今日から三日間は仕事です。
三日は長い。
早朝、母が仏壇の父に向かって語りかけます。
念仏を唱えた後、色々と具体的に報告し、お願いします。
以前からその様子を好ましく思っていましたが、この頃は特に有り難く感じるようになりました。
兄が回復基調にあり母も一時よりずっと元気になったのは、母の毎朝のお勤めの功徳があるに違いない…と感じるからです。
誰にでも等しく優しかった父のことですから、きっと私たち家族を穏やかな方向に導いてくれたに違いありません。
そう思うと、涙が滲んで来ます。
7月までの独り暮らしの最中、私はしばしば泣いていました。
それはもっぱら寂しさや不安によるものでした。
8月に実家に戻ってからは涙ぐむことはありませんでしたが、今朝は何だか有難い気持ちから、久しぶりに涙ぐんだことです。
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