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国交省河川カメラ数百台が「乗っ取り」 再エネ電力網への攻撃にも警戒を

2023年03月05日 06時05分05秒 | 日記

国交省河川カメラ数百台が「乗っ取り」 再エネ電力網への攻撃にも警戒を

<picture>国交省河川カメラ数百台が「乗っ取り」 再エネ電力網への攻撃にも警戒を</picture>

 

《ニュース》

国土交通省の近畿地方整備局の河川監視カメラ約260台に、何者かが不正アクセスした疑いがあることが各メディアで報じられています。

 

《詳細》

カメラは、国交省近畿地方整備局のもので、大雨による増水や氾濫などから住民らの早期避難を促すために設置されていました。不正アクセスの疑いがある約260台は、関西を中心とした2府6県に設けられたものでした。

 

1月中旬、インターネット回線の業者から、多くのカメラについて通信量が異常な数値になっているとの指摘があり、確認したところ、外部からアクセスを試みた記録が残っていたとのことでした。

 

そのためカメラは現在運用を休止しており、復旧のめどは立っていないとのことです。

 

この問題を受けて国交省が調査したところ、3日の時点で中国、四国、中部地方の、合わせて70台のカメラでも不具合があるとのことです。

 

専門家によると問題となったカメラは、インターネットにつながったいわゆる「IoT機器」と見られ、セキュリティの脆弱性を突かれてウイルス感染させられるといった「乗っ取り」の被害に遭った可能性があると報じられています。またこのカメラが、別のサイバー攻撃の「踏み台」として悪用された可能性も指摘されています(4日付NHKNEWSWEB)。


左派の牙城・シカゴで現職市長が落選、企業も撤退するほどの治安悪化 マクドナルドCEO「我々の都市は危機に陥っている」

2023年03月05日 06時04分07秒 | 日記

左派の牙城・シカゴで現職市長が落選、企業も撤退するほどの治安悪化 マクドナルドCEO「我々の都市は危機に陥っている」

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画像:Dgmorn / Shutterstock.com

《ニュース》

米バイデン政権はウクライナへの継続支援を強調していますが、国内に目を転じると、治安が著しく悪化し、支持基盤に揺らぎが生じています。

 

イリノイ州シカゴ市では、急進的左派として知られる現職のローリ・ライトフット市長(民主党)が、2期目の再選を目指すも落選が確実となりました。現職が再選を阻まれるのは40年ぶりとのことで、住民による「判決」としてメディアが大きく報じています。

 

《詳細》

ライトフット氏の得票率が17%にとどまった一方、治安改善を訴えたポール・バラス氏(民主党)と、教職員組合の支持を受けたブランドン・ジョンソン氏(民主党)はそれぞれ、33%、20%の得票を記録しました(開票率99%の時点)。

 

過半数を獲得した候補がいなかったため、4月4日、両者の間で決選投票が行われる予定です。

 

ライトフット氏は、シカゴ市長としては初の黒人女性であり、レズビアンであることを公表していました。この度の再選で自身が負けた理由を、性別や同性愛者への差別だとしていますが、急激な治安悪化を受け、住民がライトフット氏の市政に意見をぶつけたとするのが、リベラルメディアを含め大筋の見方です。

 

ライトフット氏は2019年、腐敗防止と治安強化を約束して市長に就任しましたが、新型コロナウィルスの蔓延も受け、治安はさらに悪化。後手に回る形で警察予算の増強を打ち出すも、2021年には殺人件数が1000件を超え、1994年以降で最悪となりました。加えてそうした状況にありながら、ライトフット氏は警察組織に対して、新型コロナウィルス・ワクチンの厳しい接種義務を課すなど、機動力が問われる治安状況を無視するような対応を重ね、市民から強い批判の声が上がっていました。

 

治安の悪化ぶりは、企業がシカゴから本拠地を移すほどです。例えば、米航空機大手ボーイングは昨年5月、本社をシカゴからバージニア州アーリントンに移すことを発表しました。米建設機械大手のキャタピラーや米食肉加工大手タイソン・フーズも同年、本社をシカゴから移転することを発表しています。

 

シカゴを本拠地とするファストフード大手・マクドナルドからも、治安悪化を懸念する声が上がっています。同社の最高経営責任者(CEO) を務めるクリス・ケンプチンスキー氏は昨年9月、シカゴ経済クラブで、「シカゴで一体何が起きているのか?」「我々の都市が危機に陥っているという感覚が広く一般にある」と語り、次のように指摘しました。

 

「我々の店に来れば、毎日それ(無法状態)を最も強く感じられる」「我々の店では暴力犯罪が起きている。(中略)店ではホームレスの問題を目にするし、薬物の過剰摂取が起きている」

 

著しい治安悪化にも関わらず、シカゴ市警は今年3月、「強盗や侵入窃盗、窃盗はここ3年間で記録的な低さだ」「これら全ての犯罪が、ここ50年間で見たこともないほどに減少している」と公表し、さらに市民の反感を呼んでいます(市警長官はライトフット氏が負けた翌日辞任)。