ほとほと通信

89歳の母と二人暮らしの61歳男性の日記。老人ホームでケアマネジャーをしています。

最期のとき

2016-12-06 | ほとほと日記
今日と明日も仕事です。



元アナウンサーで司会者の小川宏さんが亡くなりました。

この訃報が職場の話題になったとき、三十代のホーム長はもちろん、四十代前半の看護師も小川宏さんを知りませんでした。

小川宏ショーが終わったのが1980年代の初めと言うことですから、確かにリアルタイムで知っているのは五十歳以上かも知れません。


その後しばらくして、小川宏さんは長くうつ病で苦しんでいる…ということを明かしました。

私はほとんどテレビを見ていなかったので確言は出来ませんが、病気を明かして以降の小川宏さんは、活躍していたころの笑顔には戻らなかったように思います。

やはりうつ病だったことを明かした高島忠夫さんにも同じ印象があります。


小川宏さんの享年は、今の父の年齢と同じでした。

それを知ってとても近しく感じました。

有名だった方の訃報は、家族や自分の最期のときへの予行演習の側面もあるなあ…と思いました。



神様。
今日一日が穏やかなものでありますように。
家族が皆、健康で暮らせますように。
友人たちが無事に一日を終えますように。
お祈り致します。