ほとほと通信

89歳の母と二人暮らしの61歳男性の日記。老人ホームでケアマネジャーをしています。

朝の言葉

2016-12-26 | ほとほと日記
今日と明日も仕事です。


今年も仕事のある日は毎朝この質素なブログを書いてきました。

仕事前ブログは今日を入れてあと四回なのです。

色んなことがあったけれど、ここまで来ると今年も速かったなあ…と感じます。


仕事のある日の朝はたいてい憂鬱なので、ブログの内容も苦しそうなものになってしまいます。

仕事から帰って来てお酒を飲みながらリラックスして読み返すと、「何でこんなこと書いたんだろう」と感じることもしばしばです。

でも、そのときの感情を偽らず書くのが大切…と思っています。

特に、独りで極端に思い詰めて間違いを起こすのは仕事の朝がほとんどなので、早めに苦しさを吐き出した方が良いと思っています。

読んでる方には申し訳ないことですが…。


森田療法でも内観療法でも、最後は必ず感謝の言葉で締めなさいと言われ、若い頃は「何だか偽善的だなあ」と内心思っていました。

でも、今はその重要性が分かります。

肯定的な言葉を使っていると、肯定的な世界観になるのです。

逆もまた真なり。

少なくとも、私のような中高年がひねくれて暗いことを言っていたら、誰だって関わりたくないですよね。


神様。
今日一日が穏やかなものでありますように。
家族が皆、健康で過ごせますように。
友人たちが無事に一日を終えますように。
お祈り致します。

最終週

2016-12-25 | ほとほと日記
今日から三日間は仕事です。


今年もあと一週間。

今週は入居や事前面談などが続く、けっこうハードな週です。

油断大敵で頑張らないと。

そして大晦日から三が日は、入社11年目にして初めての四連休です。

連休が増えると連勤も増えるので、初めは(どうかなあ…)と思いましたが、今となっては楽しみです。


今日は降誕祭。

ホームでもクリスマス会をやります。

入居者の方々が楽しんで頂ければ良いけれど。



神様。
今日一日が穏やかなものでありますように。
家族が皆、健康に暮らせますように。
友人たちが無事に一日を終えますように。
お祈り致します。


きよしこの夜

2016-12-24 | ほとほと日記
今日は仕事はお休みでした。


母と姉とランチをしました。

父と兄と電話で話しました。

午後六時から、主の降誕夜半ミサに預かりました。


ミサから帰って来て、炙りチキンと五品目のサラダ、ポリフェノールたっぷり赤ワインの食事をしました。

楽しいクリスマスイブを過ごせました。






はぐれ感

2016-12-23 | ほとほと日記
今日も仕事です。


夢を見ました。

はぐれる夢。

現在、過去、大過去の友人知人たちが混ざって会合をしている。

私はそれに合流しようと思うけれど、どうしても出来ない。

焦り。不安。寂しさ。


色んな不安が頭を過ぎります。

もっと具体的に対策しなければならないのに、しない。

何をすれば良いか分からない。

結局私は、与えられた仕事をこなすことしか出来ない「劣った種」なのか。

「今日一日」というのは、問題解決を日延べするための逃げ口上なのか。


でもやはり、「今日一日」としか言えない。


神様。
今日一日が穏やかなものでありますように。
家族が皆、健康で暮らせますように。
友人たちが無事に一日を終えますように。
お祈り致します。

ファミリーヒストリー

2016-12-22 | ほとほと日記
今日と明日も仕事です。


昨夜、NHKの「ファミリーヒストリー」という番組を見ました。

有名人の父母や祖父母の来歴を徹底的に取材し、何も知らされていない本人がそれを見て、自分のルーツを初めて知る…というような番組です。

昨日は北野武氏が取り上げられていました。

この番組はたまに見ますが、いつも「近代日本を作り上げた市井人の奮闘」に感心します。

時代を遡るほど、日本の庶民は悪条件の中、とてつもない労苦をして近代日本を作ったのだなあ…と思います。

北野武氏の母である北野さきさんもそうでした。

14歳で孤児同然となったさきさんは、資産家に奉公に出て便所掃除など下働きを五年間行ったと言います。

その後、出入りの義太夫の師匠に見初められて下働きを脱け出すのですが、それはさきさんの才覚と根性の賜物でしょう。


私がふと気になったのは、さきさんの四人の兄です。

三人は十代で、一人は一歳で亡くなっているのです。

明治時代後期から大正初めにかけてのことですから、貧しい庶民は十分な食糧もなく、まともな医療も受けられなかったでしょうし、公衆衛生も行き渡ってなかったでしょう。

ファミリーヒストリーに出てくる人たちは市井人の中でも勝ち組で、こうして密かに消えていった名も無き人々がたくさんいたのかも知れません。

それを想うと何だか切なくなりました。



神様。
今日一日が穏やかなものでありますように。
家族が皆、健康に過ごせますように。
友人たちが無事に一日を終えますように。
お祈り致します。