光りの「カナタニ」行くぞ!

日本の政治・経済・国防につてい情報発信します!
アジア情勢について情報発信します!
よろしく

休日に聴きたいクラシック ベートーヴェンと「魂のカンタービレ」

2019年02月10日 07時04分40秒 | 日記

休日に聴きたいクラシック ベートーヴェンと「魂のカンタービレ」

 

休日に聴きたいクラシック ベートーヴェンと「魂のカンタービレ」

 
画像は、Ferenc Szelepcsenyi / Shutterstock.com。

 

《本記事のポイント》

  • ベートーヴェンは恋愛を糧にした名曲をたくさん生み出すも、生涯独身
  • 傑作とされる「交響曲第9番第3楽章」は、天国的な音楽
  • 弦楽四重奏曲第15番第3楽章には「病が癒えた者の神への聖なる感謝の歌」との書き込み

 

休日に家でのんびり過ごす時に、音楽を聴き、癒しを求めることがあるだろう。そうした人も、映画を観る派の人も、たまにはクラシックを聴いてみるのはいかが。

 

本欄では、世界を代表する作曲家ベートーヴェンの作詞にかける思いを取り上げ、ベートーヴェンの曲の深みに迫りたい(2007年1月号記事の再掲)。

 

 

恋愛の名曲を量産

ドアの向こうでピアノが鳴り、少し調子外れの男の声が朗々と歌っている。「諸人よ抱き合え。このキスを全世界に!」と。

 

訪ねてきた若い女性がドアをノックすると、隣人の老婆が出てきてこう教える。

 

「彼は耳が聞こえないわ。そのまま入って」

 

部屋の中では初老の男がピアノに向かい、前代未聞の合唱つき交響曲を作曲していた──。

 

映画「敬愛なるベートーヴェン」の冒頭に近いシーンである。ベートーヴェン晩年の3年間を描いたこの作品は、しかし、ただの伝記映画ではない。「交響曲第9番」の初演シーンを中心にベートーヴェンの名曲を散りばめつつ、作曲家を志すアンナという架空の女性を登場させ、二人の魂の交流をドラマに仕立て上げているのだ。

 

実際のベートーヴェンは恋愛を糧にした名曲もたくさん生み出したが、一生独身だった。難聴で孤独な作曲家の晩年に、こんな優しくて聡明な女性がいたら──。クラシックファンならずとも想像力を刺激される。

 

 

晩年のカンタービレな名曲

さて、日本では、音大生を主人公にした人気マンガがテレビドラマ化されて「カンタービレ」という音楽用語が知れわたった。実はこのカンタービレ、ベートーヴェン晩年の名曲にも、ちゃんとある。

 

そもそもカンタービレとはイタリア語の「カンターレ(歌う)」から派生した形容詞で、「歌うように」という意味。楽器やオーケストラの曲を、心から流れ出す歌声のように演奏せよと指定する言葉だ。「運命」(ジャジャジャジャーン)に代表される男性的な曲で有名なベートーヴェンも、カンタービレと名づけた名品をいくつか書いている。

 

なかでも傑作は、ほかならぬ第9の第3楽章だろう。題して「アダージョ・モルト・エ・カンタービレ」(非常に緩やかに、そして歌うように)。多くの人に天国的と評された音楽であり、映画ではベートーヴェンが緑の森を独り散策するシーンで効果的に使われている。

 

ちなみに、ベートーヴェンの交響曲全9曲(計37楽章)のうちカンタービレの指定があるのは、ほかには第1番の第2楽章だけだ。生涯の最初と最後の交響曲でオーケストラに「歌」を求めたわけだが、やはり晩年の第9のほうが、はるかに深い。

 

年末はドラマの話題と第9シーズンに合わせて、この第3楽章に耳を浸してみてはいかが。

 

 

神の言葉を聴いた人

そしてもう一つ、カンタービレという指定はないが、ベートーヴェン晩年の「魂の歌」と呼ぶにふさわしい曲がある。弦楽四重奏曲第15番の第3楽章だ。その楽譜の冒頭に彼が記した言葉は、「病が癒えた者の神への聖なる感謝の歌」。

 

