岩清水日記

「あしひきの岩間をつたふ苔水のかすかにわれはすみわたるかも」良寛

中川五郎『ディランと出会い、歌いはじめる』を読み始める。

2019-06-08 08:42:49 | 

昨夜、岡山市・禁酒会館にて、中川五郎さんのライブを聞きました。

「受験生ブルース」や「主婦のブルース」を覚えておられる方もいらっしゃるでしょう。

関西フォークの弟世代と言っていいのでしょうか。

同時代を生きてきた人々が観客でした。

不思議な一体感がありました。

歌い始めて52年だそうです。

普通の歌手なら、芸能生活52年というのでしょうが、それは似合いません。

東京から「ひかり」で岡山まで来られたそうです。

「ひかり」は、ジパングが使えますからね。

観客の数を考えると、ギャラというほどのものはありません。

しかし,演奏は素晴らしかった。

エネルギッシュで途中で倒れるのではないかと思うほどでした。

会場で、中川五郎『ディランと出会い、歌いはじめる』を購入しました。

読み始めたらやめられないほど面白い。

大切にします。

半世紀の間、ひとつのこと(だけでないでしょうが)を持続してことの凄さが演奏にも本にも表れています。

人間、長生きしなくてはいけません。

刺激は求めれば与えられます。

 

お読み頂きありがとうございました。

 

 


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