今朝は、あたり一面が霧に覆われていた。
耳を澄ますと、裏山から鶯の鳴き声が聞こえてきた。
まだ鳴きはじめで、ホーホケキョのホーが抜けていて拙い鳴き方だ。
競い合って練習するので、間もなくあちこちで自慢の喉を聞かせてくれるだろう。
日が高くなると霧が消え、田んぼの氷が溶けて湯気が立ち上っていた。
柔らかい陽射しが暖かく、屋根や畑の雪が勢いよく溶け、朝に比べるとずいぶん少なくなっていた。
わさびも小さな芽をたくさん付けはじめたので、白い花が咲くのも間もなくだ。
ようやく我が家の庭にも遅い春がやってきた。
小屋の中に居ることが多かったユキも、暖かい陽射しに誘われて板の上で昼寝をしている。
体が温まると地面に下りて、冷たい土の感触も楽しんでいる。
どちらも、つい先日までは雪を被っていたので、ユキも驚いていることだろう。
久しぶりに気温が10度を越し、スギ花粉の飛散は「非常に多い」と顔クシャマークが出ていた。
試しに枝を揺すったら、花粉がパッと散った。
心待ちしていた春も、一つ二つは嫌な客が付いてくる。
今が食べごろだから、そちらはとうが立っていることでしょう。
気にしていたらどこにも住めないし、何にも食べられないし、どうしたらいいのですかね~
開き直るしかないですね。
福島原発の所為で放射能が降り注いで庭の蕗のとうは食べられません。
近所の公園は除洗工事していますが
もう我が家は年寄り夫婦ですので放射能の影響が現れる20年後は
生きていませんから・・・・
集落で最も春の遅い我が家にも、使者がやってきました。
ボツボツ野良仕事の準備もしようかと思ってます。
杉の実を噛み砕いて食べるという荒療治をやってます。
今のところ軽症なのは、そのせいかと思ったりして・・・
黒い土が覗いてきて、春が訪れましたね。
朝もやに煙る景色はのどかな山間の静けさに
包まれていますね。
でも厄介な花粉はこれからが全盛期ですか?
さて、山里さんの試されてた抗体はどんなでしょうか?