フェイスブックへの戸惑い

実は私には、友だちがいません。正確に言うと、友だちはいりません（笑）。
なので、mixはずっと入れなかったんです（笑）。
ところが、そんな「自慢」をしていたら、前の学校の同僚のKさんが

「気の毒だから友だちになってあげる」

ということで、私は、mixに晴れて入ったんです。一応、あるんです。だから、私の場所が（笑）。
そうこうしているうちに、生徒のSさんがmixで、私のページを作ったんです。わざわざ長陵高校版まで。で、まあ、私はそのなかに入っていないんですけど、そのなんか友だちのメンバーにけっこう、生徒さんが入っているんですね。すると、どんどん、私は入りにくくなっちゃったんです。そのサークルに。
つまり、私は、友だちがきらいなんですね。

で、まあ、月日は流れまして、つい最近、こんなメールが来たのです。

「facebook
忘れていませんか。Kさんが待っています。KさんがFacebookで写真や近況をシェアしています。Facebookに登録して、友達や家族と楽しく交流しましょう。」

へえ、これが有名なfacebookかあ！
というので、登録して、なんか適当な偽名で入ったんですよ。

そしたら、あなたびっくりするじゃないですか？？？！！！

私の友だち候補がずらーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっと並んでいるわけです。

「おいおい、何で俺の知り合いを見も知らないfacebookが知っているんだよ！！」
なんか、振り込み詐欺に遭ったような衝撃と、大体、私の根性の根本にある友だち嫌いがむくむくと頭をもたげてくるのでした。

これさあ、ひょっとして、私が入会すると、これだけの人たちへと木村が入ってきたよ、って知らせるわけでしょ？

それっていやじゃない？？？

だって、むこうにも同じ情報が流れてしまってですよ、仮に私がまあ、ご遠慮したいと思ったとしますね。で、むこうから

「友だちになりませんか？」

ってきたらめんどうくさいでしょ？？

なんか、とたんに狭い狭い町内会と、せまいせまい地域のお友達ごっこがはじまりそうですよね。
そこんとこ、どう考えたら良いんでしょう。

「教えてください、センセー。」

そうそう、追伸

「どうして、facebookは私の交友関係の一端を知ったんでしょうね。これってプライバシーのモロ侵害でしょ。」

ちなみにちなみに、私はすぐに退会しました。


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