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「誰かを笑顔にできれば、あなたはもう魔法使い」 映画「僕の彼女は魔法使い」舞台挨拶 初主演・千眼美子ら登壇

2019年02月23日 06時38分16秒 | 日記

「誰かを笑顔にできれば、あなたはもう魔法使い」 映画「僕の彼女は魔法使い」舞台挨拶 初主演・千眼美子ら登壇

 

「誰かを笑顔にできれば、あなたはもう魔法使い」 映画「僕の彼女は魔法使い」舞台挨拶 初主演・千眼美子ら登壇

 

 

2月22日より全国公開された映画「僕の彼女は魔法使い」の舞台挨拶が、東京都のシネマート新宿で行われた。

 

大川隆法・幸福の科学総裁が製作総指揮・原案の本作は、人びとの幸せを奪い去る黒魔術と、"愛の魔法"で世界を守る白の魔法使いとの戦いを描く。地上に残された最後の白の魔法使いである白波風花は、赤い糸で結ばれた「運命の人」を探し出し、時空を超えた戦いに立ち向かう――。

 

舞台挨拶では、主人公の風花を務めた千眼美子さんのほか、恋人である優一役の梅崎快人さん、高杉亘さん、不破万作さん、清田英樹監督が登壇した。

 

千眼さんにとって、今作が芸能界復帰後初主演。魔法使いを演じるにあたっての役作りについて、このように語った。

 

「魔法使いって、私たち人間からすると物語だけの不思議なものだと思うんですけど、風花ちゃんは魔法使いなので、魔法を使えない方が不思議な女の子で、その逸脱した感じをどうしたら味わえるのかと思いまして。かかとにローラーがついてる靴を知ってます? ローラーシューズって言うんですけど。それを買うことから始めて。あれで現場入りとかしたりすると、ススーッて。そうすると、千眼さんがちょっと浮いて現場に入ってきたみたいな感じになって。風花ちゃんの魔法もこんな感覚なのかなって」

 

また、恋人役の梅崎さんとは、撮影の休み時間に2人で将棋を指していたという「秘話」を明かした。

 

最近、将棋を始めた千眼さんだが、幼いころから将棋で遊んでいた梅崎さんに「ボロ勝ち」。飛車で王手をしたという。「風花ちゃんって、マイペースで、優一君を翻弄するようなところも一部あるんですけど、私も、将棋の板の上で翻弄して勝ってやりましたよ」と千眼さんがおどけると、会場は笑いの渦に包まれた。

 

主人公の祖父役を務めた不破さんが、「役者として、人生の先輩としての贈る言葉」を求められ、困惑するワンシーンも。

 

「別にございません。好きなように生きてください」としながらも、「僕は73歳になるんですけど、この世界を50年くらいやっていると、持続するってのは大変なことだと思います。ブレないでずっと役者道をやっていただけるとうれしい。ずっと期待しております」という温かいメッセージに、会場から拍手が沸いた。

 

そして、本作のメインテーマである魔法にちなんで、「もしも魔法を使えたら、どんな魔法を使ってみたいか」という質問に登壇者それぞれが回答。

 

登壇者がそれぞれにユニークな「魔法」を答える中で、千眼さんは、「週末動員ランキング1位魔法をかけたいです。沢山の人に観てもらえる魔法と、SNSで拡散される魔法。あと、今日来てくださっているマスコミの皆さんが、いい感じの記事にしてくれる魔法をかけたいです」と朗らかに答え、ランキング上位への意気込みを示した。

 

 

「皆さんの明日が明るくなる映画だと信じています」

これから本作を観る人へのメッセージとして、清田監督は「この映画のテーマは愛と魔法。愛も魔法も目に見えませんが、その目に見えない愛は、美しいし、素敵なものなので、ぜひ素直に感じ取り、楽しんでいただければと思います」と語った。

 

恋人役として風花を支えた梅崎さんも、「映画に関しては、僕も信念をかけて取り組んだつもりですので。ぜひ、その信念を皆様に少しでも感じていただいて、それがお一人おひとりの笑顔につながれば、僕は一番うれしいなと思っております」と、映画に込めた思いを述べた。

 

最後に千眼さんが、このように締めくくった。

 

「笑顔でいたり、積極的に誰かを励まそうとする言葉を発したりすることで、誰かを幸せにすることができたのなら、誰かを笑顔にすることができたのなら、その時点であなたはもう魔法使いなんだよ、ってことを教えてくれる映画になっていると思います」「人生を生きていると、自分の心の中を、『誰かのことを』とか『皆の幸せを』って、常にそういう思いで満たすことはとっても難しいことだけど、でも、努力してそういう思いでいっぱいにすることがとっても大事なんだってことを教えてくれる映画になっています。なので、絶対に、皆さんの明日が明るくなる映画だと私は信じています」

 

この世界を包む愛の魔法、人間に宿る神秘の力、白魔法にも黒魔法にもなり得る「願い」とは――。本作を通して、私たちは日々「どう生きるか」という選択肢を迫られていることに気づかされる。風花と恋人の優一が、さまざまな出会いを経て成長していく姿にも注目だ。大人から子供までハッピーになれる感動作となっている。

 

 

『僕の彼女は魔法使い』

【公開日】
2019年2月22日(金) 全国ROADSHOW
【製作総指揮・原案】
大川隆法
【スタッフ】
監督/清田英樹
脚本/チーム・アリプロ
音楽/水澤有一
【キャスト】
出演/千眼美子
梅崎快人 春宮みずき 佐伯日菜子 高杉亘 不破万作
【製作】
幸福の科学出版
製作協力/ARI Production、ニュースター・プロダクション
制作プロダクション/ジャンゴフィルム
【配給等】
配給/日活 配給協力/東京テアトル
©2019 IRH Press

 

【STORY】

「やっとみつけた!」──高校3年生のある日、優一のクラスに転校生の風花が現れる。そのときから、優一のまわりで不思議な現象が起きはじめる。そう、風花は魔法使い。しかも世界で最後の"白魔術の継承者"だったのだ。優一は戸惑いながらも次第に心惹かれていく。しかし、ある事件をきっかけに突然、風花は姿を消してしまう。それから5年後、二人は偶然に再会を果たすが──それは時空を超えた"白魔術と黒魔術の戦い"の始まりだった。

 

「僕の彼女は魔法使い」公式サイト

https://bokukano-maho.jp


清水富美加さんの演技力を「二面性」と曲解する宏洋氏の仕事能力 【宏洋氏・週刊文春の嘘(3)】

2019年02月23日 06時34分41秒 | 日記

清水富美加さんの演技力を「二面性」と曲解する宏洋氏の仕事能力 【宏洋氏・週刊文春の嘘(3)】

 

