天地わたるブログ

ほがらかに、おおらかに

天地わたるの天ぷら記念日

2021-02-16 12:48:07 | 身辺雑記



朝、長靴を履いて「ほまち畑」に繰り出した。畑といっても黒鐘公園西のはての根岸病院の敷地に隣接する荒蕪地である。笹と蕗と灌木が争っていて今年は笹を刈ってないのでこれが優勢。
劣勢の蕗だが花を42個も出していた。重さはそうないが壮観。


黒鐘公園西のはての荒蕪地

今日はこれを天ぷらにするのがテーマ。油を買ってきて鍋で煮ていると、アパートの補修に来ている青年(作業員)が管理人室にきて見られた。トイレが管理人室にしかないのである。彼は青森の出身でふきのとうを見て故郷を思い出し、東京の管理人にやけに野生があるのに驚いたようだ。


これぞ天然食材

天ぷらは生れてはじめてやる。
天ぷらをするのを今年のテーマにしている。手始めは、ふきのとう。これが出るのをずうっと待っていた。天ぷらは妻から禁じられている。台所を油で汚すのを警戒し、夫に朝食・昼食ほか夕食の準備も任せていながら天ぷらは許されていない。
けれど春から初夏にかけて出るあまたの山菜、野草など食べるのに天ぷらは絶好の料理法。これなくして野生を食べることはできない。
家の台所でなければいいわけでアパートの管理人室での天ぷらを去年の暮から考えていた。

天ぷらはむつかしかった。
ふきのとうが油でべちゃべちゃになった。おまけに辺りが油で汚れ紙を何枚も使った。妻が天ぷらを許さない理由もよくわかった。
けれどこれからである。俳句よりむつかしい天ぷらをどんどんやる。俳句と一緒でやらなければ成長しない。
天ぷらは小学校で教えてもいい科目。むかし、家庭科でチクチク縫うのとボタン付けを習った。これは今役だっている。家庭科という科目はもっと重視してよく、とくに料理には力入れるべき。まあ家庭科でやるより家庭でやるべきで、女の子・男の子という区別なしで特に天ぷらは習得させるべきだろう。野のものを食うのに必須である。
天ぷらにより食えるものはぐんと広がる。それは視界が広がり自由になることである。


本日の昼食。左は胡桃かけ豆入り玄米。あまったふきのとうは夜も食べる
コメント (3)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ジェイクとシャリース~僕は... | トップ | 天地わたるの伊勢参 »
最新の画像もっと見る

3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
油温が (塩爺)
2021-02-16 17:58:38
ほう、もう出ましたか!多摩産の蕗の薹が。天ぷらにするのは大賛成ですが、衣付けや油温の調整がちと難しいようで。そのまま刻んで、みそ汁に散らしては?
一碗に野の香を散らすふきのたう 
返信する
温度が低かったせいかも (わたる)
2021-02-16 18:58:53
火の出ない電熱器は温度が低いのかもしれません。
火力の問題かもしれません。さて、どうするか。
返信する
カセットタイプの (塩爺)
2021-02-16 19:53:03
お安いことです。カセットタイプのガスコンロを使うことです。これだと、川べりに携帯し、その場で摘んだ蓬を天婦羅にしていただくこともできます!
返信する

コメントを投稿

身辺雑記」カテゴリの最新記事