第9初演の翌年、亡くなる2年前のベートーヴェン(54歳)は重病で数カ月静養した。病から立ち直ったころ書いたのがこの楽章で、彼が遺した16曲の弦楽四重奏曲のなかでも比類ない静謐さと新生の気を有している。映画のラスト近く、病み上がりのベートーヴェンはベッドでアンナにこの曲を口述しながら、いつの日か自分の魂が神の手によって肉体から解放されるイメージを、夢のように語る。

 

実際に手紙や手記に遺っている言葉から見て、映画のなかのベートーヴェンがアンナに語るこんなセリフも十分に真実味がある。

 

「音楽は神の息吹、神の言葉だ。神を称える作品を生み出さなければ、音楽家は無に等しい」

 

ベートーヴェン晩年の作品のなかに響いているのは、彼が生涯の苦闘の果てに心の耳で聴き取った「神の言葉」なのか。それを確かめるには私たち自身の耳で、そこに鳴っているものを体験してみるしかない。

 

【関連記事】

言葉で楽しむクラシック入門

2006年8月号 第1回 心が豊かになるモーツァルト

https://the-liberty.com/article.php?item_id=363

 

2006年9月号 第2回 たとえばベートーヴェンの「生き方」を体験──「三つの聴き方」でもっと深く感動しよう!

https://the-liberty.com/article.php?item_id=370

 

2006年10月号 第3回 プッチーニの「あのオペラ」からマーラーまで 「言葉のある音楽」の楽しみ

https://the-liberty.com/article.php?item_id=377


混迷するLGBT問題をどう捉えるか 「Just the way you are~LGBTの集い」からのメッセージ

2019年02月10日 07時02分30秒 | 日記

混迷するLGBT問題をどう捉えるか 「Just the way you are~LGBTの集い」からのメッセージ

 

混迷するLGBT問題をどう捉えるか 「Just the way you are~LGBTの集い」からのメッセージ

 

 

イギリスの伝説的ロックバンド・クイーンのボーカルだったフレディ・マーキュリーの栄光の裏の真実を伝える、映画「ボヘミアン・ラプソディ」が世界中で大ヒットしている。

 

映画では、クイーンの代表的な楽曲とともに、フレディの一生が展開する。成功への道を歩みながらも、彼がゲイであり、不特定多数の男女と性交渉を持ったことや、エイズを発症し亡くなるまでが描かれており、その赤裸々な描き方も話題となっている。

 

本作はゴールデン・グローブ賞ドラマ部門の作品賞と主演男優賞を受賞したほか、米アカデミー賞の複数部門など、世界各国の映画賞にノミネートされている。しかし、監督を務めたブライアン・シンガー氏が、かつて未成年の男性複数人に性的暴行を行った疑いで、英アカデミー賞ノミネートが凍結されたと報じられるなど、波紋も広がっている。

 

何かと話題を集めるLGBTについて、大川隆法・幸福の科学総裁は、1月26日に広島県で行った法話「未来への希望」の中で言及。それを受けて、幸福の科学の運営する不登校児支援スクール「ネバー・マインド」を中心に、LGBTで悩む本人や家族を支援するために活動する「Just the way you are~LGBTの集い」が、このほどメッセージを発表した。

 

皆様、こんにちは。

 私たちは、昨年3月より「LGBTについて考える」をテーマに、お悩みの方々を救済する目的で、集いを開催してまいりました。

 

 LGBTについては、人権運動とともに、世界的に認知が広がり、宗教的、政治的な話題も次々とでてきました。日本においても、身近な話題、問題として聞かれるようになりましたが、様々な混乱、新たな悩みも発生しているようです。

 

 私たちとしては、集いの第1回で発信しましたように、宗教的には、転生輪廻のなかで、男性で生まれたり、女性で生まれたりしている事実があるので、今回の人生で自分の性に違和感を持たれる方があることを認めています。一方で、政治的には、同性婚を認めると、人口が減る可能性があるので、積極的には認められないことを表明しました。

 

 この度、大川隆法総裁より、『未来への希望』という御法話において、LGBTについてのお話を頂きました。そこで、「基本的な考え方は、地球では女性と男性が分かれて生まれ、相対的に性を持つことによって人生経験を豊富にするという目的がある」というお話をいただき、男女の性が分けられた奥に、創造主の愛があることを知りました。

 