清水富美加さんの演技力を「二面性」と曲解する宏洋氏の仕事能力 【宏洋氏・週刊文春の嘘(3)】

 
質疑応答を行う大川総裁(右)

 

《本記事のポイント》

  • 宏洋氏は独立したわけでなく、仕事能力が足りずに「解任」された
  • 芸能事務所の社長時代、出勤は週1回で正しい判断ができなかった
  • 千眼さんに「二面性」があるとの主張は、仕事能力、演技力の不足による曲解

 

本欄では、大川隆法・幸福の科学総裁の長男・宏洋氏のインタビュー記事を掲載した「週刊文春」の記事は、虚偽に満ちていることを指摘してきた。

 

同記事では、大川総裁に女優・清水富美加さん(その後、幸福の科学に出家し、千眼美子。以下、千眼氏)との結婚を強制された宏洋氏が、それを断ったために激怒され、一人で生きていく覚悟を固めたと書かれている。

 

結婚の強要が嘘であったことは本欄で報じた通りだが、それが原因で教団や大川家と訣別したこともまったくの虚偽である。

 

 

仕事能力が足りずに「解任」された

真相は、宏洋氏の仕事能力の不足や公私混同ぶりが激しく、2017年11月23日付けで教団が運営する芸能事務所、ニュースター・プロダクションの社長を解任されたというものだ。

 

その後、昨年1月からは、教団の支援を受けつつ、映画やテレビに出演する道を探っていたが、思うように仕事は入っていない。

 

21日に行われた質疑応答「宏洋問題に関するQ&A」において、大川総裁は、「自由にやらせても仕事が取れなかった。(幸福の科学の)職員だから仕事が取れないと他人のせい、環境のせいにして、幸福の科学と訣別したと言えば仕事が来ると思って、暴れているわけです」と指摘した。

 

宏洋氏は、自分の仕事力や俳優としての能力を認めない教団に不満を抱き、勝手に訣別したが、それでもうまくいかないので、「結婚の強要」といった根も葉もない話をでっち上げたのだろう。

 

 

出勤は週1回 経営判断もできず

ニュースター・プロダクション社長時代の宏洋氏の仕事ぶりについて、当時、副社長を務めていた大田薫・現社長は、次のように実態を明かした。

 

会社に出ておられたのが週1回ぐらいで、来ていないときは、ジムに行かれたり、デートに時間を費やしており、いろんな決裁事項が滞っていた」「一週間に一回の決裁日でも、自分が決裁できない、分からないものは持ち帰られ、そのまま何も返答がない案件も多々あった

 

大川総裁は経営についての教えも説いているが、宏洋氏はほとんど学んでいなかった。

そのため、宏洋氏の判断や行動は、大川総裁の教えに基づいたエンターテインメントを広げるという芸能事務所の趣旨に反することが多く、大田氏や他の社員は悩み、戸惑ったという。

 

その他、パワハラ、セクハラ行為も確認され(関連記事参照)、社長を解任されるに至った。

 

 

千眼さんの演技力を「二面性」と曲解?

周囲から厳しい眼を向けられていたのは、仕事能力やマネジメント能力だけではない。

 

映画「さらば青春、されど青春。」では主演を務めた宏洋氏だが、セリフを覚えずに撮影に臨んだり、個人的な舞台への出演を優先したりして、撮影現場の評判は悪かったという。監督やスタッフからも才能がないと酷評されていた。

 

このように、俳優としての能力にも疑問符がついており、それを客観視する眼も持ち合わせていなかった。

 

「週刊文春」には、「二面性があるから信用できない」「彼女の裏表の激しい性格を目の当たりにし、とても一緒に生活できない」といった理由で、宏洋氏が千眼さんとの結婚を断ったと書かれている。

 

こうした偽りのストーリーが生まれた背景について、大川咲也加副理事長は次のように推測した。

 

  • 千眼さんは、宏洋さんの演技をおおむねほめてくれていた。

 

  • ただ一点のみ、映画「さらば青春、されど青春。」の名古屋港での別れのシーンで、監督からは泣いてはいけないと言われていたのに、宏洋氏が演じる真一が涙を流したことについて、大川総裁が指摘したところ、千眼さんが同意した。

 

  • それに対して宏洋氏が「あの女は信用できない」と逆上した。

 

演技をほめたのは、俳優としての経験や能力が不十分だった宏洋氏への励ましの意味もあっただろう。それなのに、監督からの演技指導を受け入れなかった未熟さを棚に上げて共演した千眼氏を責め、「二面性」と断じるあたりに、演技力不足、人格的未熟さが現れているといえる。

 

咲也加氏は、千眼さんに対して失礼な記事が出てしまったことを申し訳ないと述べた。

 

さらに大川総裁は、演技力不足の観点から次のように分析した。

 

(宏洋氏)は、恋人みたいに仲良くやってくれていたのが、(撮影が)終わったとたんにコロッと変わるのは、嘘をついているか二重人格に見えることがおそらくあったのだと思うが、これは明らかに素人だということに過ぎない

 

 

与えられたチャンスを実力と勘違い

宏洋氏が嘘を重ね続けるのは、「自己宣伝」と、自分を認めてくれない教団に対する「妨害」をしたいからだろう。

 

結局は、プライドと能力の間にギャップがありすぎて、それを埋めようとする努力を怠ったということだ。

 

大川総裁は「こちらとしては悟ってほしかった。自分の実力のほどを知って、教団で使ってもらえばやれているだけなので、その間にプロにならなければいけないと見ているのを、一作二作出ただけでプロのつもりでいるところが甘い」と嘆いた。

 

芸能事務所の社長というポジションは、慈悲によって与えられたチャンスだった。それを実力によるものであり、自らの権利と勘違いしたところに宏洋氏の間違いがあった。

 

そして、関係者への取材もせず、宏洋氏の一方的な主張のみに基づいて記事を書いている「週刊文春」も大きな間違いを犯している。

 

自らの間違いを謙虚に反省しなければ、いずれ行き詰まるだろう。

 

【関連記事】

2019年2月22日付本欄 「清水富美加との結婚強制」はまったくの嘘 大川総裁が宏洋氏と週刊文春の間違いを指摘

https://the-liberty.com/article.php?item_id=15452

 

2019年2月22日付本欄 宏洋氏が語らない、教団を飛び出した背後にある真相 【宏洋氏・週刊文春の嘘(2)】

https://the-liberty.com/article.php?item_id=15454


4月の統一地方選挙 地方自治体の長や議員には「マネジメント力」が要る

2019年02月23日 06時32分32秒 | 日記

4月の統一地方選挙 地方自治体の長や議員には「マネジメント力」が要る

 

