ほとほと通信

89歳の母と二人暮らしの61歳男性の日記。老人ホームでケアマネジャーをしています。

映画とラーメン

2020-10-09 | ほとほと日記
今日は仕事はお休みでした。


明日あさってと仕事に行かなければなりません。

特に明日は関東地方に最接近するようなので、職場の最寄り駅から職場までの自転車通勤は危ない。

とはいえ、歩くと20分くらいは掛かるので風雨の強い中ではツラい。

確か最寄り駅から職場までバスで来ている人もいるので、明日は私もバスにしよう…と考えました。


ネットで路線を調べるとそれらしいのがあったので、最寄り駅に行き、バスに乗りました。

職場に一番近いバス停までは6、7分で、そこから更に5分程度歩けば職場に着くことが分かりました。

それでも、雨の中歩いたり自転車に乗ったりするよりバスの方がずっと楽で安全です。

明日の通勤のメドがついて、何だか安心しました。


午後からは日比谷のTOHO映画館で、芦田愛菜さん主演の『星の子』という作品を観に行きました。
 
映画を観に行くのは今年初めてです。


芦田愛菜さんには以前から好印象を抱いていましたが、実はテレビドラマを含めて今まで一本も作品を観たことはありませんでした。

新興宗教に嵌まった家族の物語…と聞いていわゆる社会派作品を想像していましたが、観てみると地味で静かな文芸作品でした。

新興宗教を題材にしていますが、本質的には一人の少女の心の揺らぎを描いた作品です。

脚本も演出もとても地味なので恐らくあまりヒットはしないでしょうが、今の私にはなかなか気持ちの良いトーンでした。

今日が封切りの作品ですが、私はシニア割引で1200円で観賞出来たのも嬉しく思いました。


映画を観る前に、有楽町駅近くのラーメン屋で味噌ラーメンと餃子を食べました。

中華料理屋と言うよりラーメン屋と言う風情の店でラーメンと餃子を食べる…と言うのも今日の外出のテーマでした。

ふだんの食事は母が出してくれて、それはそれで美味しく頂いているのですが、母はニンニクが嫌い
なのでときどきとてもニンニクを使った料理を食べたくなるのです。

今日の店は、味、風情とも私の希望を充たすお店でした。


台風が近づく中、ずっと雨にたたられましたが、とても満足出来る外出となりました。

これからもこういう小さな楽しみを励みに生きて行こうと思います。