氣楽亭 日乗

大阪生まれで奈良県広陵町の長閑で氣楽な田舎暮らしの氣功師が氣ままに綴る懐かしい昭和の年代記です。

おとなの漫画

2005-09-20 07:58:29 | 懐かしいTV番組
昭和35年にKTV関西テレビで月曜日~土曜日のお昼12:50~12:55まで「おとなの漫画」を見ていた。
クレージーキャッツがその日のニュースを題材にした風刺コントを演じます。
たった5分間のコントでしたが面白かった。
構成作者は、すぎやまこういち、青島幸男、永六輔、などです。

今から思うと不思議なんですがこの時間帯は学校に居てTVは見れない筈・・・
中学生なら昼休みに塀を乗り越えてお好み焼き屋で見たのかな?
小学生の時は休みの日にしか見ていない筈です。

中学生の時は吹奏楽部に所属していて練習の始まるまで「おとなの漫画」のテーマー曲をフザケてよく演奏して遊びました。
パッパ・パッパ・パッパ・パッパ~パッパ・パッパ・パッパ・パッパ~
私のパートはユーホニュームです。

シャボン玉ホリデー

2005-09-19 09:11:59 | 懐かしいTV番組
昭和36年にYTB読売テレビで毎週日曜日の夜6:30~7:00まで「シャボン玉ホリデー」を楽しみにみていた。
牛乳石鹸提供の番組でオープニングに「モ~オ~!」という牛の鳴き声が有る。
ザ・ピーナッの「シャボン玉~ルルルル~」軽快な主題歌で始まります。

ポップスとギャグコントの楽しいバラエティでした。
出演者はクレージイキャッツ、ザ・ピーナッ、スリーフアンキーズ、中尾ミエ、布施明、小松政夫、なべおさみ、などです。
作者の青島幸夫も「青島だ~」のギャグで人気が有りました。

クレイジーキャッツは全員が映画、舞台、TVに大人気です。
谷啓の「ガチョン~」や植木等の「お呼びでない?こらまった失礼~」など流行語になるギャグの宝庫でした。

ギャグが決まると全員が「ハレホロヒレハレ~・・・」とずっこける場面が今でも眼に浮かびます。

バラエティショーの最後はザ・ピーナッのスターダストが流れハナ肇が出て来てザ・ピーナッの二人から強烈な肘鉄をくらう。
肘鉄を食らったハナ肇の歯と眼玉と鼻の穴をむき出した可笑しな顔で終わる。

当時の私は日曜日には「てなもんや三度笠」を見て「シャボン玉ホリデー」を見るのが日曜日のゴールデンタイムだった。

てなもんや三度笠

2005-09-18 09:36:16 | 懐かしいTV番組
昭和37年にABC朝日放送で日曜日の夜6:00~6:30まで毎週「てなもんや三度笠」を楽しみに見ていました。
あんかけの時次郎(藤田まこと)、珍念(白木みのる)、駒下駄茂兵衛(香山武彦、美空ひばりの実弟)のお惚け三人組が幕末の街道で繰り広げるコメデイです。
準レギュラーに蛇口一角(財津一郎)、鼠小僧(南利明)らが出演しました。
主題歌は「雲と~いっしょに~あの山越えて・・・」です。

番組提供は大阪堺の前田製菓で公開生放送のCMが話題になり大人気でした。
番組が始まる前、ゴ~ンと鳴る寺の鐘の音とともに時次郎が辻堂の扉を開けて出てきます。
そこに場違いな扮装(毎回扮装が変わる)をした人物が出てきてショートコントで時次郎に斬られる。
斬った後に時次郎が「俺がこんなに強いのは~あたり 前田のクラッカ~!」と言いながら懐から前田製菓のクラッカーを取り出し見栄を切ります。
このCMが流行に流行って大人気と成りました。

切られ役は的場剣友会の主催者である的場さんで真面目でトボケた味が有る。
有る時は現代の消防士の扮装で出たり女形で出てみたり楽しみでした。

怪浪人、蛇口一角を演じた財津一郎の「・・・チョウ~ダイ!」「サミ~シ~イ!」などのギャグも人気が出て出世作になる。
鼠小僧を演じた南利明の名古屋弁も可笑しくて人気がでた。