2019年は、統一地方選挙の年です。

 

知事選や道府県の議員選、政令指定都市の市長・議員の投票は4月7日に、それ以外の市区町村の首長と議員の投票は4月21日に行われます。

 

そこで関心を持つべきことの1つが、地方自治体の財政です。

 

地方自治体には、財政難に陥っているところがかなりあります。例えば、北海道夕張市は2007年、353億円という巨額の赤字を抱えて財政破たんしました。全国で唯一の「財政再生団体」となり、国の管理下に置かれました。

 

財政再生団体になると、国の同意がなければ、新しい予算を計上することも、独自の事業を行うこともできません。つまり、「自治」ができなくなったわけです。なぜ夕張市は、財政破たんしてしまったのでしょうか。


探査機「はやぶさ2」小惑星に着陸 日本の高い技術力を世界にアピール

2019年02月22日 06時21分28秒 | 日記

これだけ知っトクNews(2月22日版) 探査機「はやぶさ2」小惑星に着陸 日本の高い技術力を世界にアピール

 

 

「これさえ知っていれば、世の中の流れをつかめる」というニュースを、編集部がピックアップ。そもそモグラ博士が、ひと言コメントしてお送りします。新聞の代わりとして、ニュースチェックの習慣づくりに、ご活用下さい。

 

  • (1) 探査機「はやぶさ2」小惑星に着陸 日本の高い技術力を世界にアピール
  • (2) コマツが陸自車両の新規開発を中止 防衛産業の衰退は防衛力低下を招く

「清水富美加との結婚強制」はまったくの嘘 大川総裁が宏洋氏と週刊文春の間違いを指摘

2019年02月22日 06時19分30秒 | 日記

「清水富美加との結婚強制」はまったくの嘘 大川総裁が宏洋氏と週刊文春の間違いを指摘

 

「清水富美加との結婚強制」はまったくの嘘 大川総裁が宏洋氏と週刊文春の間違いを指摘

 
説明に臨んだ大川総裁。

 

《本記事のポイント》

  • 「宏洋氏問題」について大川総裁が説明を行った
  •  記事で書かれた「結婚強制」はまったくの嘘
  •  週刊文春は誤報を取り繕うために宏洋氏を再利用した

 

幸福の科学の大川隆法総裁、後継者で総裁の長女・咲也加副理事長兼総裁室長らが21日、東京都内で、「宏洋問題に関するQ&A」と題し、同日発売の「週刊文春」における、総裁の長男・宏洋氏のインタビュー記事の間違いについて指摘した。

 

記事は、現在、YouTubeなどで教団の悪口を発信し続ける宏洋氏のインタビューと編集部の本文を合わせたスタイル。

 

概要は、「宏洋氏は、大川総裁から女優・清水富美加さん(その後、幸福の科学に出家し、千眼美子。以下、千眼氏)との結婚を強制された。それを断ると、結婚させるために芸能事務所を辞めさせたのにと総裁が怒り、それ以来、総裁とは会っていない」というもの。

 

しかし、インタビューの内容は、基本的に宏洋氏の記憶違いや都合の悪いことを覆い隠した嘘が語られているとして、大川総裁と咲也加氏は、その間違いの一つひとつを丁寧に説明した。

 

 

千眼氏にフラれたと思い込み逆上した宏洋氏

冒頭、宏洋氏と千眼氏の結婚を強制したという点について、大川総裁は「まったくありません」ときっぱりと否定。

 

実際には、以下のようないきさつがあったという。

 

宏洋氏はかねてより、信者である千眼氏との共演を望んでいた。2017年1月、教団施設に呼び出した千眼氏を大川総裁のもとに連れていくと、「自分の信条に反した映画出演が続き、心身に強い不調を感じている」と打ち明けられ、「死にたい」という言葉を口にするほど追い込まれていたことが分かった。

 

その後、千眼氏は幸福の科学への出家が決まり、所属していた芸能事務所を辞めることになった。

 

だが、宏洋氏がなれなれしい態度で接するようになったため、嫌悪感を抱いた千眼氏は、それをいさめる意味で、「高畑裕太にちょっと似ている」と事件を起こしたタレントの名前を出すと、宏洋氏はフラれたと思い込んで逆上。

 

それ以来、宏洋氏は千眼氏を目の敵にするようになり、腹いせのような形で、わざわざ他の女性と交際していることや、この女性と結婚を考えていることを千眼氏に伝えるなど、奇妙な行動に出るようになったという。

 

 

記事で書かれた結婚強制は「まったくの嘘」

2017年11月18日、大川総裁は、製作総指揮をした映画「さらば青春、されど青春。」(2018年5月公開)の撮影が一区切りついたため、主演の宏洋氏、ヒロイン役の千眼氏を呼んで会食した。

 

この場で起きたことを、宏洋氏は記事の中で、「どうしても彼女との結婚を受け入れなかった僕が、同年十一月十八日、『清水富美加さんとは結婚しません』ときっぱり断ると、父は怒り狂いました」と語る。

 

だが、この真相もまったく異なるという。

 

実際には、その会食の席で宏洋氏が、「千眼さんとの結婚の話は出さなくていいんですね?」と言い出したことに対し、大川総裁が「そういう話はありません」と答えると、千眼氏は「ああ、よかった」と安心したように笑顔を見せた。

 

説明の中で、大川総裁は「(強制結婚というのは)まったくの嘘だということは確実です。(記事で)こういう風に言っているということは、フッてやったんだ、と言いたかったということでしょう」と話した。

 

 

週刊文春は誤報を取り繕うために宏洋氏を再利用した

結婚の強制も嘘、結婚させるために千眼氏に事務所を辞めさせたのも嘘……。

 

宏洋氏は現在、YouTubeなどのメディアを通じて教団の悪口を発信し続けているが、これは、自分が思った以上に映画や舞台などの活躍の場が得られないことへの腹いせに過ぎないのではないか。

 

教団の悪口を言って、アンチ宗教の人たちの支持を取り付け、芸能界で自分のマーケットをつくろうとしている姿は、「幻想の王子キャラ」とも言え、あまりに残念な姿だ。

 

同時に、こうした宏洋氏の嘘を検証もせずに、堂々と掲載する週刊文春のレベルも疑われる。

 

週刊文春は2018年1月4・11日号で、「電撃婚? 清水富美加が大川総裁製作映画で『長男の恋人』役」という見出しで、「信者の間では『彼女は教団に嫁入りしてきたんでしょう』と言われています」という根も葉もない記事を書いた。

