今朝の冷え込みは強く、久しぶりに頬や指先に痛みを感じた。
雪面を歩くと、所々で落ち込むこともあったが、今朝は固く締まり、どこでも自由に歩くことが出来た。
渓流の際まで下りていったら、殻を脱いだ猫柳が朝日に輝いていた。
土手の水仙も、昨夜降った雪にもめげず、小さな芽を勢いよく伸ばしていた。
猪も雪の薄くなったところを狙って、葛やワラビの根を、派手に掘り起こしている。
早朝は人や犬が歩いても、ほとんど足跡は付かないが、体重の重い猪は、偶蹄目特有の足跡を雪面にくっきりと残している。
冬場は餌が乏しく、飢えた動物たちは、雪解けの早い里を目指して下りてくる。
ここ数日の暖かさで、少なくなった屋根の雪を見ていると、春も近いと気持ちが明るくなる。
ほうれん草栽培のハウスも、雪が消えるのを待って、外してあったシートを張り、植え付けの準備が始まる。
山里の春は一進一退だが、人も野生動物も、遅い訪れを心待ちしている。
どこかで水が流れ出す
山の山脈~東風吹いて どこかで春がうまれてる~♪」
うろ覚えで間違いがある歌詞かも知れません~
でも、こんな唱歌を一番に思い出しました。
ネコヤナギ、水仙、雪解け水のせせらぎ~~もう春です!
思わず口ずさみたくなりますね~ 風はちょっと冷たかったけど・・・
来週は雪の日が多くなるようです。 今は無理をして春を探している感じです。