ほとほと通信

89歳の母と二人暮らしの61歳男性の日記。老人ホームでケアマネジャーをしています。

大人しすぎる営業マン

2012-08-22 | ほとほと日記
私の会社では、入居契約を取ってくる職務を「相談員」と呼んでいる。

まあ、しかし、それは一般に言う営業マンのことだ。

「営業」より「相談員」のほうが何となく商売っ気が弱まって聞こえるので、そう呼ぶのだろう。

我がホームの担当相談員が、この7月くらいから変わった。

二十代後半くらいの若者だが、この道に入って三年、その前も別の業界で営業マンをやっていたと言う。

そう書くと、バリバリの若手営業マンを連想するかもしれないが、実はとても大人しいタイプだ。

お客さんに対しても我々スタッフに対しても、ほとんど常にささやくように喋る。

初めは「担当が変わって緊張しているのかな?」と思った。

でも、二ヶ月経った今でも「ささやき声」は変わらない。

さすがに近頃は「大丈夫かな?」と思うようになった。

入居率が一定以下に下がると、現場の人間は簡単に他のホームに異動させられてしまう現実があるだけに、ちょっと心配である。

元来、私は「バリバリ人間」は苦手なのだが、さすがにもうちょっと頑張ってもらいたい。

まあでも、三年も在籍出来たのだから、前の担当ではそれなりに実績を上げていたのかな。

そんなことを聞くのも憚られるほど、大人しげな彼である。

しかし、娘さんが二人いるというし、ずっとサッカーをやっていて体力はあるというし、ぜひガンバッテ下さい!