 

また、週刊文春は2012年、元信者の発言に基づいて虚偽の事実を記事として掲載したことについて、教団から訴訟を起こされ、400万円の損害賠償と週刊文春誌上に全面1ページの謝罪広告を載せることを命じた東京高裁の判決が確定した。

 

しかし、その後に掲載した謝罪広告では、次のページから4ページにわたり、延々と反論記事を掲載。「本誌は今でも記事の内容に確信を持っている」などと開き直った"前科"もある。

 

こうした背景を考えると、週刊文春は、自分たちの誤報を取り繕うために、宏洋氏の悪行を再利用したとしか思えない。

 

宏洋氏も、週刊文春も、事実に基づかない発言・記事で、個人や教団を傷つけることは、もうやめるべきだ。

 

この日の説明で、大川総裁と咲也加氏らは、以下のような論点についても、時間をかけて説明し間違いであることを指摘している。

 

  • 記事では、大川総裁が宏洋氏に対し、激しい言葉で叱責したり、受験に失敗したため家を追い出したと書かれているが、すべて気性の激しい前妻が行ったこと。

 

  • 記事では、宏洋氏が自分の意思で教団と決別したように書いてあるが、実際は、自身が社長を務めていた教団が運営する芸能事務所でセクハラやパワハラを行ったほか、仕事能力の不足で、教団に大きな損失を与え、社長を解任されたこと。

 

  • 記事では、「後継者」として育てられたと書いてあるが、宏洋氏が後継者に指名されたことはないこと。

 

  • 記事では、「名誉欲や金銭欲にまみれると、人生で一番大事なものを失う──」とあるが、宏洋氏が語った人物像は、大川総裁ではなく、宏洋氏自身のものであること。
※上記の論点については、引き続き本欄に掲載。

 

【関連記事】

2019年2月号 幸福の科学の「後継者」に一番大事な要件

https://the-liberty.com/article.php?item_id=15208

 

2018年10月12日付本欄 週刊新潮、大川宏洋氏YouTubeを「家庭事情」にすり替える悪質記事

https://the-liberty.com/article.php?item_id=14978

 

2015年2月6日付本欄 週刊文春 幸福の科学への謝罪広告 言い訳記事がさらなる名誉毀損に

https://the-liberty.com/article.php?item_id=9168


沖縄の県民投票のどこがダメなのか? 反対多数でも、「国内論理」は世界に通用しない

2019年02月22日 06時17分29秒 | 日記

沖縄の県民投票のどこがダメなのか? 反対多数でも、「国内論理」は世界に通用しない

 

沖縄の県民投票のどこがダメなのか? 反対多数でも、「国内論理」は世界に通用しない

 

 

《本記事のポイント》

  • 県民投票の選択肢が単純すぎるという指摘も
  • 普天間基地問題をぶり返すことは、韓国の徴用工問題と同じ
  • 政府は、沖縄の基地負担軽減だけでなく、「中国の脅威に対処」と明言を

 

沖縄県名護市・辺野古基地をめぐり、24日に投開票を迎える県民投票。さまざまな論評が入り乱れ、投票の評価について、どう考えればいいのか分かりづらくなっている。投票日を前に、一度、整理しておきたい。

 

宜野湾市・普天間基地の辺野古への移設は、1996年に、日米両政府が合意した内容に基づいたものだ。代替基地をつくる代わりに、"世界一危険な基地"と言われる普天間基地を返還することになっていた。当初の返還期限は2001年だったが、その後2014年、2025年度以降にずれこんでいる。今回の移設によって、返還が実現すると期待されている。

 

だが、県民投票で問われているのは、「賛成」「反対」「どちらでもない」の3択。反対が大数を占めれば、これまでの普天間基地が固定されることになるのだが、その見通しが分からない回答形式となっている。

 

その意味で、「投票の選択肢があまりにも単純すぎる」と指摘する声があがっている。

 

 

国内論理を優先すべきではない

反対派は、「移設を"強行"することは民主主義や地方自治の侵害」と主張している。移設反対派の玉城(たまき)デニー知事が当選しても、政府は計画を推進してきたためだ。

 

確かにそうした見方もできるだろう。しかし、基地移設は国政問題であり、日米政府の合意の上で進められているものだ。沖縄県の自治体は、それを判断する責任を負えないにもかかわらず、反対派に肩入れするような行為はあまりに無責任と言える。

 

また、日米政府が合意したものを、「国内の論理」を優先して覆す試みは、韓国の徴用工問題の蒸し返しと同じく、問題があるのは明らか。日本が韓国のように国内の論理を優先して、移設計画を中止すれば、日米同盟に亀裂が入るのは間違いない。アメリカ政府は激高するだろう。沖縄の自治体がその責任をとれるというのだろうか。

 

 

政府は「中国の脅威に対処」と明言を

一方、基地移設を進める日本政府も、「不信感」を呼ぶような対応を行っている節がある。基地の負担軽減が注目されがちだが、現下の情勢に目を転じれば、基地移設の本質は「中国への脅威にいかに対処するか」ということである。

 

政府は、「中国の脅威から日本を守るために、基地移設を進める」というメッセージを発信すべきではないか。基地移設の本来の目的を覆い隠すことが、結果的に、不信感を募らせる形となっている。中国を刺激したくない意向があるのだろうが、軍拡を押し止めることの方がはるかに重要だ。

 

県民投票には多くの問題点がある。もし県民に民意を聞くのであれば、中国の脅威にどう対応するかを問う必要がある。そうしなければ、事の本質が見えなくなってしまう。

(山本慧)

 

【関連記事】

2019年3月号 現地ルポ - 今の沖縄は侵略された「あの国」そっくり!?

https://the-liberty.com/article.php?item_id=15334

 

2019年2月12日付本欄 沖縄基地問題、国を獲られたチベット人はどう見る? ペマ・ギャルポ氏に聞く

https://the-liberty.com/article.php?item_id=15397


プーチン大統領 年次教書演説でアメリカを批判 日本は米露の橋渡しを

2019年02月21日 06時34分08秒 | 日記

これだけ知っトクNews(2月21日版) プーチン大統領 年次教書演説でアメリカを批判 日本は米露の橋渡しを

 

 

「これさえ知っていれば、世の中の流れをつかめる」というニュースを、編集部がピックアップ。そもそモグラ博士が、ひと言コメントしてお送りします。新聞の代わりとして、ニュースチェックの習慣づくりに、ご活用下さい。

 

  • (1) プーチン大統領 年次教書演説でアメリカを批判 日本は米露の橋渡しを
  • (2) 和牛受精卵を中国に持ち出し 日本も遺伝資源を保護する法律の制定を

 


