学校と社会
本田由紀(写真)は東京大学大学院教育学研究科比較教育社会学コースの准教授です。1964年徳島県生まれということで、私より8歳ほど年下の研究者です。 『若者と仕事』という本が彼女の代表作ですが、近著『多元化する「能力」と日本社会』と併せて、本田の主張を読むと、彼女が何をいいたいかはおおよそわかります。 で、さらに、そんなにたくさん読むのはしんどいという人は、共著ですが、新書で『「ニート」って言うな!』という本のなかの本田の部分をお読みになられると、本田の全容がほぼわかります。本田は、けっこうまめに簡単にまとめて要約してくれます。だったら、そこだけ読めばよいという人はそうしていいと思いますね。さて、本田は、一貫して学校と社会の関係を書いています。まさに、「学校と社会」なのです。それも経済的な意味、学校は経済的にはどのような意味をもつのか、ということを分析の対象としています。近年は、ニートやフリーターといった形で若年労働が不利な状況に追い詰められている現実をつぶさに分析して、その対策を考えています。少し前ですが、決してかみ合った議論とは言えなかったのですが、NHKの「爆笑問題の日本の教養」という番組で本田と太田が討論しています(Youtube版 1、2、3)。
若者と仕事―「学校経由の就職」を超えて
本田 由紀
東京大学出版会
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多元化する「能力」と日本社会 ―ハイパー・メリトクラシー化のなかで 日本の〈現代〉13 本田 由紀 NTT出版 このアイテムの詳細を見る |
本田 由紀,内藤 朝雄,後藤 和智
光文社
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- Youtubeをアップしました (Kimura Masaji)
- 2008-08-28 22:21:38
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