岩清水日記

「あしひきの岩間をつたふ苔水のかすかにわれはすみわたるかも」良寛

久しぶりに政治の話。

2010-03-31 23:14:11 | 国民と国会と政治
最近は政治や政局の話はほとんど書きませんね。
なぜ書かないかですが、政権交代をして私自身の立ち位置がわからなくなったわけではないと思っています。

新聞やマスメディアの中での批評や論評がしっくりこないことが多いですね。
ですからあまり参考にしていません。

自分の中で考えることが多いですね。

昨年の選挙後、連立政権が発足する時に管さんが、「これは平和裡に行われた革命だ」と
話していましたが、この現状把握に間違いはないでしょう。

今の鳩山さんをはじめ内閣の人々には、革命的政権という意識が、心の奥底にあるように思えます。

そのことがあるからこそ、様々な批判があっても、思いのほか揺るぎません。

そのような政権であることの認識は諸外国にはあるように思えます。
ここ数年はこの政権と交渉する以外に道はないと考えています。

米国の沖縄基地についても、米国は失敗することができない政治的な課題として扱っています。

米国はアジアにおいての自国の立場はますます流動的になっていることを理解しています。
その上に立って、日本との関係をどうするか。
普天間基地はその連立方程式の中にあります。

この課題には、多くの要因によって形成されています。
もっとも重要な要因が今や2カ月しかない期限です。

この期限内に県内・県外・国外を問わず、「受け入れる」という住民はいないでしょう。
ゆえに受け入れないという住民を完全には説得できない状態での決定ということにならざるを
えないと思われますが、
不完全な形でも、だれかが(どの地域かが)受け入れる必要があるのです。
沖縄以外の人々が受け入れるのです。

政治に仁義(任侠の世界の言葉ではありません)が必要になるのです。
その決断を沖縄以外の日本人ができるのか。

これから2ヶ月間、問われるのはこのことです。

※ホームで強風と雨に出会う。


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2 コメント

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長期的な試行。 (岩清水)
2010-04-01 21:27:59
bonn1979先生
コメントありがとうございます。

<社会問題の分野での革新
・現場にいる人たちからの発信
・指導的な立場にある人たちの学びと行動

上記のような些細なことに思える行動を積み重ねることが政治を任せることかどうかのベースになりますね。
これは小さな組織でも同じです。
コツコツと犠打を繰り返す指導者と現場が不可欠です。

徳之島の反対運動を、小池真理子議員が応援していました。
党利党略としか思えません。
こんなことで政治はよくはなりません。
なにも理解できていないのです。
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久しぶり (bonn1979)
2010-04-01 11:53:19
岩清水さん
から政治のことを聞かないで日にちが経ちました。

メディアからの情報は芸能化されたものばかり。

国際情勢
自民党の行く末(実質的・思想的には終わった)
などを考えあわせると

貴見のような長期見通しになりますね。

社会問題の分野での革新
・現場にいる人たちからの発信
・指導的な立場にある人たちの学びと行動
こういう流れも大事になっていきますね。
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