古美術 崎陽

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長崎の歴史~天領時代の長崎~32

2013-06-03 05:35:33 | 長崎の歴史
『町年寄』~22


~長崎奉行との関わり~10


この事件の一方の当事者である

町年寄筆頭の高木彦右衛門貞近は、

元禄10年(1697)に長崎が

銅代物替貿易を経営することになり

代物替会所が設立された際に、

唐阿蘭陀商売吟味定役に任命され、

翌11年(1698)には異国商売吟味定役

ならびに運上銀納方役という

勘定奉行直属の幕吏身分となった。

元禄13年(1700)に代物替頭人と

長崎表御船武具預役という役職に任じられ、

役料80俵の給付と帯刀を認められ、

多数の家来に囲まれて

大名のような暮らしをしていたと言われる。

しかし、事件により彦右衛門は殺害され、

後の裁きで高木家は家財没収の上、

追放の判決を受けた。



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