古美術 崎陽

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幕末期の長崎で活躍した人 後藤 象二郎

2010-03-16 15:55:05 | 長崎の歴史
 
「後藤 象二郎」

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天保9年(1838)~明治30年(1897)

土佐藩士、政治家。伯爵。

農商務大臣、逓信大臣、大阪府知事など。

諱は正本(まさもと)、のち元曄(もとはる)。

象二郎は通称、他に保弥太、良輔。

雅号は暢谷。不倒翁など。



土佐藩の馬廻格・後藤助右衛門正晴の長男として

高知城下片町に生まれる。

少年期に叔父吉田東洋の少林塾にて学ぶ。

安政5年(1858)吉田の推挙により幡多郡奉行、

文久元年(1861)には御近習目付、

その後は普請奉行として活躍する。

だが翌年に吉田が暗殺されるや失脚。

文久3年(1863)に藩政に復帰し、

前藩主山内容堂の信頼を得るとともに、

江戸の開成所にて蘭学や航海術、英学も学ぶ。

元治元年(1864)大監察に就任。

後藤は公武合体派の急先鋒として、

武市瑞山らを切腹させるなど土佐勤王党を弾圧。


    
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