JALとANAの会員情報がサイバー攻撃で流出 情報を組み合わせれば個人を特定できる恐れ
2021.03.10(liverty web)
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《ニュース》
国際的な航空IT会社SITA(シータ)が何者かにサイバー攻撃を受けた影響で、全日本空輸(ANA)と日本航空(JAL)が持つ個人情報が、このほど流出しました。
《詳細》
SITAは、全世界9割の航空会社が使う航空輸送データ企業です。アメリカにあるサーバーが標的にされ、そのサーバーに保存されていた一部の乗客データが流出。この影響で、ANAの「プレミアムメンバー」と呼ばれる上級会員の情報約100万人分と、JALマイレージバンクの情報92万人分がそれぞれ流出しました。
両社は、生年月日、住所、クレジットカード番号などの不正利用につながる情報は含まれていないと説明しています。