天地わたるブログ

ほがらかに、おおらかに

府中市生涯学習センター俳句講座

2014-01-23 01:09:09 | 身辺雑記
きのうから府中市生涯学習センターにて俳句講座を担当することになった。
1月22、29日、2月5、12、19、26日の6週間コースの初日にあたり、はたして何人来てくれるかずっと気になっていた。
妻の通うどこかのバレエ教室は4人とか。「5人もいればまずまず、7人いたら上出来、10人の大台に乗ったら花丸」と妻はいう。
おととい担当者から8人と聞きそうとううれしかった。

いざ本番を迎えると10人参加してきてくれた。名前を覚えきれないほど。
俳句を書いたことのない人が4人いる中で結社に入っている人が2人もいる。驚いてどこの結社か聞くと「鷹です」との答えにびっくり仰天。
よもやわがはいの結社からそれも同人2人が参加するなど予想だにしなかった。そういえばどこかで見た顔である。世の中は思いもせぬことが起こるから楽しい。

教科書は藤田湘子著『新版20週俳句入門』(角川学芸出版)。
特に型・その1は湘子が「俳句のふるさと」というほど重視し、小川軽舟主宰も「型・その1はいちばん好きな形」というほどのオーソドックスなもの。
この型の解説を初日に費やした。

俳句の定義とは、音数の数え方について、<や>で切っても上五に季語でない場合のことなどなど、受講生から活発な質問が出てありがたかった。質問はやる気のバロメーターでありそれが出ない会は自由な雰囲気でないことになる。
20週俳句入門を6週間でこなそうとしている。
宿題は型・その1で次週までに2句作ってくること。
「歳時記ってなんですか」という人がさてどんな句を持ってくるか楽しみである。

終わってからみなさんの顔がほころんでいるように感じる。それがうれしい。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 川柳俳句野合時代か… | トップ | 鷹中央例会新年句会 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

身辺雑記」カテゴリの最新記事