千眼美子さんNGシーンも!? 『僕の彼女は魔法使い』メイキング解禁

2019年02月21日 06時30分59秒 | 日記

千眼美子さんNGシーンも!? 『僕の彼女は魔法使い』メイキング解禁

 

千眼美子さんNGシーンも!? 『僕の彼女は魔法使い』メイキング解禁

 
「僕の彼女は魔法使い」予告編より。

 

メイキング映像+梅崎快人+映画予告編

 

「あ……忘れた!」と、ト書きの動作を忘れて苦笑する千眼美子さん――。

 

2月22日(金)に公開を控えた映画『僕の彼女は魔法使い』のメイキング映像が、このほど解禁された。

 

映像は、千眼さん演じる主人公・風花が、梅崎快人さん演じる優一に「何聞いてるの?」と話しかける出逢いのシーンから始まる。

 

続いて、風花が「正解した優一さんは、特別にこれに乗ることができます!」と、持っている魔法の杖を地面に落とすシーン。実はここで、落とす前に杖を回さなければならなかった。カットがかかってそのことに気づき、慌てる千眼さん。間違えたシーンを復習する微笑ましい一面も垣間見られる。

 

クランプアップでは、本作でメガホンを取った清田英樹監督より花束を手渡され、満面の笑顔で握手を交わす。そして長らく撮影を共にした梅崎さんのところに向かい、感謝のハグを交わす一幕も。

 

二人とも本番中は真剣な表情で演技に臨むが、カットがかかるやいなやすぐさま笑顔を見せる。撮影現場が、緊張感がありながらも和やかな雰囲気であったことがうかがえる。

 

本映像解禁に併せて、梅崎快人さんよりコメント動画も到着した。

 

「この映画は本当の魔法とは何かについて描かれた作品です。運命の人との出会い、それから青春、戦い、様々なストーリーが盛り込まれた見どころがたくさんある作品となっていますので、是非皆さま劇場で、大切な人と一緒に御覧になって頂ければうれしいです!」

 

本作品は、"愛の魔法"で世界を守る白の魔法使いである主人公・風花が、赤い糸で結ばれた「運命の人」を探し出し、時空を超えた戦いに立ち向かっていくという物語だ。

 

主人公・風花を演じるのは、千眼美子(清水富美加)。恋人・優一役を演じるのは、映画「君のまなざし」(実写・2017年公開)で好評を博した梅崎快人。魔法や奇跡の力、そして本物の愛をテーマとした、これまでにない感動作だ。

 

 

『僕の彼女は魔法使い』

【公開日】
2019年2月22日(金) 全国ROADSHOW
【製作総指揮・原案】
大川隆法
【スタッフ】
監督/清田英樹
脚本/チーム・アリプロ
音楽/水澤有一
【キャスト】
出演/千眼美子
梅崎快人 春宮みずき 佐伯日菜子 高杉亘 不破万作
【製作】
幸福の科学出版
製作協力/ARI Production、ニュースター・プロダクション
制作プロダクション/ジャンゴフィルム
【配給等】
配給/日活 配給協力/東京テアトル
©2019 IRH Press

 

【STORY】

「やっとみつけた!」──高校3年生のある日、優一のクラスに転校生の風花が現れる。そのときから、優一のまわりで不思議な現象が起きはじめる。そう、風花は魔法使い。しかも世界で最後の"白魔術の継承者"だったのだ。優一は戸惑いながらも次第に心惹かれていく。しかし、ある事件をきっかけに突然、風花は姿を消してしまう。それから5年後、二人は偶然に再会を果たすが──それは時空を超えた"白魔術と黒魔術の戦い"の始まりだった。

 

「僕の彼女は魔法使い」公式サイト

https://bokukano-maho.jp


中国の「台湾侵略」 その時、安倍政権は動くのか 日本こそ台湾を守るべき

2019年02月21日 06時29分13秒 | 日記

中国の「台湾侵略」 その時、安倍政権は動くのか 日本こそ台湾を守るべき

 

中国の習近平国家主席が1月、台湾政策に関する演説で、「外部の干渉や台湾独立勢力に対して武力行使を放棄しない」と語ったことは、記憶に新しいのではないでしょうか。

 

この発言により、中国が将来的な"台湾統一"を視野に入れていることが、より明確になりました。

 

しかし、これまで台湾が中国に支配された歴史はありません。つまり、中国の言う「統一」は、単なる「侵略」に過ぎないのです。

 

今回は、ここ2、3年の政治スケジュールを追いながら、今、日本から「台湾を守ろう!」という声を挙げることがなぜ大切なのか、という点について考えてみます。


大津市いじめ自殺問題に判決 いじめと自殺の因果関係認める

2019年02月20日 06時57分30秒 | 日記

これだけ知っトクNews(2月20日版) 大津市いじめ自殺問題に判決 いじめと自殺の因果関係認める

 

 

「これさえ知っていれば、世の中の流れをつかめる」というニュースを、編集部がピックアップ。そもそモグラ博士が、ひと言コメントしてお送りします。新聞の代わりとして、ニュースチェックの習慣づくりに、ご活用下さい。

 

  • (1) 大津市いじめ自殺問題に判決 いじめと自殺の因果関係認める
  • (2) 台湾の蔡英文総統が再選出馬の意向を表明 中国に毅然とした態度を
  • (3) 防衛予算の上限枠を見直し 政府は防衛費を増やす必要性を説明するべき

政府が相続登記の義務化を検討 「相続しやすい」税制が国土を守る

2019年02月20日 06時26分38秒 | 日記

政府が相続登記の義務化を検討 「相続しやすい」税制が国土を守る

 

政府が相続登記の義務化を検討 「相続しやすい」税制が国土を守る

 

 

《本記事のポイント》

  • 政府は、所有者不明の土地問題を解消するため、相続登記の義務化を進める方針
  • 中国など外国資本による土地取得の問題も深刻
  • 国民が負担なく土地を相続できるような税制が、国土保全につながる

 

所有者不明の土地が増えている問題について、政府は対策を急いでいる。

 

菅官房長官は19日、同問題の解消を目的とする関係閣僚会議で、2020年までに必要な制度改正を行うよう指示した(19日付読売新聞電子版)。相続登記の義務化や手続きの簡素化などを柱に、民法や土地基本法を改正する。法務省や国土交通省も関連法案を改正する方針を出しており、所有権の放棄を認める制度の創設や、土地所有者の責務の法的規定などが検討されている。

 

