岩清水日記

「あしひきの岩間をつたふ苔水のかすかにわれはすみわたるかも」良寛

『長島からの風』展が開催されています。RSKイノベイティブ・メディアセンターです。

2023-06-12 20:48:34 | ハンセン病

RSKイノベイティブ・メディアセンターのロビーにて『長島からの風』展が開かれています。

26日まで開催中です。

長島に橋が架かって35年です。

人間回復の橋と呼ばれています。

収容された方々の思いが綴られています。

作品が掲示されています。

陶芸や写真も素晴らしい。

この日、講演をしていただいた中尾伸治さんの作品です。

一角でビデオ上映がされていました。

かつての収容桟橋の写真です。

少年少女も一人で収容されました。今なら児童虐待です。

職員桟橋と患者桟橋が別れています。すべてに渡って差別が徹底していました。

かつて監房がありました。

少年舎の前で中尾伸治さんが話しています。

現在、島に残っている回復者の皆さんは平均年齢88歳だそうです。

園内通用票です。逃亡されないように園内のみで使えるお金でした

6は、邑久高等学校新良田教室です。全国の療養所で唯一高校がありました。

高等教育が受けられる意味はとても大きかったそうです。

この日は、ホールにてドキュメンタリー『もう一つの橋』が上映されました。

1988年頃の制作だと思います。

感心しました。

日本のテレビドキュメンタリーもパワーがあったと思いました。

その後、休憩を挟んで中尾伸治さんの講演がありました。

貴重なお話でした。

以下は2018年の講演内容です。骨子は変わっていないように思いました。

6月25日(日)にもイベントがあります。

RSKホームページです。

 

お読みいただきありがとうございました。

 

ウクライナに平和を!



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