昨日は、奈良の学園前まで『酒井抱一』の展覧会を観に行った。
初めて降り立ったのだが、近鉄の学園前の駅に降りると、帝塚山学園がド~ンと目の前に聳えていて驚いた。
美術館は、そこから歩いて6分ほどの静かな住宅地の中にある「大和文華館」というところだった。
広くて清潔で贅沢な空間の中で非日常のゆったりまったりした時をすごした
酒井芳一の江戸情緒の粋で華麗な屏風や掛け軸を観て、ため息が出そうな、しばしの至福を感じていた。
もしも、あんな野の草花が描かれた素晴らしい屏風が置けるような家に住めたら、どんなふうだろうなと、途方もない空想をして楽しんだりした。
その後、また、電車に乗り、奈良まで。
ならまちで、昼ご飯を食べ、抜かりなく奈良の地酒もいただいて、昼間から良い機嫌でならまちのあちこちを散策した。
奈良に来たのは本当に久しぶりだ。
ここは随分時間がゆったり流れているなあと感じた。
命の洗濯と言う言葉がぴったりのひとときを過ごせて夫と私はまったりと満足して帰宅したのだった。
ところで今日は、台風19号の到来で、今しがたも凄い雷が1発。
いつもの夕方と違って、中津浜線を通る車の量も少なく、雨の中を注意深く走っていくように見える。
明日は警報が解除になっていたらいいのだが…
U小学校に仕事にいけないと困る。
木莉
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