『ブロード街の12日間』
デボラ・ホプキンソン/著 千葉茂樹/訳 あすなろ書房 2014年発行
ロンドンで、「青い恐怖」と呼ばれるコレラが発生。
泥さらいの少年イールの周りでもバタバタと人が倒れていく。
この伝染病の原因は悪い空気なのか?
イールは、スノウ博士の助手として街をかけまわり、頭をフル回転させて、真実に迫っていく。
1854年のコレラ大発生の史実を元に描かれたスリリングな冒険物語。
※ブックリスト「YomoYomo2022」より
『みどりいろのたね』
たかどのほうこ/作 太田大八/絵 福音館書店 1988年発行
まあちゃんは、えんどうまめのたねをまくとき、うっかりメロンあめもうめてしまいました。
さあ、まめとあめがつちのなかでにらみあい。
※「2010年度 箕面・世界子どもの本アカデミー賞」絵本賞ノミネート作品より
『ひみつのおばけ一家 1 学校おばけをやっつけろ!』
石崎洋司/作 はんだみちこ/絵 岩崎書店 2021年発行
会木(かいき)小学校におばけの女の子・死神霊子(しにがみたまこ)が転校(てんこう)してきました。
でも正体はみんなにひみつです。
ある日、霊子が学校おばけのスイッチをおしてしまい、学校はおばけだらけに!
友だちといっしょに、おばけをしずめることができるかな?
※ブックリスト「よんだ?よむぞう!2022」より
箕面市の小学校、中学校の図書館は、子どもたちが学校にいる時間は、いつも開いていて、休み時間や放課後も利用することができます。
あたりまえ!と思うかもしれませんが、以前は、あたりまえではなかったのです。
箕面市では、1992年度に小学校1校に「学校図書館司書」が入ったのを最初に、少しずつ司書がいる学校が増えていきました。
そして、1996年度に全部の小学校に司書が入り、1998年度には全部の中学校にも司書が入りました。
司書が入る前は、図書館を使うときだけ先生がカギを開けていたんですよ。
今では司書がいて、いつも開いている図書館は、あたりまえ!
「本を読みたい!」「調べものをしたい!」「楽しいことをさがしたい!」というときには、いつでも図書館にどうぞ。
司書がお待ちしています。
「箕面・世界子どもの本アカデミー賞」は、箕面の子どもたちが大好きな本に「ありがとう」の気持ちをこめておくる賞です。
〇絵本賞…絵本におくられる賞(小学1・2年生が選びます)
〇作品賞…作品(本)におくられる賞(小学3~6年生が選びます)
〇主演賞…本の主人公におくられる賞(小学3~6年生が選びます)
〇YA(ヤングアダルト)賞…中学生に支持された作品におくられる賞(中学生が選びます)
各賞のノミネート作品は、箕面市立図書館のホームページをチェックしてみてくださいね。
7月の投票に向けて、学校も市立図書館もノミネート作品を紹介したり、貸出したりしています。
どんどん読んで、自分のお気に入りを見つけてくださいね。