早朝のビル街を歩いていて、
まんまるお月さんに出会った。
15日が満月だったので、やや欠けていたが、
綺麗な残月だった。
ビル街は空が狭くて、月も日の出も見る機会が少ない。
秋はビル街の小さな空も、澄んでいて意外に美しい。
青一色より多少雲が流れている方が、趣がある。
先日から彫り始めた善女竜王像の顔の粗彫りをした。
長さ50センチ、直径30センチの檜丸太を四つ割りにして、
顔の部分まで進んだ。
円空仏は優しく微笑んでいるが、なんだか物悲し
そうな表情になってしまった。
頭上の龍の鋭い眼光と、対照的な微笑みの表情が
特徴だが、最初の関門でつまずきそう。
2つの表情があるのですね。
龍は鋭く、それと対照的な優しい顔
難しそうです。
都会の朝ですね〜、秋空がビルに映えて
良い光景です。
朝の月もいいものですよね〜。
目尻や口角を上げたり下げたりで、表情が
ずいぶん変わります。
一刀入魂でいきたのですが、彫り直しばかり
しています。
海や山なら、どんなに素敵だろうと想像しながら、
空を眺めてました。