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岩清水日記

「あしひきの岩間をつたふ苔水のかすかにわれはすみわたるかも」良寛

『精霊の守り人』第一部終了しました。

2016-04-10 16:12:52 | 日本の仲間

ファンタジー大作の第一部が昨日終わったわけです。

私にとっては理解するのが一苦労でした。

まずファンタジーにまったく馴染みがない。

でも今回はきちんとみてやろうと取り組んでみました。

それでも集中力がないせいか、新ヨゴ国や青霧山脈という国名、地名が、頭に入らない。

それから、人名を覚えることができない。私は昔から苦手で、特に横文字の名前はこんがらがる。

このファンタジーは私の記憶力や理解力を試しているようだった。やな感じです。

まず、この物語(第一部)の全体構成を考えてみようかな。

一つ。新しい皇太子が誕生するまでの波乱万丈サクセスストーリー。

一つ。王になるべき王子を守る人々の物語。これが結構ややこしい。女用心棒バルサは父の仇を討つ思いを秘めて各国を流浪する。呪術師ドロガイは正義を守る役目、聖導師も同じ。

一つ。虚偽の建国神話が暴かれるまで。新ヨゴ国の帝のあがき。結末は第2部へ。

一つ。魔物の正体。対決する人々の戦いぶりと結末。

一つ。精霊の卵とは。水の意味。日本の竜伝説との類似性。

一つ。両義性。両面性。二つの世界の対立と融和。直観的な理解と謎解き学者が並列。

余計、わかんなくなりました。

とにかく、一つ。これはバルサの話であること。回想シーンはバルサにしか与えられなかった(と思った)。

バルサには数少ない太い絆がある。他の絆は弱い。これはハイリスク。基本は一人で生きていかなくてはならない。

現時点では、修業時代の終わりの部分だと思う。

第2部はどのように拡がっていくのか。

本を読むべきか、読まぬべきか、難問です。


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