天地わたるブログ

ほがらかに、おおらかに

ああ巨人の夏の夢

2024-08-12 05:48:53 | スポーツ
撮影:松永渉平(サンケイスポーツ)


きのうの中日-巨人19回戦、巨人のエリエ・ヘルナンデス外野手(29)が負傷交代した。
巨人が2-0で優勢であった五回1死。木下が放った打球をスライディングしながら捕球をしようと試みた際に、左手首を負傷。そのままグラウンドで苦悶の表情を浮かべて倒れこみ、駆け付けたスタッフらに担架で運ばれた。骨折であった。
ヘルナンデスはレンジャーズ傘下3Aにいた選手で来日した。出場すると試合前時点で打率.294、8本塁打、30打点を記録。6月14日から3番に固定されるほどの活躍をした。あまた来る外人助っ人だが活躍するかどうかは馬券を買うほどあてにならない。その中で彼は掘り出し物であった。
彼が骨折と知ったとき、ああ巨人に優勝はないなあと思ってしまった。いまいち頼りない巨人打線の救世主であった。打線の中で計り知れないダメージであり、阿部監督が「俺も痛いよ」といったのがよくわかる。
今シーズンのセリーグのペナントレースは広島、巨人、阪神のみつどもえでスリリング。打線に花のない広島が投手力で踏ん張っている。打線に花がないのだが全員がつなぎに徹していて簡単に凡退しない。しつこく食いついてきて相手投手にたくさん球を投げさせて疲れさせる。めちゃくちゃ嫌なチームになっている。ヘルナンデスが出られなくなって優勝の一番手に広島がいるのではないかと思う。
それほど巨人にとって痛いヘルナンデスの骨折である。
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