頂白山は仁木町の東側にある標高460.8m(最高点は480m)の山
です。山頂まではすべて林道歩きですが、静かな山が楽しめます。
国道5号線(跨線橋付近)から見た頂白山。右が480mピーク。
概要
登った日 : 2009年11月上旬
コース : 登山口~頂白山(往復)
コースタイム
10:05 登山口 14:45
10:25 送電線下 14:10
11:50 三角点山頂
最高点山頂 13:10
GPSデータ:距離7.4km、歩行時間1時間13分、休憩含んで1時間48分(登り)
平均移動速度 2km/h
装 備 : 日帰り
使用カメラ : Coolpix5000
登山道付近にいた鳥など
ヒヨドリ、ハシブトガラ、コゲラ、ツグミ
登山は黒岳に登って以来、1ヶ月半ぶりでしたが、娘たちを誘うと「行く!」
と言う返事だったので連れて行くことにしました。
私にとっては3年ぶりの頂白山。前回は地図を忘れて、ちょっと不安な登山
をしました。
左の林道が頂白山に通じている(南向きに撮影)。
登山口はフルーツ街道沿いにあります。国道5号線の場合は仁木町から南
に向かい、跨線橋を渡ったカーブにある「さくらんぼ山」の看板を左折する
と、フルーツ街道との交差点が登山口になります。
林道を少しあがった所にも車を止められる場所はありますが、今回は街道
下の道路わきに駐車しました。
ちなみに車でも山頂に行けるようですが、オフロード車(軽が良い)でない
とダメですね。
歩き始める娘たち、正面に見えるのが目指す「頂白山」
山頂の見晴らし以外に見所がなさそうな時期なので、娘たちの読図教育をし
ながら登ることにしました。
まずは最初の休憩ポイントで、地図を開き「どこに居るのかな?」
娘 「わからない」
父 「この黒い点線が道、これが歩きはじめで、ここが目指す山頂」
娘 「?」
父 「見上げてごらん」
娘 「?」
娘 「電線がある」
父 「ほら、この線が、送電線だから・・・」
次の休憩は山頂を右前に見るポイント
父 「あそこに見えるのが山頂、どこにいるかわかるか?」
娘 指で登山道の線をなぞりながら。「わからない」
父 「ほれ、この辺だ。山が見えるのは、こことここだけど、こっちは左
に見えるから・・・」
娘 「・・・」
などなど、数箇所で地図の勉強をしながら歩きました。
途中の道脇にあるガレ場、娘が「ナキウサギが居そうだね」と言ってました。
そういえば、林道では下の果樹園から常にラジオの音が聞こえてました。作業
中に聴いてるには音量が大きいなと思っていたら・・・
後で分かった事ですが、熊よけのためにラジオを大音量で流しているそうで
した。熊鈴は2個付けていきましたが、いざというときにどちらの娘を差し出
すか、悩むでしょうね(笑)。
淡々と登り、最後の山頂に向かう急カーブにて。
後ろを振り返ると大黒山が見えます。
最後の登りを駆け上ると山頂(三角点)。
すっかり秋景色の仁木から余市の平野が見えます。
余市天狗岳(中央右)、稲倉石山(中央左)
山頂ではジムニーで登ってきたおじさんとおばさんにキノコをもらいま
した。
なぜか山頂付近の広場にある便器
その後は最高点がある山道をたどって、最高点を極めてから下山を開始し
ました。
ちょいと疲れたのか阿呆な顔をする長女。
カラマツの紅葉がきれいです。
途中で見つけた種がぎっしり入ったオオウバユリ。
小川の渡渉点では子供に帰って、笹舟や木の枝を流して競争して遊びま
した。
登山開始から4時間40分、7.4Kmを歩いて下山しました。
娘たちは久しぶりの登山で疲れたようです。帰ってから一緒に風呂に入っ
たとき、長女に「山は楽しかったか?」と訊いたら「普通」との返答。
再度確認しても「楽しいときもあったし、辛い時もあった」との事。
今シーズンは最後になるのか、それとも、もう一回ぐらい低山に行けるか
なあ?
(ムキタケ、エノキダケ、ヌメリスギタケモドキ)
おじさんたちにもらったキノコは晩御飯できのこ汁とバター炒めにして
食べました。