すでに、日本の土地のうち、九州の面積を上回る土地の所有者が不明だという(2016年時点)。40年には北海道の面積に迫る720万ヘクタールまで増えるとされており、早急に手を打つ必要がある。

 

 

外国資本の手に渡る日本領土

これに関連して、外国資本による土地所得も問題視されている。

 

本誌2019年3月号(秘かに進む"新潟買収"計画)や、2018年6月号(中国に「爆買い」される北の大地)でも扱ったように、北海道や新潟など、日本の土地が中国などの外国資本によって買収されている。

 

安倍晋三首相は15日の衆院本会議で、こうした現状について、「国家安全保障にかかわる重要な問題と認識している」「必要な施策を検討していく」と述べた。

 

 

相続したくなる税制が急務

日本の国土を守るには、土地の管理が急務だ。相続登記の義務化は、その一貫として理解できる。しかし、相続登記の義務化を進めるにあたって、「そもそもなぜ国民が相続登記をしないか」を考えるべきだろう。

 

結局は、受け継いでも"うま味"が少ないというのが、相続登記が進まない大きな原因だ。

 

例えば、代々住んでいる家を引き継いだとして、地価が高ければ多額の固定資産税を払わされる。かといって、価値の低い不動産を相続して、使う予定がない場合は買い手が見つかりにくく、使ってもいない土地の固定資産税を払うことになる。

 

「相続しない」のではなく、デメリットが多すぎて「相続したくてもできない」というのが、国民の本音だろう。経済活動を阻害する固定資産税のあり方を改革すれば、義務化などしなくとも、相続登記をする人は増えるはずだ。

 

国民が負担なく土地を相続できるような税制は、国土保全にもつながる。

(片岡眞有子)

 

【関連記事】

2019年3月号 秘かに進む"新潟買収"計画 中国総領事館の移転はなぜ危ない? - 地域シリーズ 新潟

https://the-liberty.com/article.php?item_id=15335

 

2019年3月号 20年で896の市町村が消える!? 「補助金いらず」の地方再生 - 国造りプロジェクト Vol.04

https://the-liberty.com/article.php?item_id=15344


台湾人活動家が「香港で逮捕・中国への送還」される? 香港民主化リーダーが警鐘

2019年02月19日 06時32分47秒 | 日記

これだけ知っトクNews(2月19日版) 台湾人活動家が「香港で逮捕・中国への送還」される? 香港民主化リーダーが警鐘

 

 

「これさえ知っていれば、世の中の流れをつかめる」というニュースを、編集部がピックアップ。そもそモグラ博士が、ひと言コメントしてお送りします。新聞の代わりとして、ニュースチェックの習慣づくりに、ご活用下さい。

 

  • (1) 台湾人活動家が「香港で逮捕・中国への送還」される? 香港民主化リーダーが警鐘
  • (2) ゴーン氏は逮捕前「3社統合案」協議予定と判明 日産クーデター説が濃厚に
  • (3) 竹島周辺領海内に韓国船が侵入 「竹島の日」に向けて日本世論を刺激か

失速する中国経済 当局も"認める"泣き所とは? 【澁谷司──中国包囲網の現在地】

2019年02月19日 06時28分45秒 | 日記

失速する中国経済 当局も"認める"泣き所とは? 【澁谷司──中国包囲網の現在地】

 

失速する中国経済 当局も"認める"泣き所とは? 【澁谷司──中国包囲網の現在地】

 
Hung Chung Chih / Shutterstock.com

 

《本記事のポイント》

  • 「貿易戦争」は率直に言って苦しい
  • 「財政・金融」で支えるも……どこまでできる!?
  • 「ゾンビ企業」「5G」「退役軍人」……当局の心配ごと

 

「中国経済大失速」のニュースが、世界を騒がせている。今後、さまざまなひずみが、一気に噴出してくることだろう。

 

中国政府が2019年の経済運営方針を打ち出した、昨年12月開催の「中央経済工作会議」の内容が、意外に率直な自己分析であり、しかも中国経済の「患部」に比較的バランスよく触れている。

 

中国経済の理解や頭の整理に役立つと思うので、一部をご紹介したい。

 

 

「貿易戦争」は率直に言って苦しい

第一に、同会議では冒頭、正直に"弱音"が語られている。

 

「今年、経済で結果を出すのは難しかった。同時に、経済運営が変化して不安定化し、外部環境は複雑で深刻であり、経済は下押し圧力に直面している」

 

「外部環境は、複雑で深刻」とは、もちろん「米中貿易戦争」のことを指す。「稼ぎ頭」である輸出を干されているのだから、大ダメージだ。

 

「下押し圧力」になっているのは、それだけではない。

 

中国共産党は「アフリカ豚コレラ」の蔓延に頭を悩ませている。何百万頭、何千万頭もの豚が殺処分され、一時、豚肉の値段が急騰。現在ではそれにつられて、羊肉と牛肉も高騰している。

 

こうした内憂外患により、景気が大きく落ち込もうとしている。

 

 

「財政・金融」で支えるも……どこまでできる!?

第二に、同会議では、その打開策として「マクロ政策は、積極的な財政政策と健全な金融政策を継続して実施する」と表明された。

 

しかし、その実現性の低さが、また、中国経済の危うさをあぶり出す。

 

前者の「積極的な財政政策」とは、「減税等による消費喚起」「輸出補助金(輸出還付金)で輸出を伸ばす」などを指すと思われる。しかし政府の借金は、地方政府と国有企業の負債を合わせれば、国内総生産(GDP)の300%以上もある。カネは国庫にほとんどない。

 

そこで北京は、輪転機で人民元を盛んに刷っている。これが後者の「金融政策」だ。その裏付けとして、中央銀行は米国債などの外貨準備高が豊富にあるように見せている。

 

しかし元はどんどん安くなる。「1ドル=7元」が、人々が元の先行きに不安を感じて、さらに元を手放す「心理的節目」と言われている。当局は、その水準を割らないよう、腐心している。しかしどこかで限界は来るだろう。

 

つまり、落ち込む景気を下支える余力が、当局にはあまりない。

 

 

「構造改革」を謳うも、やっていることは逆

第三に、同会議では、「サプライサイド構造改革は清算を加速するために過剰設備産業を促進する。より質の高い企業を育成する」としている。

 

大づかみに言えば、売れない鉄鋼などをつくっている工場はつぶし、稼ぐ力を失った企業には退出してもらう。代わりに、本当に競争力のある企業を増やしていく。

 

そのために習近平政権は元来、官から民へという"小さな政府"を目指す「サプライサイド経済(学)」を標榜してきた。

 

しかし実際の政策は国有企業を優先し、民間企業を圧迫している。"真逆のこと"をしているので、構造改革による経済成長など望めないだろう。

 