大阪発の連続マゲ物コメデイで忘れられない「てなもんや三度笠」です。

スチャラカ社員

2005-09-17 01:12:02 | 懐かしいTV番組
昭和36年にABC朝日放送で毎週日曜日のお昼12:15~12:45まで「スチャラカ社員」を見ていました。
「スチャラカ社員」はABCホールからの公開生放送です。
海山物産が舞台のサラリーマン喜劇でした。
女社長(ミヤコ蝶々)支店長(横山エンタツ)課長(人見きよし、のちに長門勇に代わる)社員は中田ダイマル、ラケット、川上のぼる、藤田まこと、白木みのる、OL、長谷百合のちに藤純子に代わります。

女社長が会社に現れる時だけ社員は一生懸命仕事をしているフリをするが外出すればたちまち皆でダラケるグータラ社員揃いのサラリーマンコメデイである。

人見きよしの「ほ~んと ちぃ~とも 知らなかったわ」と言うセリフがギャグになり流行語になった。
役が代わった長門勇のとぼけた岡山弁「おえりゃ せんのぉ~」も新鮮で流行語になります。
藤田まことは何かと言えば「長谷く~ん」と呼びつけ迫りました。
今ならセクハラで訴えられるかも?

長谷百合に変わる藤純子(寺島純子)は四条畷高校の学生デビューでした。
東映の名プロデューサーの娘さんで「緋牡丹博徒」で主演を勤めます。
緋牡丹のお竜は壮絶な立ち回りとストイックで妖艶な色気で大人気に成りました。
しかし梨園の御曹司である尾上菊之助(現菊五郎)と結婚し芸能界を引退します。
嗚呼ぁ今は藤純子の娘の時代なんですねぇ・・・お母さんの方が何倍も綺麗でした。

ナショナルキッド

2005-09-16 08:40:32 | 懐かしいTV番組
昭和35年にABC朝日放送で毎週木曜日の夜6:15~6;45まで「ナショナルキッド」を見ていました。
青年科学者、旗竜作が「ナショナルキッド」の普段の姿で有る。
「ナショナルキッド」はアンドロメダからの使者でエロルヤ光線銃で武装。
鋼鉄の体で弾丸を跳ね返しジェット機よりも早く空を飛び地底王ネルコンと戦う。
マジックラジオのコールで現れる正義の味方の「ナショナルキッド」はヒーローでした。
主題歌は「雲か~嵐か~稲妻か~平和を愛する~人の為~・・・」です。

しかし番組提供が松下電器(ナショナル)で主人公の「ナショナルキッド」は今で言うタイアップ広告が主人公や番組の名前に使われていて何か変でした。
「とんま天狗」の大塚製薬との関係も似ていましたが・・・
「ナショナルキッド」は露骨です。
面白くなくなって最後までは「ナショナルキッド」を見ませんでした。
子供の心理は複雑で面白いものです。

白馬童子

2005-09-15 01:03:26 | 懐かしいTV番組
昭和35年にMBS毎日放送で「白馬童子」を見ていた。
何曜日の何時からかは忘れて思い出せません。
実は昭和35年の日記帳が無いのです。(ネタ本です)

「白馬童子」こと葵太郎(山城新吾)は将軍のご落胤で白装束に白覆面、白い獅子頭をなびかせ愛馬、流れ星に乗る。(今思えば白装束は怪しい・・・)
「白馬童子」は愛刀、日輪丸で必殺電光二刀流を使い悪人供を成敗します。

主題歌は「チャン~チャン~チャンバラリン~チャン、チャン、チャンバラ~チャン、チャンバラリン~白馬~童子が飛んで行く~さあ~大変だ~大変だ・・・」
何が大変なのか解らない不思議な主題歌でした。

東映の劇場用映画でも「白馬童子」を見た思い出が有ります。
山城新吾さんの出世作品ですが「白馬童子」の人気の余り後が続きませんでした。
のちに「仁義無き戦い」で山城新吾さんを見て驚きます。
二枚目の変身とイメチェンに「白馬童子」の正義の味方ヒーローの面影は無かったのです。

