね。
楽しみにしています。

熊森学会は、私にとっても重要な会になりそうです。
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