第四に、同会議では、2019年の重点政策として7項目が挙げられた。それらは抽象的なので、一部具体策を挙げてみよう。当局も自覚している焦りを、裏表で表している。

 

(1)「ゾンビ企業」の処理を速める

本来なら倒産すべきだが、銀行や政府機関の支援で生きながらえている「ゾンビ企業」が、中国には最低でも2000社存在すると言われている。

 

それらが中国経済の足を引っ張っている。

 

しかし、「ゾンビ企業」を倒産させることは決して容易なことではない。仮に1社当たり、5万人が勤めているとする。「ゾンビ企業」を全部倒産させたら、たちまち1億人が失業する。さらに、1人の労働者につき家族が3人いるとすれば、3億人が路頭に迷うことになる。

 

(2) 5G(第5世代移動通信システム)の商業ペースを加速する

ファーウェイ(華為技術)やZTE(中興通訊)が、中国の発展に欠かせないことが、改めて分かる。

 

翻って、米国の要請で、ファーウェイの孟晩舟副会長(CFO)がカナダで身柄を拘束されたり、同日、ファーウェイと関係が深い、天才物理学者、張首晟が自殺(他殺説も浮上)したりしたのが、北京にとっていかに痛手だったかも分かる。

 

(3) 大学卒業生、農民工、退役軍人や他のグループの雇用状況の解決に重点を置く

彼らの雇用状況を改善しなければ、北京政府にとって脅威となる。とりわけ、退役軍人の生活改善が急務だ。

 

習政権は新しい産業を興し、雇用を増やさねばならない。だが、実際、これは容易ではないだろう。経済的な苦境は、体制の不安定化にもつながってしまうのだ。

 

拓殖大学海外事情研究所

澁谷 司

(しぶや・つかさ)1953年、東京生まれ。東京外国語大学中国語学科卒。東京外国語大学大学院「地域研究」研究科修了。関東学院大学、亜細亜大学、青山学院大学、東京外国語大学などで非常勤講師を歴任。2004年夏~2005年夏にかけて台湾の明道管理学院(現、明道大学)で教鞭をとる。2011年4月~2014年3月まで拓殖大学海外事情研究所附属華僑研究センター長。現在、拓殖大学海外事情研究所教授。著書に『人が死滅する中国汚染大陸 超複合汚染の恐怖』(経済界新書)、『2017年から始まる! 「砂上の中華帝国」大崩壊』(電波社)など。

 

 

 

【関連記事】

2019年2月14日付本欄 南シナ海に、英仏もはるばる"参戦"【澁谷司──中国包囲網の現在地】

https://the-liberty.com/article.php?item_id=15404


歌手は"現代の魔法使い"!? 現代人は音楽に宗教的な救いを求めている

2019年02月18日 06時18分32秒 | 日記

歌手は"現代の魔法使い"!? 現代人は音楽に宗教的な救いを求めている

 

千眼美子さん主演の映画「僕の彼女は魔法使い」が22日から、全国の劇場で公開されます。

 

魔法使いというと、映画や小説の世界だけの存在と思いがちです。しかし実際は私たちの周りにも魔法使いが存在します。

 

例えば、美しい歌声や圧倒的なパフォーマンスで多くの人々を感動させ、熱狂させる歌手は、"現代の魔法使い"と言えるでしょう。音楽には、「魔法のような力」があると言われています。

 

瞬く間に大スターとなり、日本全国にその名が知れ渡るというのは、ある種の魔法を発揮していると言っていいでしょう。


"反日"県民投票で揺れる沖縄 実は皇室のルーツだった!?

2019年02月18日 06時15分36秒 | 日記

"反日"県民投票で揺れる沖縄 実は皇室のルーツだった!?

 

"反日"県民投票で揺れる沖縄 実は皇室のルーツだった!?

 

 

基地問題などで本土と沖縄の間でいさかいが絶えない。沖縄の独立を主張する人もいる。

だが、2000年以上前から沖縄は日本であり、神々に愛された地だった。(2017年7月号記事再掲記事)

 

 

【久高島】

「神の島」――。

 

沖縄には、そう呼ばれる島がいくつかある。中でも聖地として有名な、沖縄本島南部の沖合に浮かぶ久高島を訪れた。

 

周囲8キロの小さな島には、沖縄の創世神・アマミキヨが天上界から舞い降り、島づくりを始めたという神話がある。

 

アマミキヨが最初に降り立ったとされるカベール岬(写真)。ゴツゴツとした岩礁に打ち付ける波が砕け荒々しい。その様子がかえって創世の地であることを思わせる。

 

不思議なことに、この地に残る神話は日本神話とよく似ている。

 

「天の神がアマミキヨに地上に降りるよう命じた」という神話は、天照大神が邇邇芸命に地上に降りるよう命じた「天孫降臨」のようだ。「アマミキヨが六尺棒を使って久高島などを創った」という神話は、伊邪那岐命と伊邪那美命が矛でかき混ぜて、日本列島を創った「国生み」を思わせる。

 

 

琉球王朝も薩摩も特別視

この島は、琉球王朝(1429~1879年)でも聖地として崇められていた。王朝にとって最高位の御嶽(*1)であった沖縄本島の「斎場御嶽」(南城市)から、国王や神女は海を隔てて5キロ先にある久高島を拝んだという。久高島の東に「ニライカナイ」という理想郷があると信じられていたことも手伝って、島そのものが信仰の対象だった。琉球王朝の王城・首里城が、斎場御嶽と久高島の直線上に建つことも偶然ではないだろう。

 

また、江戸時代の17世紀初め、琉球を統治した薩摩藩は、統治のために派遣した役人7人のうち1人を久高島に常駐させた。薩摩藩にとっても久高島は大きな意味を持っていたようだ。

(*1)祈りを捧げ、神事を行う聖域。

 

 

秋篠宮ご夫妻が訪れた

案内をしてくれた内間豊さん(68歳)は、島の宗教行事を取り仕切る任を6年務め、神話に詳しい。島に秋篠宮ご夫妻が訪れたことがあると言うので交流館に行くと、2001年6月にお二人がいらっしゃった際の写真や、その時に使われた座布団が展示されていた(右写真)。

 

当時の様子を、内間さんは「事前に何の知らせもなく、突然のことでした。農作業に向かうおばあの自転車の籠に鎌が入っているのを見つけ、警察官が慌てて服の中に隠していました」と振り返る。

 

島では皇太子ご夫妻も来られたことがあると言われているが、なぜ皇室の方々がこの島に訪れるのか。弊誌の取材に宮内庁は「公式な記録はない」と答えるが、地元では、「子宝祈願のため」と噂されている。

