
前日に同じ、沼の原大沼から見たトムラウシ山
レトルトでいいので晩御飯にカレーを食べて、のんびりと夕焼けを
見ながら、ウィスキーでも飲みたいですね。
往復40分位の五色の水場で汲んだ冷たい水で水割りにして!
トムラウシ山の事故は悲惨な結果になってしまいました。
私も同じ行程ではありませんが数回歩いた場所でもあり、一つは行程
の厳しさに問題があると思います。
白雲岳からヒサゴ沼は結構長く、翌日トムラウシ温泉まで降りるのは
縦走装備の場合、いくら山では元気な年代でも歩けなくなる人が出る可
能性があるでしょう。まして、低温と強風ならばなおさら。
また、ヒサゴ沼は凹地なので風が弱くて、稜線にあがって強風に気づ
いたとしても、硬い雪渓を降りるのは面倒だったかもしれない。
そして、予定通り降りることがガイドさんのプレッシャーになってい
たならやむをえなかったのか。
通常、グループで登山をする際は行動の決定をリーダーがする。メン
バーとの相談がある場合もあるが、基本的に最終的な判断はリーダーし
て、皆それに従う。
ガイド=リーダーならガイドも強い事を言えるだろうが、あくまで金
をもらっているガイドという立場では・・・
それと、小屋のみを当てにしたツアーはいいのでしょうか? 確かに
北海道の山は小屋が少なくトイレの問題もありますが、ドヤドヤと大勢
でやってきて小屋を占拠するのは、よくないと思います。
さらに、万が一のときに避難する装備を人数分持ち合わせていたのか?
ツアーであっても個人が防寒対策やビバークの装備に責任を持つべき
でしょう。そして「リスクがある行為」をしていることの自覚が、絶対
に必要です。
自分も人を誘って山に行くので、今回の事故を教訓にしたいと思います。