酒気帯び運転でひき逃げの吉澤ひとみ被告に懲役2年 アルコール依存を断ち切るには
2018.12.02(liverty web)
《本記事のポイント》
- 酒気帯び運転でひき逃げの元モー娘。吉澤ひとみ被告に懲役2年、執行猶予5年の判決
- 夫の「飲酒量は急激に減っている」という証言から今も断酒できていないと判明
- アルコール依存は日々悪霊に"憑依"されているのと同様。執着を断ち切り更生を
酒気帯び運転でひき逃げをしたとして、道路交通法違反と自動車運転処罰法違反(過失傷害)で起訴されていた元モーニング娘。の吉澤ひとみ被告。11月30日、懲役2年、執行猶予5年の判決が下った。
吉澤被告は9月6日、酒気帯び状態で乗用車を運転し、赤信号を無視して時速86キロで交差点に進入し、男女2人に軽傷を負わせる事故を起こし、救護をせず走り去った。
逮捕当時、吉澤被告の呼気からは基準値の約4倍のアルコールを検出。缶チューハイ3缶や焼酎のソーダ割り2杯を就寝前に飲んだと供述している。
吉澤被告は2000年にモーニング娘。のメンバーとしてデビューした。07年に卒業し、15年に結婚。翌年には男児も誕生し、「ママタレ」として活動していた。事件後、芸能界の引退を発表している。
今も飲酒を続けている吉澤被告
29日の初公判で、大きく問題視されたのは、吉澤被告の夫の証言だ。証人質問で、妻の現在の酒量について聞かれ、「急激に減っています」と答えた。驚いた検察側が「それは全く飲んでないということではない?」と聞き返すと「そうです。急激に減っています」と繰り返したと報道されている。
この証言にマスコミやインターネット上では「あんな事件を起こしておきながら、まだ飲んでいるなんて信じられない」「少なくとも初公判までは禁酒するのが普通」などの驚きや怒りの声が相次いでいる。
そして、吉澤被告が疑われているのが「アルコール依存症」だ。依存症患者は、自らの意思で飲酒をコントロールできず、飲酒を繰り返してしまう。飲酒ひき逃げ事故を起こしても、まだ飲酒を続けていることからも、依存状態に陥っている可能性は非常に高い。
28日に肝硬変で亡くなったコラムニストの勝谷誠彦氏や、飲酒時の強制わいせつ容疑で書類送検され不起訴処分になった元TOKIOの山口達也さんも、アルコール依存症と言われている。芸能人以外でも、酒が手離せず悩む人は多い。
適量の飲酒は人間関係を円滑にし、お祝い事などを彩る欠かせないものだが、アルコールに依存し、毎日飲まずにいられない状態になるのは問題だ。
アルコール依存は毎日"憑依"されているのと同様
さらに、アルコール依存は、霊的にも大きな影響がある。「お酒には、インスタントな霊能者をつくる働きがある」ため、悪霊に"憑依"されてしまうのだ。
大川隆法・幸福の科学総裁は、書籍『地獄の方程式』でこのように記している。
「悪霊は、お酒を飲むと非常に入りやすくなります。それは、夜の十時以降、渋谷や新宿に行って、駅頭や駅のホームなどにいる酔っ払った人たちの姿を見れば分かるでしょう。ああいう姿になると、その辺をうろうろしている浮遊霊等が幾らでも入ってこられる状態になります。そのため、人格がコロッと変わって、何か訳の分からないことを叫んでいたりしますが、本人は、たいてい覚えていません。そういうときには、いわゆる憑依霊現象によく似た状態が起きていて、別人格になるのです」
「そこまではいかない場合でも、会社の帰りに同僚などとお酒を飲んでいる人のなかには、『お酒が一定の量を越すと人格が変わる』という人がよくいるはずです。文字通り、人格が変わっているのです。理性のほうが弱ってくると、霊が入ってきやすくなり、実際に、自分以外の人の霊が入って話しているわけです」
毎日、お酒が手離せない状況は、毎日"憑依"され続けてもおかしくないということだ。吉澤被告は逮捕される前から、たびたびその酒豪ぶりや、酒ぐせの悪さなどが芸能人らによって指摘されていた。毎晩、浴びるように飲酒していたことは想像に難くない。
"憑依"され続けると、心が暗くなり、健康状態も悪くなって、対人関係や仕事、生活にさまざまな悪影響を及ぼす。そして、次第に悪霊と同じ心境になり、地獄の世界に引きずり込まれてしまう。
このような負の連鎖を断ち切るには、「飲みたい」という執着の心をすっぱりと断ち切るしかない。「自分自身で自分をコントロールする」という意思表示を行い、強い思いを出すことが、悪霊に負けないための第一歩だ。
一児の母でもある吉澤被告。育児や仕事、夫婦関係などで悩んでいたとも言われているが、これからは酒に逃げることなく、強い思いで執着を断ち切り、更生してほしい。
(駒井春香)
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