広島を追うチームはいるのか
プロ野球がおもしろくない。セ・リーグのことである。
広島が49勝43敗1分、勝率0.59で首位。あとの5チームはすべて負け越してどんぐりの背比べ状態。2位ヤクルトとの差が8.5ゲームである。
交流戦でパ・リーグに白星をそうとう献上した傷跡といってもいい。
弱い5チームから抜け出て1強の広島に挑むチームがない。弱いもの同士が星のつぶし合いをしている。これじゃあセ・リーグの優勝は決まったも同然ではないか。
きのう巨人VSヤクルトを途中まで見ていて嫌になって寝てしまった。プロ野球のチーム同士の試合ではないような気がする。いま盛り上がっている都市対抗野球のトップチームとセ・リーグの弱い5チームはやるほうがいいのではと妄想してしまった。
弱いとどうでもいいことを長い時間をかけてやっているように見えてしまう。勝つためにやっているのかと思ってしまう。
たぶん先ごろ盛り上がったサッカー・ワールドカップの影響もありだろう。トップレベルのサッカーのスピードを見ているうちに、ひとつひとつの動作に休止をともなう野球がかったるくてならなくなった。
セ・リーグの5球団は首位争いを下りて2位3位に食い込むことに戦略を変えるだろう。すると現行の首位、2位、3位で日本シリーズ出場権を争うシステムはいっそうつまらないものになる。
勝率が5割を割るチームが広島を食ってしまいそのチームがパ・リーグの勝率5割8分のチームを食ってしまったら……考えるだに悪いシステムである。
1強のほかすべて弱いのはセ・リーグのみならず自民党も同様である。自民党もおもしろくない。首位を脅かす存在はいないのか。群雄割拠まで望まない。項羽に対して劉邦がいたような構図にならないのか。
セ・リーグはまったくつまらなくなった。
今日も早寝するか。
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