海底人8823

2005-09-14 08:25:46 | 懐かしいTV番組
昭和35年にKTB関西テレビで日曜日の夜6:15~6:45まで「海底人8823」を偶に見ていた。
主題歌は「その笛吹けば~飛んで~来る~・・・」だったと思います。
8823が地上で死にそうなところを勇少年に助けられる。
ヒローが少年に助けられるなんて・・・戸惑いました。
勇少年が助けたお礼に30000サイクルの笛を貰います。
音は聞こえない特殊な笛でした。

最初に見た印象が弱いヒーローで余り面白く無かったので真剣には見ません。
主題歌の最後の部分「8823~海底人~」と歌うところを替え歌にして歌っていました。
その替え歌は「8823~最低人~」という残酷な歌でした。
子供は酷い事を平気でしてしまう・・・
「海底神8823」を馬鹿にする為に見ていた記憶しか有りません。
しかし今は懐かしい思い出なんです。

ホームラン教室

2005-09-13 08:03:01 | 懐かしいTV番組
昭和35年にNHKで毎週土曜日の夜6:30~7:00まで「ホームラン教室」を見ていた。
5年1組の野球チームを中心としたホームドラマです。
大川ベーカリーの子供、大川トオル(小柳徹)が主人公でお父さん役は(牟田俤三)でした。
チームメイトにはニックネームが有り主人公のトオルはアンパンです。
他にはミドリ、トチ、クリ、ガリ、ネズミ・・・だったと思う。
主題歌はうろ覚えですが「2ダウン~満塁~チャンス~だぞ~・・・」です。

小柳徹は映画でも活躍しました。
「ゲンと不動明王」で主人公のゲンを小柳徹が演じています。

しかし 昭和44年に第三京浜国道で交通事故を起し亡くなりました。
未明の自損事故で白いサンビームというイギリス製のスポーツカーを運転中に国道の側壁に激突炎上するショッキングなニュースを覚えています。
小柳徹さんのご冥福を祈ります、合掌。


とんま天狗

2005-09-12 10:06:21 | 懐かしいTV番組
昭和34年にYTV読売テレビで毎週土曜日の午後1:15~1:45(昭和35年10月からは夜7:00~7:30)に「とんま天狗」を楽しみに見ていた。
主題歌の「とん・とん・とんまの~天狗~さん とんまで~オセンチ~おひとよし・・・姓は~オロナイン~名は~ナンコウ・・・」で始まる「とんま天狗」は眼鏡をかけた人気者、大村昆が主役でした。
番組提供は大塚製薬で「とんま天狗」の名前が主題歌にも歌われている尾呂内楠公です。
鞍馬天狗のパロデイで爆笑喜劇TVドラマでした。

共演の芦屋小雁は新撰組の近藤勇造(こんどゆうぞう)で極長の刀を差している。
彼は小柄で刀の鞘が地面に着くので鞘の先に車が付いていた。
しかも其の刀を抜くと刃は短い短刀なのだ。
毎回「とんま天狗」に斬られて「キラレタヨ~」と子供言葉で言うセリフに爆笑した。
芦屋雁之助は土方大三役で出演している。

「とんま天狗」が刀を抜く時と鞘に収める時に片手でクルリと廻すしぐさに人気が有りチャンバラ遊びをするときに真似をした。
大阪の子供達はナンセンスギャグが大好きでコメデイの大フアンです。

風小僧

2005-09-11 07:42:54 | 懐かしいTV番組
昭和34年にMBS毎日放送で毎週火曜日の夜7:00~7:30まで「風小僧」を見ていた。
主題歌の「雲は~飛ぶ飛ぶ~木の葉は~騒ぐ~・・・」で始まります。

主人公の「風小僧」は(目黒裕樹)で「風小僧」を助ける疾風之助が(山城新吾)でした。
「風小僧」はお家の再興をはかる若様で残された財宝を探しながら諸国を巡ります。
山城新吾が認められたTVドラマでした。
しかしシリアスな時代劇は子供達にはあまり人気は出なかったのです。
なんと言ってもコメデイやヒーロー特撮物に人気は集中しました。