 これをふまえて、私たちの願いは、「どうか、自分を責めないでほしい」ということと、「真理を知って、ご自分の人生の意味を知っていただきたい」ということです。一人で悩んで、苦しまないで、どうか相談して下さい。一緒に考え、新しい人生を歩むための希望を見つけるお手伝いをしたいと願っています。

 

「Just the way you are~LGBTの集い」一同

 

 

このメッセージに込められた意味や会の活動などについて、代表を務める木全聖子さんに聞いた。

 

 

──なぜ、「Just the way you are~LGBTの集い」を始めたのですか。

不登校児支援スクール「ネバー・マインド」に通う子供たちの中に、いわゆるトランスジェンダーの生徒がいたことがきっかけです。彼らは学校生活に耐えられず、不登校になってしまうことが多く、どう支援をすべきかを考え、定期的な集いを開催することにしました。

 

誤解や偏った考え方による間違った支援をしないために、私自身も含めて、皆で勉強していくのが当初の目的の一つでした。そして現在は子供たちとその保護者だけでなく、苦しんでいる大人やその家族、周りの方など、誰もが参加ができる集いを目指して活動しています。

 

 

──少しずつ活動の範囲が広がっているそうですが。

当事者やそのご家族のほか、私たちの支援や考え方に共感してくださる方も少しずつ増えています。皆でネットワークをつくり、現在は、LGBTであることを悩んでいる方や、そのご家族の相談に乗ったりもしています。実際に、中高と不登校だったLGBTの子供が、学校に行けるようになったなどの声もあります。

 

また、LGBTの問題には、その国の伝統的な考え方や宗教、政治なども密接に関わってくるため、海外の支援者が、欧米やアジアなど他国におけるLGBT事情を集いで共有するなどの活動も行っています。

 

この問題は非常にデリケートで、一人ひとりの状況も直面している問題も違います。しかし、ご自分の感じている違和感や苦しみをどう捉えるかで、状況は変わってくると思います。

 

私たちは転生輪廻をくり返し、性別もその都度変えながら、この地上に何度も生まれ変わることで魂を磨いています。この集いで心を少しでも軽くしていただき、現在の困難や苦難にも意味があると捉えていただきたいと願っています。

 

 

◆       ◆       ◆       ◆       ◆       ◆

 

「Just the way you are~LGBTの集い」は、幸福の科学の教団施設・横浜正心館で、定期的に集いを開催。情報共有などのほか、当事者や支援者による個別の悩み相談なども行っている。

 

「Just the way you are~LGBTの集い」メールアドレス: qsainetwork777@gmail.com

 

【関連書籍】

幸福の科学出版 『大丈夫、不登校は解決できる。』 不登校児支援スクール ネバー・マインド編

https://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=1470

 

【関連記事】

2019年1月26日付本欄 大川総裁が広島で講演 「二宮尊徳精神」で国を豊かにし、国を守る力に

https://the-liberty.com/article.php?item_id=15359

 

2019年2月8日付本欄 各宗教界は「同性愛」「LGBT」をどう受け止めているの?

https://the-liberty.com/article.php?item_id=15387

 

2018年8月号 知っておきたいLGBT 7つの知識

https://the-liberty.com/article.php?item_id=14591

 

「ながら聴き」で時事を追う 今週の知っトクNews【ザ・リバティキャスト#35】

2019年02月10日 07時00分21秒 | 日記

「ながら聴き」で時事を追う 今週の知っトクNews【ザ・リバティキャスト#35】

 

 

1週間の記事を「読みきれなかった」「読み逃してしまった」という方のために、特に大事なニュースをトーク形式で、そしてさらに噛み砕いてご紹介・解説いたします。

 

忙しい方、そして、政治経済はなかなか理解できないという方でも、「時代が動いている感覚」をなんとなく感じていただければ幸いです。

 

ぜひとも、通勤、通学、そして家事をしながらなどの、「ながら学習」にお役立て下さい。

 

《テーマ》

  • サッポロ「極ZERO」訴訟に見る「課税いたちごっこ」
  • 国民の借金885万円……っていう言い方もうやめよう
  • 安倍首相が習近平に訪日要請 油揚げに踊るキツネ!?
  • 親中メルケル氏が中国批判 "何か"ありましたか?
  • 一般教書演説で米朝会談はベトナム なぜベトナム!?