岩清水日記

「あしひきの岩間をつたふ苔水のかすかにわれはすみわたるかも」良寛

私にはどうしようない心配事3つ。

2022-07-21 21:39:35 | 国民と国会と政治

心配事3つとは、人口減少、日本の財政(国債発行)、食料自給です。

人口減少については、2050年推定では3割減。

国家財政については2050年国債発行が国民総生産(GDP)の4倍(2000兆円超)と予測されています。民間の予測です。政府はこんな恐ろしい数字を認めません。

人口が減少しながらも国民総生産は年間3%増を維持するというのが政府の予測ですから、計算のできる人はだれも信じません。

今も国民総生産はまったくといっていいほど増えていないのですから。

さらにドル換算で国際比較するとどこまで落ちてしまうのでしょうか。

恐ろしい局面にきています。

 

2000兆円の債務を無くするというのはどう考えても不可能です。

借金は少なくなった子孫の両肩に乗ってきますよ(だから子供を産まないと考える人もいます)。

国債を買っているのは国内の人だから大丈夫という言い方もありますが、これって国債が暴落しても国民がすっからかんになるだけという意味ですか。

国家破綻を国民財産の破綻にすり替えるのですか。

 

食料自給率が4割を切っていると言われます。

スーパーに行けばなんでも豊富にあると思いがちですが、これは長期的に見れば思い違いです。

ます肉類は非常に厳しい。国内産ではとても足りない。何が足りないかといえば餌です。外国産に頼っています。

肉類は生産効率がとても悪いことはだれでも知っています。

小麦が輸入できないならお米を食べようといいますが、皆がお米を食べるようになるとお米は全然足りません。

魚介類だって国内産は半分です。

今も魚の奪い合いを近隣諸国としているのですよ。

近未来はどうなるのでしょう。

 

このように見てくれば、飽食から貧食へ。カロリー不足へと転げ落ちることも予測されます。

 

国家予算の4割は国債で調達しています。

国防費をどんどん増やすという話はやがて軍事品を輸出しようという話と繋がっています。

世界の多くの国は武器輸出が大産業になっています。日本もそれにあやかりたいと考える人が大勢います。

もちろん安部氏はその先鋒でした。

意志を引き継ぐ人は自民党をはじめいっぱいいます。

貧すれば鈍するです。

 

お読みいただきありがとうございました。

 

💛ウクライナに平和を💛

 


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