今朝の飛騨地方は、低気圧が接近中で、淡い日差ししかなかったが、それ程の寒さは感じなかった。
散歩中のユキも、「雪を得た犬」 のように元気がみなぎって来た。
天気予報では、今夜から雨が降るようなので、屋根の雪下ろしをすることにした。
この時期の雨は珍しいが、雪が雨を吸って重くなると、垂木や梁が折れたり、戸の開け閉めが出来なくなるので、雪国の人たちは冬の雨を警戒する。
屋根の雪を全部下ろせばいいのだが、とても無理なので、取りあえず重さに弱い母屋の庇と両端部分だけにした。
雪かきシャベルを雪面に突っ込み、取っ手を下に押すとブロック状の雪の塊が出来るので、シャベルの背をそりのように滑らせて下に落としていく。
下から見ると、それ程大量の雪には見えないが、やり始めるといつもその量の多さに驚く。
屋根には雪止めが取り付けられているので、合掌造りのように一挙に雪崩落ちることは無いが、シャベル1本で下ろすのは手間と体力が要る。
片側の屋根のてっぺんまで終わると、下りながら残りの側と反対の軒先を下ろしていく。
屋根の四隅を全部下ろして、今日の作業は終わった。
母屋の屋根はずいぶん軽くなり、これで少々雨が降っても、心配はなさそうだ。
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