28日会った句友から「疲れているみたい」と言われたが自分はそのとき元気だと思っていた。
その人の目は確かだった。翌日から咳が出始めた。喉がいがらっぽく、くしゃみも連発する。熱は出ないのでコロナ、インフルエンザ他ウイルス感染症ではないと思う。気候の変わり目、気温の乱高下に体がついて行けない感じ。3日の結の子守りは頭痛でできず、ばばにお願いした。9月はじめまで優勝する勢いであった広島カープの凋落を思った。
常用している血圧降下剤が切れるきのう、かかりつけのJクリニックを受診した。咳とくしゃみを訴えたが医師は聞いていなかったのか処方していないことに薬局で気づいた。薬剤師が気を利かして電話で医師と話して、ツムラの「小青竜湯」を出してくれた。けれど卓効がない。
あたりを見回すと、去年3月31日に処方された「デオフィリン」と「ビラノア」の飲み残しがある。調べると咳止めの薬。西国分寺のYクリニックに受診したことを思い出す。
Y医師にかかったのは寒さが終る春だったか。やはり同様の症状で行った。
Y医師はアレルギーが得意でいつも「アレルギーです」というので信用していない。けれど咳を収めるのは薬よりも水をたくさん飲むこと。1日1リットル水を飲めば治るという。ただし珈琲、煎茶はだめ。それを飲んだらそれ以上の水を飲みなさい、という。そんなにいろいろ飲めないのでそのときは水ばかり飲んだ。すると三日で咳がピタッと止まった。そのときY医師をはじめて信用した。
今日Y医師を訪ねて咳止めを処方してもらおう。水をたくさん飲むとおしっこへすぐ行きたくなってかなわない。
今日は土曜日、通常なら結を見る日だが、静養する。静養できる。
マカオから結の母の父母、結のじじばばが来日している。すでに1週間になるが彼らはまだ2週間は滞在するらしい。李さんというのだが、えらく金持ち。娘が日本の男と結婚してマカオを離れることに異を唱えなかったのは東京に遊ぶ拠点ができるのを喜んだのかもしれない。1年に2度は東京へやって来て長期滞在する。ホテル滞在は落ち着かないのか定宿は娘の家である。
ここを拠点に日本の方々へ旅行する。貧乏で遠くは行かない小生より日本のあれこれを知っていそうである。
彼らはきのうから明日までどこかの温泉地をレンタカーで訪ね歩くらしい。旅へちょこまかするガキ2人を連れて行くのはたいへんと思うが彼らはにこにこしている。孫は可愛いらしい。
彼らはほんとうにいいとき来てくれた。おかげさまでしっかり休める。