 

 

【宮古島】

 

照りつける太陽を背に、3階建ての展望台に上ると、目の前にアクアブルーの海が広がった(写真)。

 

ここは、沖縄本島から南西に約300キロ離れた宮古島と橋でつながる来間島の「竜宮展望台」(宮古島市)。海底が透けて見えるほど透明度が高く、「この海のどこかに竜宮城があるかもしれない」と思いたくなるほど美しい。

 

そんな宮古島には、「竜宮」や「海の神」に関する伝説や祭事が多く残っている。その中でも興味深いのが、「失った釣り針」という民話だ。

 

昔、一人の童が大きな魚に釣り針を取られて泣いていた。すると竜宮の神様が現れ、海の生き物を集める。そして、メバルの口から釣り針を探し出して童に返してあげた(『みやこのみんわ〈第二集〉』)。

 

「日本神話の海幸彦・山幸彦にそっくりだ」と指摘する専門家もいる。

 

『古事記』では、海で漁をしていた兄の海幸彦(火照命)と、山で狩りをしていた弟の山幸彦(火遠理命)が、ある時、互いの道具を交換するが、山幸彦は兄に借りた釣り針を海で失くしてしまう。海の神(綿津見神)の宮殿を訪れると、海の魚たちを集めてくれ、アカダイの喉から釣り針が見つかった。

 

この話の舞台は、神々が地上に降りた天孫降臨の伝説が残る宮崎県周辺だとされるが、なぜ似た話が遠く離れた宮古に残っているのか。

 

 

「皇室の先祖が沖縄出身」

鹿児島県・薩摩半島の最南端にある長崎鼻の「龍宮神社」には、先述の山幸彦と結婚した豊玉姫が祀られている。この豊玉姫は、初代の神武天皇の祖母にあたる(左図)。豊玉姫は、龍宮から九州にお嫁に来たという伝承があり、同神社では「龍宮は琉球なり」という説も伝わっている。

 

つまり、九州にいた山幸彦の元に、沖縄にいた豊玉姫がお嫁に来た。だから、宮崎と宮古に同じような話が残っているということなのだろう。

 

皇室のルーツは沖縄にあった。

 

この点について、大川隆法・幸福の科学総裁は2016年1月、沖縄で行った講演「真実の世界」でこう指摘している。

 

この豊玉姫は、皇室の先祖に当たる方です。つまり、沖縄は最近、日本に編入されたのではありません。今から二千年以上前の、『古事記』『日本書紀』が捉えている世界のなかで、皇室の先祖が沖縄出身なのです。もっとはっきり言うと、『どうやら宮古島辺りらしい』ということが分かっています。

『そうした方が、皇室のもとに入っておられるのだ。実は二千年以上前に、日本のなかに入っておられたのだ』ということを知ってください。これが『真実の世界』なのです。沖縄は日本です。絶対に沖縄は日本なのです

 

 

「神武天皇は海の民」

豊玉姫の孫である神武天皇は、その後、高千穂を北上し、福岡、広島、岡山を経由して近畿地方に入り、大和地方を平定。大和朝廷を建て、奈良の橿原宮で初代天皇に即位した。

 

先述の内間さんは、「神武は海を渡って東征しました。船を自在に操る海洋民族だったのでしょう」と語った。

 

確かに、神武天皇の曽祖父にあたる綿津見神は、古事記では「海の神」。海洋民族の高度な技術が神武天皇に受け継がれ、それが大和朝廷を建てる上で、大きな役割を果たしたと言えるだろう。

 

 

【伊平屋島】

沖縄には、日本神道の神々の"足跡"が数多く残っている。

 

沖縄本島北西部、今帰仁村からフェリーで80分の伊平屋島。ここにあるクマヤ洞窟は、「天岩戸神話」の舞台だと伝えられている。

 

ある時、日本神道の主宰神であり、太陽神である天照大神が、弟の須佐之男命の乱暴な振る舞いに耐えかねて洞窟に隠れたことで世界が真っ暗になった。

 

天照の気を引こうと、神々が周囲で歌い踊っていると、天照は石の戸を少し開けた。待ち構えていた天手力男神が戸を引いて、天照を外へ導くと、世界に光が戻ったという神話だ。

 

天岩戸神話は宮崎県の高千穂をはじめ、各地に数多く存在するが、その中でもこのクマヤ洞窟は、江戸時代に、本当の岩戸はどこか、という大きな論争が起きた無視できない場所である。

 

 

「神話が残っていることが誇り」

伊平屋島に住む西銘真助さん。

 

「沖縄 超・古代史研究会」の大嶋恒夫会長。

洞窟を訪れると、入り口は人一人が通るのがやっとというぐらい狭く、大きな石があればふさげそうだ(写真2)。しかし、内部はとても広く、天井の高さは約6メートルあり、足元には砂地が広がる。岩から染み出した雨水が壁を伝っており、飲み水にも困らない。入り口の上部から光が差し込むため、とても明るい(写真3)。

 

伊平屋村の歴史に詳しい西銘真助さん(67歳)はこう話す。

 

「天照大神がお隠れになった天岩戸がどこか、ということは確かめようがありません。でも、神話が残っていること自体が、この島の誇りです。こうした神話を詳しく知る人は地元でも減っているので、一人でも多くの人に語り継いでいきたい」

 

先の大戦で、沖縄本島や各離島は戦地となったため、古文書や行政の統計など数多くの資料が失われた。そのため、神話などもうまく継承されていないという。

 

今回の取材に同行してくれた「沖縄 超・古代史研究会」の大嶋恒夫会長はこう指摘する。

 

「歴史を失った国は滅びると言います。歴史とは国民の誇りそのものであり、アイデンティティです。そもそも天皇という存在は日本神道の神官の長であり、天照大神の直系の子孫。この事実を、日本人はもう一度思い起こすべきでしょう。それが、この国を末永く護ることにもつながっていくと思います」

 

(写真1)クマヤ洞窟の近くにある「クバ山」。皇室にとって神聖な植物だとされるクバの木で覆われている。
(写真2)クマヤ洞窟の入り口。
(写真3)洞窟の内部は広く、数十人は入りそうだ。

 

伊平屋島の海岸。午後の陽を海面が反射する。

 

【関連記事】

2019年2月12日付本欄 沖縄基地問題、国を獲られたチベット人はどう見る? ペマ・ギャルポ氏に聞く

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2019年2月3日付本欄 「沖縄の現状」についてどう考えるか 八重山日報・編集長に聞いた

https://the-liberty.com/article.php?item_id=15377