名古屋・名駅街暮らし

足の向くまま気の向くままに、季節の移ろいや暮らしのあれこれを綴ります。

名古屋都心の老人向け施設

2012年11月09日 | セカンドルーム

 

名古屋の紅葉はまだ先のようだが、街路樹のイチョウやプラタナスは、いくらか色づいてきた。
暖かい日が続いているので、紅葉や落ち葉は12月に入ってからだろうか。

久しぶりに先輩と会食をしながら、四方山話に花を咲かせてきた。
昭和一桁生まれで、今は夫婦二人で都心のマンション暮らしを楽しんでおられる。
戦前戦後の混乱期に育ち、高度成長を支えてきた企業戦士は、趣味を楽しみジム通いに余念がない。
その傍ら、健康寿命を読んで身辺を整え、その先の段取りまで手際よく済まされている。
余生の過ごし方はともかく、その先の始末までは思いも及ばなかったので、何かと啓発される点が多かった。
同世代同士も似たような話題が多くなってきたが、具体的なアクションはまだ腰が引けている。
5年ほどの年齢差なのか、生き様の違いかは分からないが、参考になる点は多々あった。


話は変わるが、納屋橋の脇に建設中のビルが、来るたびに工事が進んで、家の周りの空がどんどん狭くなっていく。
名古屋駅の徒歩圏内なので、オフィスビルやホテルなどが建つかと思っていたが、「社会福祉法人・サンライフ」が運営する老人向け施設であった。
名称も「ジョイフル名駅」と決まり、介護老人福祉施設、ショートステイ、デイケアセンター、サービス付き高齢者向け住宅などの施設が入り、平成25年に開業する。
この種の施設は緑が豊かで静かな郊外にあるものと思っていたが、最近は便利な街なかにも建つようになった。
都会で暮らしていた人が、突然縁もゆかりもない田舎の施設へ入るよりは、昼夜行き交う車や不夜城を見下ろしていた方が心安らぐかもしれない。
老後のライフスタイルも、大きく変わっていく。

コメント (6)
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