6月1日(木)
運動場での様子です。今日は晴れていて、外が気持ちよく、子どもたちが沢山遊んでいました。おにごっこ、バスケットボール、ドッジボール、サッカーのミニゲーム、草花を探していたり、外に出てお話を楽しんでいたりと、遊び方もそれぞれです。
子どもたちにとっては、とっても大切な休み時間です。休み時間はできるだけ長く遊びたいと思うのがごく自然なことなのではないでしょうか。
運動会が終わると、ちょっぴり気持ちが緩みがちで、こうした休み時間から授業時間の隙間に、「まだいっか」とか、気の緩みが、「授業時間に間に合わない」「廊下を走って移動する」などとした姿で現れることがあります。
「今日はどうかな?」と運動場を見ていました。すると、奥のバスケットボールで遊んでいる高学年の子たちが、なにやら会話をして、校舎の方に戻ってきました。まだ予鈴はなっていませんが、時刻は10時40分になろうとしているところでしょうか。(本校の25分休憩は、10時20分~10時45分です(予鈴が10時40分に鳴ります。))
きっと「そろそろ戻ろうか」などと話していたのではないかと思います。 高学年がこのようにして動くと、運動場の空気が一瞬時計に集中します。高学年の動きを見て、「そろそろ戻るわ」「先に抜けるね」と校舎へ戻っていく子が増えていきます。そのタイミングで、予鈴もなりました。
高学年がもどり始めて、
みんな戻ります。
予鈴で戻れたら、それでいいと思いますが、「予鈴を聞いてから戻る」のと、「戻る気持ちにしてから予鈴を聞く」のでは、次の準備に対する気持ちの余裕が変わってくるような気がします。気持ちに余裕があると、廊下で走る必要もないですね。高学年の行動をきっかけに、運動場に出ているみんなの「時間を守る意識」がつながっていることが見えた場面でした。
運動会が終わって気を緩めるのではなく、運動会練習での時間通りに移動する習慣を、こうして継続しているところも素晴らしいですね!