三日連続の夏日で、わずかに残った桜が激しく散っていく。
代わって桜通の銀杏が芽吹き、八重桜が満開を迎えている。
久屋大通公園のツツジが早くも開花し、僅かに残った
桜の木の下で、行く春を惜しむ宴が開かれていた。
足取り早く季節が変わっていく。
先日から取り掛かっている不動明王坐像の
最後の仕上げをした。
仏法を守る不動明王は、衆生の煩悩を断ち切る
ための宝剣を右手に持ち、左手の綱で欲望に
溺れる人を引き上げてくれる。
悪を懲らしめるため怖い表情をしているが、円空の
不動明王像は憤怒の裏側に優しさが感じられる。
そんな思いで彫っているが、煩悩が断ち
切れない身では、その表現が難しい。
明日の稽古日に先輩に見てもらい、
手直しをして完成にしたい。
難しい表現ですね。
右手の宝剣、左手の綱の意味も教えて頂きました。
今度不動明王像拝見の時まで覚えておきます。
桜通りの銀杏の新緑の何と美しいこと!
転ばぬよう足元ばかり見ていて、
見上げる余裕もなくて恥ずかしいです。
お不動さんは比較的馴染みのある仏像で
目にする機会が多いです。
薬壺や蓮など手にしている仏像もありますが、
それぞれいわれがあるようです。
見上げると、いつの間にやら新緑の季節に
なっていました。
季節が早く過ぎていくようですね。
恐いお顔の裏側には優しさを秘めて..。
難しいですね。
彫ると修正が利かないですから一刀に
全神経を込めて!
初夏を思わせる気候です。緑の芽吹きも
きれいですね!
さて、明日は最後のお花見が残ってますが
今日の雨でもう桜はないかもしれません〜〜。
やっとゴールが見えてきました。
大きい鼻や唇は小さくできますが、その逆は
出来ないので、よく失敗しました。
今日も27度を超す夏日で、街路樹もびっくり
していることでしょう。
今年は、お花見のタイミングが難しかったですね。